乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

「リゾート21」30周年

2015-07-18 | 静岡県
 急に温泉に行く話が持ち上がり伊豆に向かうことになりました。この暑いのに温泉?とも思ったのですが考えてみれば暑い台湾に行ってもあればなんとなく温泉に入ったりもしますし、韓国では「以熱治熱」と言って夏に参鶏湯や補身湯を食べたりするくらいですから温泉で「以熱治熱」というのもありではないかということにします。
 そんなわけで熱海に出向き伊東線に乗り換えようとしたら見えたのがリゾート21です。そういえば長いこと乗っていませんでした。


 リゾート21は1985年の登場から30年経ち初期に製造された車両は既に廃車されています。リゾート21という名前は懐かしいというかずいぶん時代がかっている感じがしますが、今は21世紀なのだからむしろふさわしい名前になったという前向きな考え方もできそうです。せっかくなので階段状に座席が並ぶ展望室の最前部に陣取りました。


 丹那トンネルに入る東海道線と来宮で分かれ単線の伊東線を進みます。リゾート21同士の交換を経て電話は4126やなぜかプリント基板が頭に浮かんでしまったりするサンハトヤを見つつ伊東に着いたら伊豆急の運転士さんに交代です。


 伊豆急に入って東急っぽい喚呼を聞きながらかぶりついているとそう古くない路線にしては警報機・遮断機のない小道の踏切が多く目につくので意外な気がしました。もっともそう古くないというのは東海道線や伊東線と比べてであって伊豆急の開業は1961年ですからもう半世紀以上の歴史を経ているのですが。


 車庫のある伊豆高原で降りると「アルファ・リゾート21」が見えました。これで3種のリゾート21を見たことになります。


 伊豆高原駅ではリゾート21登場30周年記念イベントの広告が多く目につきました。21世紀になってからはJRの115系、東急8000系と古く地味な車両の投入が続いているのでまだ当分はリゾート21が伊豆急の代表車両であり続けそうです。


 高原と名がつく駅ながら標高は100mに満たず海に近いのはちょっと妙な感じもしますがこれは新興住宅地の駅名に丘・野・台が多用されるようなものでしょうか。ともあれなんだかリゾート21が目的で来たような気分になってしまってから本来の目的の温泉に向かいました。

(次回につづきます。)

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