乗った後の景色

電車・気動車・バスに乗ることが好きな乗りマニアによる旅行雑ネタブログです。

エアアジアの国内線

2012-09-12 | 北海道
 今年からLCC(ローコストキャリア・格安航空会社)2社(エアアジアとジェットスター)が成田空港発着の国内線に参入し気軽に乗りやすくなっています。この動きにあわせ東京駅~成田空港間に格安バス前回も登場しているので両者を乗り継いで千歳まで行ってみることにしました。

 特にこだわりはないので2社のどちらでもよかったのですが、空席の都合でエアアジアに決まりました。広告はとにかく赤で押してきます。


 成田空港第2ターミナル北(2番乗り場)でバスを降り、ターミナルに入ってエレベータで1階に下りるとすぐにチェックインカウンターです。セルフチェックインの機械が並んでいます。

 ここを使えるのは出発1時間前までで、有人カウンターなら45分前までチェックインが可能ですが利用には別料金が1000円かかるというシビアな仕組みです。ただし公式サイトからチェックインし搭乗券を自分のプリンタで印刷して持って行けばそもそも空港でチェックインする必要がありません。私もその方法をとったのでセルフチェックインの機械・有人カウンターどちらのお世話にもなりませんでした。
 なお無料で持ち込める荷物は機内持ち込みの範囲内のみで預けると有料です。この場合まずチェックインし搭乗券を手にしてから「手荷物受付カウンター」に行って荷物を預けます。今回は無料持ち込み範囲のみで使っていませんが。

 案内類はホワイトボードにペンで書くというシンプルなワザが多様されあっさりしたものです。こういう軽快さは悪くないと思いました。



 時間になり保安検査を抜けると「沖止め」の飛行機に行くバスに乗るまでの待合スペースへ移動します。


 半野外というべきか軒下だかテント状の仮設っぽいところで冷房はありません。


 まだ結構残暑が厳しい時期ながらもともとそう長くない待ち時間なのと扇風機や冷水機、さらにうちわがあってそれなりに過ごしやすい感じでした。


 この待合スペースにあるトイレは「バイオトイレ」という水洗でないものなのでちょっとびっくりです。とは言えキレイで別に問題はないのですが。男女共用のものがたった一つしか設置されてないのであくまで緊急用という感じなのでしょう。(そもそもトイレが存在する旨の表示がありませんでした。)バスに乗る直前になって何人も重なったら困りますから保安検査の前に済ませておいた方がよさそうです。

 あとはバスに乗って飛行機に向かうだけです。

「鶴丸」の向こうにエアアジアが見えてきました。


 乗ってしまえば成田から千歳まで1時間半くらいなのであっという間です。エアアジアは機内での飲食が有料かつ持ち込みしたものの飲食は禁止というのでへーと思いましたがそれもあまり関係のない話でうつらうつらしていたら着いてしまいました。気がついた点は到着が近くなると乗務員さんが揃って合掌で挨拶していたことくらいです。


 というわけで強烈に印象に残るという点は特にないのですがシンプルで軽快な雰囲気には好感を持ちました。エアアジアのみならずLCC各社のさらなる展開が楽しみです。

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