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【ひき逃げ】と『当て逃げ』

2016年12月14日 | 交通違反
けっこう勘違いされている人が多いようですが
【ひき逃げ】というのは人身事故を起こして現場から立ち去ることです。

もちろん犯罪行為には全部《構成要件》といって
完成するために必要な条件というのがあるので、
個別の事案で判断されますが、ここでは原則論と考えてください。

よく「ちょっと当たっただけの接触事故だから当て逃げ」と考えている人もいますが
確かに誰も乗ってない車に接触して逃げたらこれは『当て逃げ』です。

しかし怪我をした人がいた場合、
現場から離れる行為は【ひき逃げ】になってしまいます。

この〔被害者の怪我〕というのは軽傷とか重傷というのは関係なく
ただ「あった」「なかった」しか判断基準になりません。

軽い怪我でもひき逃げになりますので
事故現場から立ち去るのは絶対に駄目なのです。

ちなみに違反点数はひき逃げが35点、そこに被害者の怪我によって点数が加算されますので
合計ではとんでもない点数になってしまうのです※怪我の点数は付かない事もあります。

というのが一般的な机の上の法律の話。

それでは実際にひき逃げの理由で相当数に上るのはというと
《酒気帯びがばれたくなかったから》
というわけで実務的なお話しをすると酒気帯びの点数は25点、ひき逃げは35点、
費用対効果ではないですが、リスク対効果で考えればどっちを選ぶべきかは明らかですよね?

運転免許取消処分の回避&軽減専門で25年
内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
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