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免許取消の回避&軽減、つまり免許停止にしたり処分無しにすることに関しては日本一を標榜しています。

免許制度の暗部

2018年05月11日 | 交通違反
運転免許を更新するとき
病気の有無について確認する項目があります。

しかし
これって自己申告です。

そして運転に支障があるほどの病気がある人というのは
往々にして自覚症状がありません。

また認知症が進行して会話さえままならなくなっているような人でも
運動記憶は滅多なことでは無くならないので、意外と運転はできてしまいます。
更に家族も「運転を取り上げたら認知症が進行するかも」とか「運転が好きだったから生きる支えになっている」ととんでもないことを言い出して運転をさせてしまう人もいたりします。

ただその一方では「自損事故で死んでくれても保険金が出るから儲かる」などと考える不届き者もいたりします。
また加害者側の任意保険としては現状支払われるところがほとんどかと思われますが、
このあたりは保険会社の約款にもよりますので、今後厳しくなる可能性は高いです。
※もちろん現状の約款でも病気の状態などによっては保険金が出なかったりする可能性もあると思います。

更には睡眠時無呼吸症など、若くても運転に支障がある病気で免許取消になる人も最近増えています。

免許取消処分の前の意見の聴取や聴聞などでは
本人に弁明の機会が与えられますが、会話さえ成立していない人も珍しくありませんし、
睡眠時無呼吸症で事故を起こして免許取消になる際に「自分は寝てない!」と主張しているのに
警察官が資料を出そうとして会話が少し途切れた時に文字通り寝落ちしてしまう人もいました。

重度の認知症なのか、順番が来て「こちらへどうぞ」と言われたらいきなり帰ろうとした人もいました。
聴聞の途中に今自分が何をしているのか分からなくなる人もいました。
突然「俺はキ○ガイじゃないー!」と叫び出す人もいました。

書ける範囲ならこのくらいですが、
もっとひどいのも沢山います。

そんな人たちは現実に存在しますし、
一般の人がイメージするよりもはるかに大量に、
一撃必殺の殺傷力を持つ自動車を運転しているのです。

自分が事故を起こさないのはもちろんですが、
防ぎようのない事故から身を守るためにも、
やはり車は少しでも頑丈な車種を、バイクならできる限りプロテクターを、
そして体も鍛えておくに越したことは無いと思うのです。

運転免許取消の回避&軽減専門で25年の内村特殊法務事務所
代表行政書士:内村世己
URL:http://www.seiki-office.jp/
東京都新宿区歌舞伎町2丁目45-5永谷ビル703
TEL03-6356-7386:090-9341-4384



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