いくつかの方法がある場合は？

免許取消を回避するための行動にはいろんなものがあります。

当然個別の事案によって変わりますし
都道府県によっても変わります。

そして
『可能性は高いけど費用も掛かる』
『可能性は中くらいだけど幾分安くなる』
『可能性は低いけど値段も安い』
この３つがあるとしたら、もちろん全部御依頼者様に説明して選んで頂きます。

重要なことは処分が軽くなるのと軽くならない、どちらか一つしか結果は出ませんので
仮に軽減措置にならなかった場合、結果的にそのお金は『無駄だった』と評されても
結果論でいえば無駄であることは否定できません。

ちなみに一般的な法律を扱う事務所では、もちろん取扱業務によっても違いますが
着手金という形である程度の金額を支払い、良い結果が出たら成功報酬という形が通常ですので、
結果が出なかったから１円も払わなくていいというのはほとんどありません。

ですので良い結果だとしても、良い結果にならなかったとしても
最終的に払う金額は低額に抑えられるように調整しています。

さて、
ここでいくつかの選択肢がある場合で上記のように金額と軽減率が正比例していれば説明はしやすいのですが
『金額は高い＆軽減率は５０％』
『金額は低い＆軽減率は同じく５０％』
こういう場合、もちろん両方説明しますが、御依頼者様から「どっちがいいですか？」と聞かれた場合、
僕の回答は【アクシデントに対応できる幅の広い方】です。

これももちろん事案によって違いますが
予想外の展開が発生することがあります。

取調べの時に御依頼者様も覚えていなかったやり取りが発覚した場合などです。
この時次の一手を打つことでフォロー可能であれば、当然そっちをお勧めします。

ただそれが値段の高い方とも限らなかったりするのです。
僕の事務所の値段設定は【何をやるか】によって値段が決まります。

単純にやることがたくさんあるならその分値段も上がるということです。
しかし沢山の事をやるということは言い方を変えればきちんと型にはまった状態にもなりやすいので
融通の効かないことも珍しくありません。

ここで高い方を進めるやり方ができれば僕の事務所はもう少し儲かるかもしれませんが
そのやり方だとおそらく成功率は下がってしまいます。

僕はよく御依頼者様には「不安がらせて高額のプランを契約させる方法もあるかもしれませんが、
『こんな値段で助かった』と言いふらしてもらう方が・・・・まぁあまり人には言いたくないようなことかもしれませんが、
そう思ってもらう方が長い目で見れば宣伝になっていると思います」とお話しします。

単純に安さを宣伝するのではなく
もっと効率的な最良のプランをご案内するためであれば、結果的にそれが高額なら理由を添えてご納得いただけるまでご質問にお答えしますし、
目を疑うような安価であっても、それもまた意味のある値段設定なのです。

運転免許取消の回避＆軽減専門で２５年の内村特殊法務事務所
代表行政書士：内村世己
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