ボディビルダーの筋肉は見せかけではない。

よくテレビなどでボディビルダーが出ると
「あんなの見せかけの筋肉だよ」とか
「力は弱いんだよ」などと言う人がいますが。

本当のところはどうでしょうか？

結論を先に言うと
ボディビルダーの筋力は物凄いです。

とんでもないです。

レッグプレスというマシンがあります。
これは寝転がった状態で足だけで重りを上下させるマシンです。

以前元横綱の格闘家がこのマシンで200キロをこなしている様子がテレビで放映され
「とてつもない重さです」というナレーションが入っていましたが
この元横綱は体重も200キロ以上あるわけですから
実際にはスクワットよりも楽なわけです。

ところが
とあるジムでは某全日本クラスのボディビルダーが
重量を書くだけでその選手の目星がついてしまう程の超絶高重量でやっていますが
この選手は70キロ台の選手ですし
ベンチプレスなどでもとてつもない重量でやっている選手はたくさんいます。

またよくいる「俺○○キロ上げられるんだぜ」などと言う人がよくやる
可動域の狭い上げ方ではなく、あくまでも筋肉に効かせるのが目的ですので
しっかり下げ切って上げ切っています。

『最大筋力』という点では
いろんなスポーツでも相当に上位だと思います。

それでは
格闘技の試合で組み合ったときにその筋力が出せるかといえば、これは『否』です。

理由も単純で
格闘技の練習はしていないから、それだけです。

力の出し方だったり
出す方向だったり
相手の力を出させない技術だったり
目的の力を出すまでのスピードだったり
いろんな要素はありますが
レベルが上がるほどに『それ専用の練習』をしないと勝てないということです。

まぁ
ああいうことを言う人は
体の面で圧倒的に勝てないのが明らかなのに
どこかで自分の方が上なんだと言いたいだけなんだと思います。

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