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白黒はっきりつけ過ぎる事で出る弊害

2018年02月13日 | 雑談
子供ために頑張るお母さんの歌というのが炎上しているのだとか。
僕は当初は男性が作詞したから炎上してるのかな?という程度に思ってたんですが、
色んな著名人も参戦してきて火の手は収まりません

要約すると子供が生まれたことで遊びに行くのも控えて
子供第一に考えて行動することに対して、お母さんに犠牲を強いているだとか、
完璧な母親像を強制しているというのが批判の向きのようです。

で、僕も原文を読んでみたんですが、
これって別に犠牲を強いているのではなく、
自分より大切なものを持てた幸せを歌っているように見えます。

それに文面ではそう受け取れるからといってそれを自分が強要されていると考えるのも過敏だと思います。

なにも100%全部を捧げろという意味ではなく、
できることをしっかりやる、それだけのことですよね。

もちろんいろんな受け取り方があるので
どんな文面であっても嫌だと感じる人もいると思いますが、
そこまで叩きまくって著者の謝罪まで追い込む必要はあるのかなと思います。

ちなみにこれをお父さんに置き換えてみると

バイクは降りたよ。
スポーツカーはミニバンに買い替えたよ。
オーダーの服は既製品になったよ。
ハードな服は着ないよ、君が触れると痛いだろうから。
出世しにくくなっても転勤は断るよ、
君が病気になった時、僕が死んで君が助かるならそれはむしろ喜ばしいことだよ、

そう思えるくらい大切な君に出会えたことが何より幸せだよ。
生まれてきてくれて、ありがとう。

って感じですかね?

でもこの事例ではバイクにしても車にしても服にしても
せいぜい数年で、子供がある程度大きくなれば元に戻ることも可能ですし、
買い替えでなくてももっと仕事を頑張って両方手に入れるという選択肢もあり得ます。
あるいは大きくなってから同じ趣味を楽しめるという可能性もあります。

グレーゾーンという言い方は不適切かもしれませんが、物心ついた子供から「自分のせいで我慢している」と思わせないために自分の幸せも構築することが、巡り巡って子供のためでもあると思うのです。

そしてこの炎上のもう一つの理由?
なのか、作詞家ののぶみ氏が過去に相当な悪で池袋で160人くらいの暴走族を率いていたとのことですが、
当時の様子を知ってる人が誰もいないのだとか・・・

まぁ、作品の価値は人間性で左右されないとは思いますが、
仮にそれが嘘の経歴で、その経歴で金儲けしているのだとしたらアウトですね。


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