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かわいがりの話

2017年12月19日 | 格闘技とかスポーツとか
最近の横綱暴行事件などでまた【かわいがり】という言葉が飛び交ってるような気がします。

僕も格闘技畑の人間ですので
理不尽なイジメ・・・というか傷害事件は沢山ありました。
一時期よりは少なくなったとはいえ、今も珍しいものではないと思います。

仮に当時の嫌な先輩や監督に今会ったら・・・何か適当な理由付けてぶっ飛ばすと思います。
冗談抜きで殺すかもしれません。

それでは練習で追い込んだりするのは全部が全部だめなのかというと
そういうわけではなく、よく「あの時は嫌だったけど今考えれば感謝してる」という話も聞きます。

でも本当はその当時から感謝しかなかった『かわいがり』もちゃんとあるんですよ。

例えば僕の場合なら
このブログでもよく登場するパンクラスとキングオブザケージの2団体の世界王者
タクミさんだったり、


日本では数少ない総合格闘技の専門トレーナーの
鈴木洋平さんだったりするわけです。



2人とも僕がパレストラ東京に入門したころの先輩で歳も少し上、
ちょうど学校の部活で例えた場合の先輩後輩という立ち位置にも近かったので格闘技のイロハから教えてもらいました。

入門当時は良い人過ぎて距離を置くというか、
「こんな良い人がこの世にいるわけがない」と、ひねくれた僕はそう思っていました(笑)

しかし毎日練習で顔を合わせる中で心意気みたいなのは伝わってくるんですよ、
きつい練習している時も『やれ!』じゃなくて『やるぞ!!!』ってスタンスで、
最後の一頑張りのその先に引き上げてくれるというか、ただやらせるだけじゃなくて一緒に上がってくれる熱を感じられました。

飲み会などでは当時の僕の話をしてくれる時には
『泣き叫びながらミット打ってた(笑)』とネタにしてくれますが、
それは『カッコ悪い話』ではなく、僕にとっては感謝しかない時間を振り返らせてくれる御話なのです。

もちろん当時一緒に練習しててついてこれなくて、
苦しい思い出しかなった奴もいたかもしれませんが、
僕らの練習ではきつくても絶対に強制はありませんでした。

立てない状態になっても引き起こして続けるというのは当たり前のことですが、
それは『本人が立ちたいと望んでいるけど自力では立てないから周りが起こしてやる』というだけのことです。

ある行為が【かわいがり】なのか《傷害事件》なのかは
される側が本心でそれを望んでいるかどうか、それだけだと思うのです。

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