旧世代技術への信頼感

最近
会う人会う人みんなスマホだ

さも当たり前のようにフリック入力だのラインだのと活用している

「どうせエロサイトしか見てないんだろ」
などと訝しんでみても
やっぱりなんとなく情報弱者感は拭えない。

しかし
僕はあえて主張したい

進化の過程で大型化して
効率化のために小型化して
能力の取捨選択、そして適者生存の末に個性を伸ばした生物たちのように

やっぱり電化製品も
機能の巨大化からやがて能力別特化型になっていくと思うのですよ

それはつまり
ガラパゴスなどと言う蔑称が
機能を絞ることによる信頼感に移行していくと思うんですよ。

現実論として
携帯の機能なんて数割しか使ってないと思います。

だったら
必要な機能を絞ることで
もっと小さく、あるいは薄く軽く、
もしくは頑丈に作ることができると思います。

F1のような最先端技術テンコ盛りの乗り物はわずかな調整ミスで動かなくなります。
しかし熟成を重ねた市販車はそうそうの事では壊れません。

やはり
積み重ねが生む信頼性というのもあると思うのです。

翻ってスマホです
新型が発売されるたびに話題になりますが
そのたび脆弱性がどうだとかバッテリーがどうだとか
急いで作って市場に出せばやはり予期せぬ問題も起きます。

どうでもいい時なら問題ないですが
仕事の重要な電話の時に限ってそういうトラブルは起きるものです。

ましてや
電気店で購入して修理のために正規店に持っていくと・・・
結局早く買っても修理の順番待ちとか・・・

もちろん
トラブルに遭う絶対数は少ないと思います。
しかし
『あってはならぬタイミングであってはならぬことが起こりうる危険性』は
できる限り下げておくべきだと思います。

余談ですが
ハッブル宇宙望遠鏡なども
当時の最新鋭の技術ではなく
一般的に普及しているものをベースにしていたそうですが
それは結局のところ信頼性に尽きます。

だから僕は
進化の原点を踏まえることと
御依頼者様に対しての責任を堅持するため
『携帯電話』を使い続けるのです。

「２台持ちとか３台持ちとかでいいんじゃね？」
と言われましたら
「いや・・・ほら何台も持っても使わないしさ、
っていうか使ってなくても基本料金かかるし・・・そうそう嵩張るじゃないか」などと言いつつ話を逸らしますので
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