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節約原理主義者は伊達政宗に学んで頂きたい。

2011年03月22日 | 雑談
なんか
国を挙げて節約が一大事業になってるような勢いだ・・・

最近はようやく(精神面は)落ち着いてきたのか
イベント関係者がブログなどで
『なんでもかんでも【使わない】方向に意識を振るっていうのはどうなんでしょ?』
とか
『不謹慎って一言で片付けるのは良くない、経済を回さなければ復興もおぼつかない』
的な疑問を呈している。

まぁ
そういうコメントも
ややもすれば炎上しかねない状況だが、

要するにバランスなんですよね
ただ世間的な基準もないし
人それぞれ状況も違えば受け取り方も違うだけですので
答えなんてないわけで
それが良い事かどうかも実際わかりません。

自分にできることを精一杯やる
ただそれだけだと思いますし
『我こそ正義』とばかりに狭量な価値観を押し付けることは
厳に慎んでいただきたいと思うのです

戦国大名の伊達政宗は壁書(へきしょ)に記しました。
【仁過ぐれば弱くなる
義過ぐれば固くなる
礼過ぐれば諂(へつらい)となる
智過ぐれば嘘をつく
信過ぐれば損をする】
※壁書=おふれとか施政方針みたいなもんと思ってください

伊達政宗がバランスを説くなんてのもなんか違和感がありますが
実際にはかなりの知識人だったようですので納得です。

でも
この壁書には続きがあって

【気長く心穏やかにしてよろず倹約を用い金を備うべし
倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり、此の世に客に来たと思へば何の苦もなし。
朝夕の食事うまからずともほめて食ふべし、元来客の身なれば好き嫌いは申されまじ。
今日の行をおくり、子孫兄弟によく挨拶をして、娑婆の御暇申すがよし。】

こっちでは多少のことは我慢して
節約して備えを作っておけとも説いてますね

その後には
自分は現世に客として来ているんだから多少のことに文句は言うまい
もし食事が美味しくなくても感謝すべし、といった感じで節約の心や感謝の心も説いています。

いろんな意味に読み取れますが
吝嗇(りんしょく=ケチ)と倹約が違うことを説いた政宗公です。
ここはプラスに読んでいただきたい



でも個人的には
政宗名言集みたいなので見つけた
『まともでない人間の相手をまともにすることはない』
ってやつがツボでした


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