そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

男のそば打ち講習会 第5回

2013年10月03日 | 蕎麦打ち

10月2日、今月のそば打ち講習会には北海道の新そばが提供されました。

そば粉400g、割り粉100g、水220g 

(ふと、先生の手元を見ると、ノートに何やら書き込んでいました。先生は、毎回水温と加水量を記録されていたのです。きっちり、記録を取って出来を管理する姿勢を垣間見ることができました。こういう作業がプロとアマの差につながると感じました。)

近頃は、玄蕎麦の管理も行き届いているので、「新そば」だから最高!!と単純にはいかないのですが、やはり「新そば」はこころがワクワクします。香りは弱く感じましたが、「新そば」の響きは、初めての出会いとか、禁漁期が明けた最初の釣りと同じように、ドキドキしてしまいます。

台風の影響なのか、静岡は10月の過去最高気温を更新して、かなり暑かったです。でも、盛夏に比べればじっとしていれば汗は出ないのでまだましでしたが。

暑さか、新そば粉が原因なのか、仕事が雑になったり、水回しを失敗したり、その対応に先生は大忙しでした。

第5回ともなると、筋のいい方や、熱心な方は目に見えて上達されていました。

11月23、24日に駿府匠宿でそば祭りがある件を紹介しました。(全く、関係者ではありません)

あと、そば打ちを家でもやりたいが、道具の入手先がわからないとの意見が数件ありましたので、内藤金物店さんを紹介しておきました。^^;(こちらは、先だっての包丁の件もあり、関係ない訳ではありません。)

先生に、そば・うどん専用の濃度計を見せてもらいました。購入当時は数万円位したそうです。汁は何度か自分でもやったのですが、作る量と費用、保存等の問題もあり、最近は手を出していないのですが、「藤村和夫さんの江戸蕎麦のつゆ」だったでしょうか、図書館で借りて読んでいましたので、実際に道具を見せられると、興味がわいてしまいます・・・。(自分でもバランスシートは作ってみたりした。)

さて、練習後の先生の見本振る舞い蕎麦、やはり「新そば」なのと暑い中の蕎麦打ち状況に細打ちでのど越しのいいお蕎麦に「旨い・旨い」とおじさんたち10人で立ち食いし、あっと言う間に生船1枚、平らげてしまいました。