そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

ソバの脱穀

2017年11月06日 | ソバ栽培

 台風が来る前に刈り取ったソバを10月22(日)に天日干しして15日目の11月5日(日)

 竿に挿して屋根下に干して置きました。直射日光がガンガン当たる場所ではありませんでしたが、台風22号の後は空気も乾燥して、30%~40%台の湿度のため、15日の乾燥期間でも脱穀作業に支障のない程度に干されていました。

 当日を逃すと、更に1週間の放置となるため、意を決して脱穀作業を始めることとしました。

 

 前日の4日は満月の為、写真撮影で2時近くまで起きていたので、本当はゆっくり・だらだらしたかったのですが・・・

 

 裏庭にブルーシートを敷いて、竿のソバを山にします。

 ここで、今までの経験から、一番脱穀性能の優れた道具は・・・・「バドミントン」のラケット

 これで軽くパシパシ叩くと、茎だけになります。

 茎は畑に藁代わりに使えるので取っておきます。

 大きな茎・枝を抜いて、古道具の「唐箕」(風選機)に数回かけて蕎麦の実を集めます。

 

 今年の成果

  約10m×10mの畑で(100m2:1アール)から10.6kgの蕎麦の実が収穫されました。

  井月庵・嫁・ばあちゃんの3人で5時間半ぐらいかかりました。 5日の作業はこれで終了。

 

  この後、園芸用フルイで穂先を再度取り除いて、タライで洗って、2日ほど天日で干して次の製粉作業に入ります。来年の種を600gほど確保して、10kg弱 製粉歩留まり78%とすると7.8kg 二八で打てば9.36kg 約90人前という事になりそうです。

 という事は・・・・今年の年越しそばは全量、自家栽培で賄える計算になりますが、大体は製粉業者から購入した蕎麦の方が打ちやすく・美味かったりします。果たしてどうなのでしょう。

 

 年末年始の恒例いたずら規格の一つが決定しました。

  昭和21年1月に購入された木製の唐箕がついにガタツキました。71年間の風雪を耐えて今年も活躍してくれましたが、釘が腐って板が外れたり、足元に白せん菌が出たり、鉄の部材も薄くなっているので、今年は大規模な修繕を行う事にしました。

 大工さんにお願いすると数万円かかりそうなので・・・井月庵がいたずらで修繕しようと考えています。

 

  写真・・関係ないけど裾野に仕事で行ったついでに

 

葛山城から蕎仙房を巡って富士の裾野を行くはずが、「当分の間、月・火曜日は定休日」の看板有り。ガックシ。