伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

選挙に思う

2008-11-07 12:25:46 | みなさんにおしらせと独り言
「鶏口牛後」か「大同小異」か・・・

『たまたま上野市駅前で某候補の演説がありましたが、聴衆20人ほど。○○と言われる候補ですらこのザマですわ。
上野の町に住む人にとって「知らん人ばかり」だそうな、こんなんで伊賀市丸 大丈夫かいな??? 投票出来ない人のことを思えば、「どうでもいいやん」と言っていてはいけない! 何が何でも「投票」には行かねば!』と遠くアメリカの大統領選最中の友人にコメントを送りました。

『くノ一姉さん、そうです!その通りです!
投票したくてもできない人の熱い想いを背負って、何が何でも投票しなければなりません。
今ここの選挙だって、ニュースをよっぽどしっかり読まないと、彼らのことなんて全然分からんし、どこの誰とも分からんし、テレビはデタラメ言うこと多いし、
そんなんで規模の大小はあれども、候補者を見極めて、自分の考えをしっかり持って投票するっていう行為は同じやと思います。
特にわたし達の州はもともと民主党楽勝と言われている州なので、どちらの候補も全然力を入れないまま早や2年。どっちもつかずの州に住んでたら、もっと世間も騒がしかったやろし、選挙戦の熱気をもっと肌で感じられたかも。
でもでも、熱かろうがなかろうが、そんなことどっちでもええねん。この選挙はほんまに、ものすごい意義があるねん。

老若男女、スーパーで、停留所で、町の通りで、お店屋さんで、階段の踊り場で、立ち止まった所に複数の大人がいると自然に始まる政治談義。
こんなに多くの知らない人達と、いろんな思いを語れたことは、わたしにとってとても刺激的な経験でした。

今夜、日本時間では5日の午後、きっちりと勝敗がついていて欲しいわたしです。』と語るアメリカ在住の○○さん。

選挙をするっていうことは、自然とこうならなきゃいけないんだよね・・・「自分の考えをしっかり持って投票する」

でも、伊賀上野の城下町はどうなんだろう?
静か過ぎて気味が悪い・・・

失礼なことは承知で・・・
「鶏口牛後:大きな組織に付き従って軽んぜられるよりも、小さな組織の長となって重んぜられるほうがよいということ。」

「大同小異:少しは違っていても、大体は同じなこと。似たりよったり。 」

こんなこと、組織の中にいる人が思うことであって、庶民というか一般市民の人たちは、この選挙に「何を求めるの?」
沈没しかけた「伊賀市丸を、どうしたいの? 何ができるの?」ということに耳を傾けて
「選挙に行こうよ!」

ちょっと過激発言ですか?

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5 コメント

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人の心を動かし、 (まうみ)
2008-11-07 14:28:10
その人の体をも動かす。
これはほんまに難しいし、とてつもないエネルギーが要りますね。

自分達が乗る船に、どれほどの疲弊が溜まっているのか、それを放っておくとどんな未来が待っているのか、
そういうことを我が事のように感じざるを得ない状況に身を置いて初めて、おいおい、これはちょっとマジで考えなあかんのとちゃうかって思うんでしょうね。

この8年間、一部の人を除いて、アメリカという国に所属する大人は(時には子供も)、世界に対して恥ずかしい思いをしてきました。
恥ずかしいだけではなく、実際に周りの環境がどんどん生きにくくなり、苦しくなり、病気ひとつ気軽に(?)なれない日常が、別に異常ではなくなってしまいました。

ヨーロッパの国々のように、国民が団結してデモをあちこちで強行し、政府の考えを正していくような習慣も無く、小さなグループがちまちまと抗議活動を行いながら、それで気を紛らわせているような、とても息苦しい毎日が続きました。

そこに彗星のように現れたのがオバマ氏です。
彼の人となりの本物さは、あっという間に大勢の人を魅了し、先日の4日、実に8年ぶりに、アメリカ中の大人が希望と夢を胸に涙を流しながら笑い、ホッと胸をなで下ろしました。

彼の人となりを簡潔に語ってくれた日経のコラムです。↓

http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm

どんな小さな町の選挙にせよ、メディアが候補者を深く掘り下げ、人間的な魅力や欠点などを細やかに取材し、それをもっと積極的に伝えていって初めて、市民はその人を知り、好きかどうか、市政を任せたいかどうか考えるようになり、その考えを元に投票場に足を運ぶんですものね。
知らん人ばかり、という言葉を市民に言わせてしまっている候補者の怠慢と、メディアの力不足を今なんとか改善しなければ、このままズルズルと投票日になってしまいます。

別に、誰がなってもいっしょやわ。
そんな無関心な、寂しい有権者が、伊賀上野から1人でも減るよう、報道関係に勤めている方々になんとか行動していただけるよう、遠くアメリカから切にお願い申し上げます。

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ありがとう (くノ一)
2008-11-07 17:26:40
じっくり読ませていただきます。
「誰がなっても・・・」とは実は「本音」ですが、これは決して口外してはいけないことで、伊賀丸を考えて一緒に行動してくれる人こそ「ほんまもん」。
仕事柄3人の候補者の方は身近にいらっしゃるので、じっくり考えて結論を出そう、と思う。
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電話が (くノ一)
2008-11-09 01:54:44
かかってきた、私の母親から。
日曜日に入っていた予定がキャンセルになったので「選挙に行こうと思う」
おいおい、キャンセルにならなかったら選挙には行かないのか?
「誰に入れたらいいの?教えて」
おいおい、歳とったからっていい加減なこと言っちゃだめだよ。
「私は、生まれて初めて演説会なるものに行ってきたよ。いい話だった。」
「うん、わかった。じゃおやすみ」
おいおい、そうじゃなくて自分で見極めてね。
ふ~っ、疲れるわ・・・こんな夜の電話でした。(笑い話みたい・・・)
アメリカと伊賀市の温度差を感じてしまいましたよ。
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56.23% (あるてっさ)
2008-11-10 18:22:56
こんばんは。
昨日はちゃんと夫婦で投票に行きました。
自分の入れた候補は落選しましたが・・・。
投票率は7割くらいはあってほしいです。
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確かに (くノ一)
2008-11-10 22:50:55
アメリカと比べるとちょっとつらい現実ですが、そのうち慣らされてしまうのでしょうね。きっとフツーに時が流れていくのかな。
多分、「我が事のように」感じないで、「成るようにしか成らない」と・・・退廃ムードが勝ったんでしょうか。
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