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伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

上野天神祭講演会のおしらせ

2009-08-26 00:21:51 | おまつり大好き!
朝夕の涼しさに秋を感じる…このまま秋になるのかなぁ。
「秋」といえば、やっぱりお祭り!!伊賀は祭ばっかりしてるのね??

9月に入ると恒例の「上野天神祭講演会」が開催されます。

国指定重要無形民俗文化財「上野天神祭ダンジリ行列」(国指定文化財のデータベースより

【上野天神祭のダンジリ行事は三重県上野市(現伊賀市)の菅原神社の秋祭りとして行われ、印【しるし】、ダンジリ、鬼行列などが町内を巡行する行事である。】

実際の行列では、神輿の渡御に供奉(ぐぶ:行幸などの行列に供をすること)し、露払いの役目を果たす「大御幣(だいごへい)」がいき、町々の悪疫退散と五穀豊穣を祈念して「鬼行列」が練り歩き、その後に9基の「だんじり(楼車)」が続きます。
正式に(「鬼行列」という)名前があろうがなかろうが、粛々と祭りは続くのです。

前置きが長くなってしまいましたが、今年の「上野天神祭講演会」は


(伊和ジャーナルより)



西部自治協HPより

講師は、吉野歴史資料館館長:池田 淳(きよし)先生。

歴史大好きの方へ、参考までに「奈良の名所・遺跡」ブログです。

そして、過去の講演会の様子は
2006年講演会

2007年講演会

2008年講演会記録は残念ながらありませんでした




夏の終わりの風物詩「にぎわいフェスタ」

2009-08-24 01:06:37 | おまつり大好き!
旧上野中心市街地の銀座通りと本町通り周辺で行われていたお祭り。
毎年参加していて思うのは、どこからこの「人・人・人」は溢れてくるのだろう???と、不思議に思う。そんなフェスタのほんの一区画の様子です。
いわゆるプロ集団である露天商さんを除いても100店以上の出店があります、伊賀上野城下町の「夏の終わりの風物詩」になってます。

銀座通りでは、「伊賀上野観光協会」と有志グループ「はんなり隊」が、仲良く出店。

夏祭りを楽しく過ごしてもらおうと、浴衣姿で「冷茶」を用意してお接待。
100リットルのお茶をふるまっておりました・・・
道行く人にとって「憩いの場」になっていたのではないでしょうか。



「伊賀上野観光協会」ブースでは、「伊賀牛串焼き」(サンピア担当)





風船よりも小さいワンちゃんがいたり、「観光協会所属:おまねき隊」メンバーの協力もあって「伊賀牛」のPRも兼ねて「観光協会名物?串焼き」
やっぱり、「レア焼き伊賀牛」は旨い!と大好評でした。

つづく

あたごさんでえんにち 最終

2009-07-30 08:18:50 | おまつり大好き!
早いもので愛宕神社夏祭りから1週間たってしまいました。
夏祭りが始まるその前の準備風景から
組み立て式手裏剣セット(すべてのパーツがバラバラでしたが・・・)



奈良県山添から野菜たち


古山:山下農園さんの「ぶどう:安芸クイーンや巨峰」、新鮮でジューシー。
(8/1・2の「私のたからもの市」でも販売します。)


「天然温泉:芭蕉の湯」の足湯でごきげん。(8/1・2同じく「私のたからもの市」出張してくれます。)


大人もつい夢中、ほんまもん「手裏剣打ち」




夕暮れ頃から人出もだんだん増えて・・・


仕事を終わったお姉さんがかけつけてくれ「バルーンアート」作ってお子さんにプレゼントしてくれました。

そして

あたごさん夏祭り限定の『愛宕餅』(柚子風味の白あんが美味)


浴衣で艶姿・・・

今年の「愛宕神社夏祭り」は、これにてお仕舞い。(7/23の出来事でした・・・)


あたごさんでダンス・ダンス by「 FGP忍」

2009-07-27 12:30:15 | おまつり大好き!
「愛宕神社:拝殿」をお借りして、『FGP忍(しのぶ)』グループのダンス。
夏休み中の子供たちが21名参加してくれました。


古き良きものと次世代を担う子供たち、日常にはない素敵な空間でした。




さぁ、衣装が変わります・・・





さて、メンバーが変わって「伊賀FCくノ一」のチアリーディングメンバーです。(女子サッカーチームの応援団ですね)
先ず、おねえさんたち




そして、妹たち


またまたメンバーが変わって、軽快にラップダンス


 こどもたちの熱いダンスに 

鬼面も虫干し

2009-07-27 08:04:17 | おまつり大好き!

朝日新聞より

この記事に写っている面は「本面」です。
上野天神祭の本番では使われなくなっています、普段は大事に箱に収められている、だから虫干しの日は箱から出されて「涼し~~」と思っていることでしょう(笑)

火伏せの神 「愛宕神社」祭礼

2009-07-24 08:27:15 | おまつり大好き!
毎年恒例、7月23日は「火の神」を崇める儀式がある。
その「祭典」の一部をどうぞ


この儀式の後、愛宕神社舞姫による「浦安の舞」がありました。


(昨年の様子から:上野愛宕町舞姫による「浦安の舞」奉納)



午後6時からは、「舞姫」たちによって「火伏せのお札」をいただきます。




午後7時から「愛宕神社」の石段に点灯された「行灯」


中之立町通り「赤井邸前」行灯
(ただのデジカメではこれが精一杯、来年こそもっときれいに撮りたいな・・・)


中日新聞7/24朝刊より



あたごさんの縁日の様子は、またあとで

あたごさんの夏祭り 本番

2009-07-23 12:04:24 | おまつり大好き!
再掲になりますがご案内まで

「あたごさんの夏祭り」

「島ヶ原:百姓工房さんの『お米のかりんとう』」

「伊賀産小豆を使った:『きんつば』」

「湯屋谷:山下農園さんの『ぶどう』」など販売

そして、「竹細工 やってみませんか?」簡単なもの(おはしやコップなど、高学年の子は竹とんぼもできるかな)を作りますが、それでも「小刀」の使い方は覚えてほしい。真剣に大人の話を聞いてください、でないと「怪我のもと!!」

あとは
・ポップコーン 100円
・手作り綿菓子 100円
・冷茶     10円
・芭蕉の湯「足湯」(無料)
・ほんまもん「手裏剣打ち」(5枚100円)
・バルーンアート
・光るどろだんご
・手作りカレー
・から揚げ
・わらび餅  などなど

拝殿での目玉は「FGP忍」のよさこいダンス
午後3時~ 4時~ 5時 各20分くらいの3回公演

愛宕神社の祭礼は
午後2時~ 舞姫による「浦安の舞」

午後6時~ 火伏せのお神楽

午後7時~ 行灯点灯
        
      午後9時まで是非来てね

ぼちぼち虫干しが始まる

2009-07-20 23:59:22 | おまつり大好き!
梅雨が明けていれば、良かったのだけれど、気まぐれはどうしようもない。
それでも、お祭りのための大切な「だんじり」「七福神」のために、小玉町では一足早く「虫干し」

「楼車(だんじり)蔵」


「七福神」が乗る船?なんて呼べばいいんだろう?

小玉町のM自治会長さんに所用で連絡をとったら、「今日は虫干しで集議所に・・・」
慌てて出かけたものの、後の祭(笑)
蔵の中では、大型扇風機が回ってた(笑)

肝心の虫干しの様子は、開放された「蔵」だけ・・・



祭の準備 その2

2009-07-14 00:15:45 | おまつり大好き!

徳居町所有の「鬼たち」


今年の祭礼準備も「計画書作り」から




「神様(天神さん)」よりいただいた「お札」も「おっ、頑張ってるな」と見てくれているような気がする。


「足元」にご注目。


「じいじの作ったわらぞうり」を履いてご機嫌。
この子も、鬼の子です。


じいじに手を曳かれて歩く・・・この子の「上野天神祭」での「小鬼の出番」はきっともうすぐ。



徳居町の隣町に住んでいるのですが、つい「隣の芝生はいいな」と思ってしまいました・・・祭を担う次世代の人たちが、自立している!!ということにある種の憧れを感じました。



秋祭りの準備

2009-07-13 00:28:04 | おまつり大好き!
毎年、神様への供奉(ぐぶ)として行われる「上野天神祭」。
梅雨が明ければ、各祭町では「虫干し」が行われるはず。
その前に、徳居町の「鬼友会(きゆうかい)」の若者?たちが「小鬼」たちのために「わらぞうり」を作るというので、覗いてきました。
エアコンはなくても、北から南に抜ける風はけっこう涼しく、町家集議所はなかなか居心地のいい空間でした。

さてさて、どんなふうに作るのでしょう、興味津々。

現在では「稲わら」を確保するのも難しい、ホームセンターでは一袋○○円で売ってるようです。
そのわらを編み易くするために「叩く」=柔らかくなる。
わらたたきぺアは、祭の時は「鎮西八郎為朝」に扮します。(新旧コンビです)


細い藁紐を芯にして、先ほどたたかれた「わら」を数本束ねて編みこんでいきます。


この姿勢で長時間作業を続けるのは、相当きつそうです。
片足分作るのに、慣れた人で30分。両足揃えるとなると1時間はかかるとか。

その昔(といっても400年前です)、鬼たちが実際に「わらじやわらぞうり」を履いて行列していたかどうかは定かではありません。
が、「鬼」が「運動靴」っていうわけにはいきませんので、やっぱりハキモノは「わらぞうり」(子ども)・「わらじ」(大人)でないといけません!

ということは、最近の稲刈りは機械でするわけですから「わら」そのものがほとんどない。⇒わらじ等の作り手も少なくなっている。⇒わらじそのものが品薄⇒じゃ、自分たちの町のことは「自分たちで」ということになります。


そこで、次代の祭を担う人たち(といっても、子供の頃から祭にどっぷり浸かってる人たちです)が、こうやって自主的に「わらぞうり作り」をしています。


さて、1足2足と編みあがっていきます。
右側のものは、ちょっと簡略化して編んだもの。
左の小さいものが「ほんまもん」。

つづく

技術者研修会 楼車蔵見学と町巡り その3

2009-06-30 00:51:05 | おまつり大好き!

「西町楼車蔵」で


説明をしてくださる吉岡氏。

1987年頃「上野天神祭」に若い力を注ぎ込みたい。そんな願いを持ったグループが町内に誕生しました。」
「これまでの殻を破って、上野の人も観光客も、見ている人の血を騒がせる祭にしたい。」
「来年も天神祭を見に来よう、と思ってもらえれば最高!」

そんなことを考えていた若者は数知れず・・・重鎮たちの思いを受け止めながら、若者が活躍できる場が町衆のみんなに認められる日が来ることを期待したいと思います。


遥か東に「上野天満宮:菅原神社」が見える。
大正時代の洋館の「上野文化センター」(右中央の建物)は登録有形文化財です。その建物を、民間事業者の田楽座わかやさんが「cafe wakaya」として改修され、営業しています。
そんな本町通りを案内してくださるのは、建築家であり町家みらいセンター会長でもある滝井氏。


町家みらいセンターとは、「町を活かす、まちに住まう」をキーコンセプトに、城下町の素晴らしい景観を後世に引き継ぐため、町家の新しい活用方法を提案し、実践することにより活力ある「まちづくり」と次世代を担うひとづくりに取組んでいる団体です。


さぁ、最後の楼車蔵見学。
「中町楼車:其神山・葵鉾(きしんざん・あおいほこ)」が待っています。




説明をしてくれたのは、町内の床屋さんの息子さん山本氏。
楼車の後に見えるのは、本祭で楼車の前を行く「しるし:菊慈童」(由縁はもちろん謡曲:菊慈童から。推定年齢700才とか・・・)

若い人がこうやって我がだんじりの説明をしてくれる、重鎮でなく「若者」であることに担い手が育っているんだなと嬉しかったです。

今回の「祭屋台等製作修理技術者会研修会」無事に?終わったことを報告してお仕舞いにしたいと思います。
決して表に出ることのなかった人たちの協力のお陰でこの研修会は終わりました。
関係者プラス陰の功労者のみなさま、ほんとにお疲れ様でした。

技術者研修会 楼車蔵見学と町巡り その2

2009-06-29 07:28:30 | おまつり大好き!
小玉町、福居町の「楼車蔵」見学の次は、
西町集議所(伊賀市指定文化財)へと向かいます。




A班とB班に分かれて散策していたはずが、ここ西町集議所でバッティング。
なかなか賑やかな見学になりました。
西町集議所の説明は⇒「町家みらいセンターHP」より


同敷地内にある「蔵」には、楼車を彩る「幕」や「金具」など保管されています。
鬼町に住む住民として、筆者は初めて覗かせていただきました。


こんな機会でもなければ、きっと見ることはできなかったと思うと、呼んでくれた友人に感謝しなくては・・・


さりげなく置かれていた「金具」、西町のたからものです。

さて、西町集議所を後にして向かった先は、「西町楼車:花冠(かかん)」が納まっている蔵です。


説明をしてくださるおじ様は、新聞輔経営で町の重鎮、お祭りのことなら何でも聞いて!!という吉岡氏。

「伊賀上野観光協会」のHPに「吉岡新聞輔」のページがあります。

「上野天神祭 あれ!これ!」

「祭町のはなし」 などお読みいただくと「上野のお祭りの通」になれるかも!です。

「伊賀一円のお祭りの紹介」もあります。

つづく





技術者研修会の模様 崇廣堂にて

2009-06-28 17:52:04 | おまつり大好き!
中に入れなかったので、実は寂しい思いをしてた、ところが嬉しいことに写真データをいただきました。
こんなことってあるんですね、持つべきは「友」であり「戦友?」
こういう助っ人がいるって、ほんと有難いです。

前置きはともかく
6/26当日の「祭屋台等製作修理技術者会研修会」の様子から

開会直前まで準備は続く

ビデオやスライドの準備は大丈夫かな・・・


26日午後3時
真夏日の中、全国各地からご参集いただいた研修会ももうすぐ開会。
自然の風が入ってきたかどうかは定かではありませんが、江戸時代にクーラーはなかったので、ご勘弁を・・・


記者さんたちもスタンバイ。


「全国山・鉾・屋台保存連合会」会長:深見茂氏(祇園祭山鉾連合会)のご挨拶。


上野楼車会会長:増田さんの司会進行。


京都国立博物館企画室長:久保智康先生の講演。
上野天神祭の楼車を彩る「錺り金具」についてのお話。

【そういえば、2006年9月のこと

久保智康先生のお話聞かせていただいたこと、思い出しました。


ケーブルTVの取材も受けられました。大切な文化財産の装飾品です。保存の仕方を間違えないようにしなければ…】なんて感想を書いていたような。



次に、伊賀市文化財保護指導委員である上野小玉町の増田雄先生の「上野天神祭」について。




熱心に聞き入る研修参加者のみなさん。

また、「楼車蔵・町巡り」に続きます。ではまた