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伊賀上野が元気になればいいなあ!

上野の城下町、どうなっていくんだろう、、、見守る元気はないけれど、静かに生きていこうと思う(笑)。

楼車蔵見学と町巡り その1

2009-06-27 18:31:13 | おまつり大好き!
今朝8時30分に宿泊先のヒルホテル サンピア伊賀を出発して、一路「だんじり会館」へ。
そして、いよいよ伊賀上野の城下町の散策となりました。
(今、だんじり会館を出発したからね、と連絡が入って、筆者もいざ撮影に・・・とおせっかい(笑))

A班・B班に分かれて4町の「楼車蔵巡り」です。(筆者はB班のあとを追っかけます。)


小玉町蔵ではすでに説明終了、A班が来るまで待機中の町衆とおしゃべりして、次なる「福居町蔵」へ。
「小玉町楼車:小蓑山(こみのやま)」は、一昨年解体した時、骨組みに傷みが見つかったため修理修復しています。
新しい木と古い木が混在しています、これも大工さんの匠の技の結集。

【(以下4枚は友人からの頂き物の写真、説明に間に合わなかった筆者のために提供してくれました。感謝)





小玉町集議所にて、宝物公開。


黄金の輝き:雲に鶴の透かし彫り。
(中仕切り・・・ちょうど中段にある仕切り部分の金具だそうです)

これら貴重な金具類は、昨日の久保先生の講演テーマに合わせて、町衆自らのご判断で展示頂けました。普段、真近では見られない金具を見る事が出来た、、と参加頂いた皆様からも感謝のお言葉がありました。



西へ進むと、遠くに長田の山々が見える。
そして、ここは「福居町楼車蔵」


「福居町楼車:三明(さんめい)」
この楼車の屋根部分も最近になって、修理修復が終わりました。




天井には絢爛豪華な絵が描かれているんですね、お祭りの時は「天水引幕」がかかっているので見られなかった・・・


「三明」は蔵に入っている時、屋根は下がっていますが、外に出ると屋根はせり上げます。
そのせり上げの機械?というか道具?「せりあげ万力」で「綱あげ」するそうです。
まるで「からくり」。


「だんじり入替」(2008年春)の際の「三明」、二之町筋を行く。




ではまた、つづく

祭屋台などの技術継承のために

2009-06-27 12:05:49 | おまつり大好き!
伊賀市で開催された勉強会、その関連記事


中日新聞より


毎日新聞より


全国から祭大好きな方たちの参加ですが、古いものをずっと保存伝承していくご苦労はいずこも同じような悩みがあるんでしょうねぇ。

取り急ぎここまで

今日の「楼車蔵見学」「町巡り」の様子は、またあとで

6/28追記

産経新聞より


朝日新聞より


読売新聞より

研修会会場「崇廣堂」にて

2009-06-27 00:26:34 | おまつり大好き!
会場の準備は順調に進んでおりました。

「崇廣堂」のある通りは、西側に「崇廣中学校」、東側には順に「県立上野高校」「上野西小学校」「伊賀市役所」「伊賀簡易裁判所」「上野郵便局」と並ぶ官公庁通りみたいなところです。
この「赤い門」があることから、「崇廣堂=あかもん」と呼ばれてました。


門をくぐって中に入ると


庭を通って玄関に


「国史跡 崇廣堂」ってこんなところです。


江戸時代、武士の卵?たちが学問に励んでいたのでしょう。



こんな場所で全国から「祭屋台等製作修理技術者」さんたちがお勉強してたんです。
(部外者が参加することはできなかったので、準備風景だけになりました。)


てんやわんやの準備だったこともあって、JR伊賀上野駅から集合場所の「だんじり会館」まで歩いてこられた方(数kmはあるでしょうか、何故伊賀鉄道のご利用を連絡できなかったのでしょう・・・)、交流会の開始時間が大幅に遅れたとか、何かと課題の多い(心配した裏方さんは必死の思いで取組まれたのですが)研修会となったようです・・・念には念を入れての準備の大切さを教わりました。

お世話係の皆様、お疲れ様でした。

そして2日目は、「楼車蔵見学」「城下町散策」です。



祭屋台等製作修理技術者のみなさんのお出迎え in 上野市駅

2009-06-26 12:45:23 | おまつり大好き!

伊賀鉄道「上野市駅」には、ずっとNINJAたちが待ってます。


お昼前、さぁ、次の電車でいらっしゃるかな?と、法被を羽織ってお出迎え。


第一陣のご到着。


高岡市・京都市からのお客様でした。
遠路はるばるようこそ伊賀上野城下町へ~~

ご一行様は「だんじり会館へ」向かわれました。
会社から目と鼻の先の「上野市駅」です、ついカメラ片手におせっかいしてました(笑)

平成21年度 祭屋台等製作修理技術者会研修会のご案内

2009-06-24 12:50:52 | おまつり大好き!
【研修場所】 伊賀市

【研修日時】 6月26日(金)午後~27日(土)午前中にかけて

【日程】

6月26日(金)
・13:00~13:30 研修会受付(だんじり会館にて)

・13:30~14:15 だんじり会館見学

・14:30~14:45 旧崇廣堂見学

・14:45~15:00 研修会開会式(旧崇廣堂)

・15:00~16:15 講演「天神祭楼車(だんじり)の金工について」
          講師:久保 智康氏

・16:30~17:15 講演「上野天神祭について」
          講師:増田 雄氏(上野小玉町在住:伊賀市文化財保護指導委員)

・18:00~20:00 交流会
          場所:ヒルホテル サンピア伊賀


27日(土)
・9:00~12:00 市内楼車蔵見学(中町・西町・福居町・小玉町)と市内散策

・12:00  解散

だんじり幕の下絵が見られる

2009-06-17 22:57:34 | おまつり大好き!
『祭禮懸装品研究所』(前田好雄代表)主催で開催されています。
場所は、旧上野市内「だんじり会館」にて

上野のお祭関係者にとっては、とても興味深い催しかと思うのですが・・・

毎日新聞より


朝日新聞より

おっ、これはもしや・・・と思いましたが、
「全国祭屋台・山・鉾連合会:祭屋台等製作修理技術者会in伊賀上野」(6/26・27開催)関連記事ではありませんでした。

とある地方では「地方の元気再生事業」の一環として「国の支援」を受ける可能性も含めて取組むこともできるようです。が、伊賀上野ではいささか準備不足なようで、全国発信もままならない、残念です。



祭の後継者として、若くて(といっても中年どころですが)やる気のある人たちが一杯いるのに、その力を生かしきれない。
○○保存会の会則には「事務所を会長宅に置く」とある。であれば事務作業も当然こなさなければならない、ところがその事務局機能が発揮されないまま現在に至っている。
その時々の会長の思いで、事務を担う人が転々としている。
突然「事務局を担当して・・・」と言われても、それまでの経緯がわからない人にとっては、大変気の毒な出来事です。

伝統行事を保存・伝承していくことは、何も古参の人たちだけでできるものではないと思います。今に生きる若手の力も組み入れながら次世代に受け継いでいってもらいたい、と思うのは筆者の勝手な思いなのでしょうか。

そして、この研修会に参加される方々の宿泊施設での細かい打合せは今日(6/17)行われたようです。
100人近くの交流会が催されるにもかかわらず(宿泊も含めて)、ホテル側は快く引き受けてくださったそうですが、100人規模の催しの打合せが1週間前ですか?!!

平成21年度 祭屋台等製作修理技術者会が

2009-06-10 09:30:22 | おまつり大好き!
当地、伊賀上野で行われるってみなさんご存知でしたか?
昨年は佐原市で開催されてました。その様子

6月26日(金)と27日(土)に開催されます。
「祭り関係者」にとってかなり大切な勉強会だと思うんです。
あまり知られていないように思えるのは気のせい??

【『全国山・鉾・屋台保存連合会』は1979(昭和54)年に設立、祇園祭山鉾連合会(京都)や高山屋台保存会(岐阜)、秩父祭保存委員会(埼玉)など、国の重要民俗文化財に指定される屋台等を持つ19団体で構成されています。】

【全国山・鉾・屋台連合会という組織の中に『祭屋台等製作修理技術者会』という部会があり毎年研修会が開催されます。祭屋台等製作修理技術者会は文部科学大臣認定の選定保存技術保存団体で、『全国の曳山やほこの製作や修理を手掛ける職人で組織され、木工、金工、漆工など様々な職人の集まり』です】

そんな素晴らしい研修が伊賀市で行われると「上野西部公民館だより」にも載っていたのですが、はてさてその情報が伝わってきません

とても興味深く情報発信を待っているんですが・・・何も聞こえてこない、寂しいことです。

だんじり町の

2009-06-07 23:17:07 | おまつり大好き!
「虫干し」(梅雨前の虫干し?)
6月末に伊賀上野城下町で行われる「全国山・鉾・屋台保存連合会:祭屋台等製作修理技術者会」のための飾付でもするのかな?と思いましたが、曇り空のため飾り付けまでできたのかどうか・・・そこまでは確認できませんでした。
ただ、「飾り幕」も「前幕」もないだんじりを見てしまったのは、気恥ずかしかったような。



一昨年、復元新調された「印:見送幕」を最後に片付けました・・・とさ。

だんじり入替

2009-04-20 12:41:57 | おまつり大好き!
無事、だんじりの計測も終わって、いよいよ搬出。

読売新聞より


毎日新聞より


朝日新聞より

半年間、会館に納まっていた小玉町・中町・新町の楼車が帰っていきます。


おっ、出てきた!


出口付近はかなり急になっています、勢いあまって飛び出ないように慎重に・・・


お巡りさんに交通整理をしていただき、運転手のみなさんにはしばらくお待ちいただいて・・・


信号で待機


踏切では「架線」を上げる保安員さんが待機。


踏み切りも無事通過して・・・
(保安員さんが架線を持ち上げている様子がお分かりいただけますでしょうか?)

いろんな方々の協力のお陰で、それぞれの町へ戻っていきました。

午後からは、東町・向島町・魚町の楼車が搬入です。
秋の本番まで会館で待ちます。

楼車町のみなさん、お疲れ様でした。

だんじり入替日に見たこと・・・

2009-04-19 23:12:15 | おまつり大好き!
さぁ、だんじり(楼車)の重さは?

ここにこぎつけるまでの苦労話はいろいろあるけれど、400年以上の歴史があっても未だ正確な重さは誰も知らなかった。
祭ばかの人たちにとっては、気になってしようがないことでした。
いろんな困難を乗り越えて今日の日を迎えた「だんじり会館」でのひとこま。


上野のだんじりは全部で9基。
毎年春と秋に3基ずつ入替をします。
今回は「小玉町・中町・新町」が搬出されます。
その搬出の際に、体重(違う、重量)測定です。
何で測るの?
「カンカン」です。???

・品物の目方を量ることを「看貫(かんかん)」というそうです。

・「看貫秤(かんかんばかり)」の略。

時々ありますね、大型ダンプなんかがお巡りさんに「こっちへおいで」って呼ばれる風景、そのダンプの行く先には「看貫秤」があるんです。

話を戻しまして、その「看貫」をリースしてだんじり会館内に設置。
だんじりや印の「前輪」と「後輪」をその「看貫」に載せます。

「前輪」で何㎏


「後輪」で何㎏


足し算をすると「総重量」がわかる!んですね。


「だんじり(楼車)」は直進は得意ですが、曲がるのは苦手ですから、少しの舵取りもなかなか面倒です。
「万力装置」を使いながら進む位置を修正していきます。
「カンカン」に載せるのも一苦労です。


「よし、上手く載った。そのまま手を離して・・・」


「ハイ、○○町前輪、○○○㎏」
という風に計測した楼車は「だんじり会館」で3基。

新しく搬入される3基の楼車は、各町出発前に計測されました・・・とさ。


これは楼車に誰も乗っていない時、祭本番では30人ほどのお囃子演奏者が乗ります。
ということは、全重量3.5トンを超えるということですね・・・
「だんじり(楼車)」を引っぱるにも多くの人手が必要なことが、よ~く理解できました。

多分、一生に一度の体験だったかもしれない。
Y氏・M氏、本当にご苦労様でした、頭が下がります。














半田からの贈り物

2009-04-19 18:54:40 | おまつり大好き!
届きました。
半田地方も祭り真っ盛り、大変忙しい時期にもかかわらず送っていただきました。
上野の祭りも正式パンフレットがあればいいなぁ・・・と羨ましく見てました。
いずれゆっくりご紹介したいです。



F氏様感謝いたします。
ブログつながりって、いいこといっぱいありますね。

今日は上野では「だんじり」の重量を測る!という上野では前代未聞の出来事がありました、その様子はまたのちほど、そして「だんじりの重さ」は・・・その時に

春 愛知の祭

2009-03-31 01:06:07 | おまつり大好き!
何年前のカレンダーだろう・・・

ここらへんのお祭りには、必ず海や川が背景にある・・・
(伊賀では有り得ない風景がここにはある)

お恥ずかしいことで、ご指摘をいただいて追加修正です。
「目の前にあるのは海でもなければ川でもありません。
池ですよ!
昔は大きな池だったのですが、時代の流れで小さく、、、。」とのこと(3/31 22:17追加)

「春」とともに盛大にあちこちで行われる「山車まつり」
そういえば、ブログ仲間さんの地区でももうすぐ・・・





いつのことだったか、「手作りのパンフレット」を頂戴しました。
いつかきっと載せたいなと温存しておきました。
いよいよ始まるんですね・・・

春ですね!

2009-03-05 21:46:58 | おまつり大好き!
いつの間にか我が家の格子戸に貼られていたポスター


同じく隣に貼られたポスター



半田山車まつり、デカッ!(ポスターが
写真の左下に注目!(折りたたみ状態)


同じく左下に注目!(わかっていただけましたか?)

答えは、「床机」が据え付けられていること、そして折りたたみ式であること。
これを関西では「バッタリ床机」といいます。
我が家は借家ですが、大家さんに「バッタリ床机」を造りたい!とお願いしましたら、すんなりOK。
そこで、上野紺屋町にお住まいの(大好きな)大工さんに造作をかけました。
バッタリ床机、初体験とかで、研究に研究を重ねて立派なバッタリを造っていただいたのが、数年前。

観光客のみなさまには、「春のNINJAフェスタ、秋の上野天神祭」の時にはご利用いただいてます、ほっと安らげる空間みたいなものがほしかったので・・・

我が家ではすでにNINJAフェスタの準備が始まっています。
我が家の誰かがこんなもの夜な夜な作ってますよ・・・

「忍者体験道場」のひとつ、「弓矢道場」の小道具ですね。
主人曰く、これらを作っている時間が「極上のひととき」だそうですよ・・・

鬼?

2009-02-05 00:05:14 | おまつり大好き!
上野天神祭の『鬼』ではなくて、厄払いの「鬼」だとか(笑)
我が家第3子の「節分風景」(勝手に盗投稿するなって叱られそうですけど・・・)

『4日は0時からの深夜勤でした。
3日の23時半くらいに病棟に行ったら、準夜勤の人々がうきうきと「豆撒きするよ!」とのたまわれました。
確かに、休憩室に福豆が置いてあるな~と思ってたんです。

で、準夜と深夜で休憩室に入って豆撒きをしました。
流れで鬼の面被りましたけども。
鬼の面なら被り慣れてます。
節分に被るのは初めてでしたが。』

ちょっと安心しましたね、ピリピリした病院勤務の合間の「歳時記」かな。

今年の「上野天神祭」には、是非「鬼行列」に参加してくださいね、お嬢さん・・・

(貴女には『賢徳』が似合うかも・・・「これって小鬼だろ!」)