第3弾リメイク「遅刻してきた新任教師」
なんと、
老けてはいるが、
その新任教師は、
ケンタ
だった。
(続く)
新作ディープ(?改)「くそた死す?」
「やめろ!」
木太郎はくそたの囁きを聞くと大声を出したが、
くそたはその声にもかかわらず、何かをして、
そのまま木太郎の目の前で前のめりに倒れた。
すると、
木太郎は、
しゃがみ込んで、
くそたの手首と首の辺りを触ってから、
ゆっくりと立ち上がると、
「ようやく後二人だな」
とつぶやくように言ってから、
背後にいる、
ヒトメとアスカの方を振り返ったのだった。
(続く)
第??弾「ミケーレの蒼き仮面」第五章290
「はっ...
これは...」
ふんどし姿の国王はウトーの言葉と表情を見て、
その醜い顔を急に歪ませると、
「バカモノ!
なんだ! それは!
早く、引っ込めろ!」
と、
いかにも自分が命令した物以外の料理が出てきたように、
怒鳴ったのだった。
「怪しいなあ?」
「うん」
ウトーとパティはそれだけ言って、
顔を見合わせると、
ウトーが、
国王に怒鳴られて持ってきたものを持ち去ろう
とした家来に向かって、
「本当に間違えたの?
正直に言わないと」
と言って、
近くの木を蹴り飛ばしたのだった。
その家来はウトーと国王を交互に見た後、
「あのーーー...」
と言って、立ち止まって、
それからブルブル震えだしたのだった。
「やっぱりねえ」
と言って、
今度はパティが近くの木を蹴り飛ばすと、
もうバレたと覚悟したのか、
国王はその場で土下座すると、
「申し訳ございませんでした...
今のは嘘でございます。
私が命じてだした、
アップルパイの次に、
私の大好物の、
子豚の丸焼きでございましたが、
何がお気に召さなかったのでございましょうか...」
と、
国王自身も震えながらも、
はっきりとした言葉で謝罪しながら、頭を下げたのだった。
(続く)
カミサン伝説20「ハッピー編」413
チンタとカレー屋の孫娘がカレーを食べ終わった後、
なんとなく話しが合うのか談笑していると、
外で、
犬の吠え声が二人には聞こえた。
「あー、ケンケンかも?」
「あのー、お嬢さん、ケンケン、知っているんですか?」
「お嬢さんはやめって、さっき話したじゃない。
ナツキでいいから」
「すいやせん、ナツキさん、
で、ケンケン知っているんですか?」
「それは私も同じ」
「犬だからケンケンは珍しくないですよねえ?」
「そうかもねえ。
とにかく、外へ行きましょう」
二人は偶然犬の名前が同じだけだと思い込んで、
揃って、
外へ出ていったのだった。
「あー!
ハルカさん。
もう疲れがとれたんですねえ」
チンタはケンケンのそばにいるハルカに先に目が行き、
そう笑顔で言ったのだった。
(続く)
「ドア女Ⅴ」に
「お、おれだよ!」
「なんだよ!
勝手に自分で電話切っておいて!」
「小さい声で話せよ!」
「あー? 何で?」
ピンポーン!
「聞こえたか?」
「あー」
「そうか...
きちゃったみたいなんだよ!」
「何が?」
「だから、噂の」
ピンポーン!
「あー?
そんなわけないだろう?」
「でも、さっきからずっとさあ」
「誰かのいたずらだろ?」
「こんなときにいたずらするかよ?」
ピンポーン!
「ほら、聞こえなかったか?」
「あー」
「どうしたらいいんだよ」
「無視だよ!無視!
それにドア女なんているわけないよ!」
ピンポーン。
続エスカレーター改「金の隠し場所とガキの空白の時間とやはりアホ高校生?」
共犯者と言えばアホ店員?
だが、アホ店員じゃ無理だし、
事情聴取を受けているから、
金を持っていたら見つかっているな?
あっ?
今、タマガキが、
僕が預かるのもだすなあ?
と言った。
ということは...
「おにいさん、わかっただすかなあ?
何故、おにいさんたちは僕が死んだ
と思い込んだんだすかなあ?
彼は僕が死んだとは思ってなかっただすよ。
おなかが痛くなったのは不思議だすがな」
そうか!
あのどさくさの時、
タマガキは現場から金を持ち出し、
どこかに金を隠したんだ。
ケチガキはそれに協力した...
だけど、
ガキが二人いたのは、
警察も知っているはずだが...
わからない...
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