カミサン伝説「あほーあほーあほー編2」
「実はわしの甥っ子がその高校に通っている」
「ですが、まさか、
醜くて、巨人のように大きいということはないでしょうね」
「おっ、そのとおりじゃが」
「でも、教授はそんなに
大柄ではないじゃないですか」
「わしの妹の子じゃ、
妹の死に別れた旦那が大男で、
恥ずかしい話だが、妹は不細工で、
可愛そうにわしの甥っ子は悪いところだけ
受け継いだようなんじゃ、不憫でのう」
「でも、教授の血をひかれているわけですから、
頭脳は明晰ですよね」
「それが、そのーその逆なのじゃ」
「でも、女子はルックスだけでも入れるはずで、
男子は確か優秀か凄い資産家の子弟じゃないと...、ああ」
「恥ずかしい限りじゃ」
「でも、所詮インチキな都市伝説ですよ。
今もお元気なんでしょう」
「元気じゃが」
「じゃあ、大丈夫ですよ。多分...」
「多分じゃと?」
「いえ、99%」
「99%、何で100%じゃないのじゃ」
「えっ、そのー」
「教えてくれ、そのあほー伝説とやらを」
「教授、違います。カミサン伝説、
あほー、あほー、あほー編」
「名前は何でもいいから、
内容を教えてくれ」
(続く)
「実はわしの甥っ子がその高校に通っている」
「ですが、まさか、
醜くて、巨人のように大きいということはないでしょうね」
「おっ、そのとおりじゃが」
「でも、教授はそんなに
大柄ではないじゃないですか」
「わしの妹の子じゃ、
妹の死に別れた旦那が大男で、
恥ずかしい話だが、妹は不細工で、
可愛そうにわしの甥っ子は悪いところだけ
受け継いだようなんじゃ、不憫でのう」
「でも、教授の血をひかれているわけですから、
頭脳は明晰ですよね」
「それが、そのーその逆なのじゃ」
「でも、女子はルックスだけでも入れるはずで、
男子は確か優秀か凄い資産家の子弟じゃないと...、ああ」
「恥ずかしい限りじゃ」
「でも、所詮インチキな都市伝説ですよ。
今もお元気なんでしょう」
「元気じゃが」
「じゃあ、大丈夫ですよ。多分...」
「多分じゃと?」
「いえ、99%」
「99%、何で100%じゃないのじゃ」
「えっ、そのー」
「教えてくれ、そのあほー伝説とやらを」
「教授、違います。カミサン伝説、
あほー、あほー、あほー編」
「名前は何でもいいから、
内容を教えてくれ」
(続く)