昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

牡蠣

2019-01-19 16:06:21 | 俳句

今年は消費税が上がるのだろうか?
政府は上げると言っている。
リーマン級の恐慌がない限り。
年末年始の東証の株価の下げには正直期待した。
消費税が上がらないのなら恐慌もまた有難いと思った。
そもそも日本の財政赤字のカラクリは財務省が意図的に捻じ曲げて作った物ともいわれている。
税金を払いたくないわけではないが、意味不明なものに対してはご免こうむりたい。
苛政は虎よりも猛なり、とはよく言ったものだ。
将来の保障はない、税金だけは取られるでは、本当にお上を恨むしかない。

牡蠣の口たわけたけふの雪の空   素閑

浦浪や牡蠣に託するこひのふみ   素閑

冷たさや曝しの牡蠣剥き北の浜   素閑

思わずも牡蠣売る酒肆のコップ酒   素閑

近郷の牡蠣あきなへる老婆かな   素閑

老樵に牡蠣食わせむと初の旅   素閑

牡蠣剥ひて箒で殻を掬わむと   素閑

旅の宿牡蠣を供する六畳間   素閑

菰に積む牡蠣のやま漁夫はこびけり   素閑

牡蠣剥けり昼より雨となりにけり   素閑

板前の利いた風なる牡蠣酢にて   素閑


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