昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

鬼怒川温泉(花の宿松や)に行ってきました。

2012-06-30 18:19:00 | 旅行記

かーたんと鬼怒川温泉に行って来た。詳しくは、下記の旅行記ををお読みください・・・・

 

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妻と来し清しき夏の渓の湯や     素閑


2012年6月発表会

2012-06-24 23:27:00 | アート・文化

かーたんの音楽教室の発表会が、今年も世田谷、中町ふれあいホールで行われた。朝8:30、いつものように、ギブアウェイ、ピアノの椅子、衣装、楽器など大荷物一式をタクシーに乗せて、家を出る。会場に着いたのは9時前。会場の係員の人と簡単に打ち合わせをして、急いで会場の設営に入る。毎年、やっているので手慣れたものだ。案内のポスターを張り、ピアノの位置を調整し、ビデオをセッティングする。係りの人も慣れたもので、毎年同じ会場を使うメリットは大きい。この中町ふれあいホールは、半年前に電話予約をしておけば、ほぼ希望の日の予定を抑えられる。使用料もリーズナブルだし、会場の規模もうちの音楽教室の発表会には適当だし、代沢地域からの交通の便の悪さを割り引いても、考えられうるベストの会場だ。そのうちスタッフの先生方も到着し、子供たちも父兄に連れられれ三々五々集まってきて、リハーサルに入る。最初は緊張していた子供たちも、演奏が進むにつれて本領発揮といったところ。13:30本番開始。かーたんの旧来の友人Dさんのアナウンスによって会は始められた。最初の子はまだ三歳。上手にピアノとお歌ができました。午後の部。生徒の子供のお父さんのヴァイオリン演奏でバッハのメヌエットとラヴェルの『亡き王女のためのパヴァーヌ』。ついでオカブのドビュッシー『亜麻色の髪の乙女』フルート演奏。今年は多忙につき練習の時間が取れないので、簡単な曲を選んだ。希望の星、小5の二人はそれぞれ、ショパンとベートーヴェン。ちょっと難しい曲を選びすぎたか?・・・フィナーレの講師演奏ではかーたんがシューベルトの『献呈』と、J.シュトラウスの『こうもり』からアデーレのアリアを歌った。アデーレのアリアではオカブがアイゼンシュタイン役を演じ、とんだ道化振りを披露した。客席からは笑い声も漏れていた。集合写真を撮り16:00過ぎにお開き。タクシーで帰宅した。夕食はサミットで買ったパックの寿司とビール。今年も一大イベントが終わった。

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妻の音に合わせ踊るや梅雨の晴れ     素閑


ビーフストロガノフ

2012-06-16 06:16:00 | グルメ

食いもおネタが三題続く。読者諸賢には、我が家の食生活が、きわめて慎ましいものであり、美食とは程遠い、経済優先の食卓を甘受しているということがご理解いただけるのではないかと推察する。先のエントリーで昨今、肉を極力食わないということにしていると書いたが、今、冷蔵庫の冷凍庫に鎮座ましている、スーパーのセールの時に買った100g98円の牛肉切り落としを何とか処分してしまわないと、冷凍庫の中の整理がつかない。そこで今日は、この安物の牛肉を食うにはもっとも高級感がある、ビーフストロガノフにすることにする。これも非常に手軽な料理で、用意するものは肉と玉ねぎとマッシュルームと、あとは市販のビーフストロガノフの素。この料理は以前一回ご紹介したが、鍋で玉ねぎ牛肉、マッシュルームをバターで炒め、水を加えて、素を加えれば完成という、無精な主婦・・・・もとい、多忙な主婦にはきわめてすぐれものの料理である。今日はお腹がすいたので山ほどもある、ビーフストロガノフ・ライスを食い果たした。これも南雲吉則先生の本の影響である。一日一食でも夕飯にドカ食いすると体重は一向に減らない。何とかならないものか?

五月雨や鳥鳴き葉を打つ音のみぞ     素閑

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チキンサラダ

2012-06-10 05:58:00 | グルメ

このところ健康に気遣って・・・ということもないのだが、肉を極力食わないことにしている。野菜と魚中心の食事は、慣れてしまえば、胃にもたれることもないし、まことに結構なものなのだが、唯一、肉のおかずと比べて、材料費が嵩むという点が難点だ。そこで、たまには肉、といってもヘルシーに鶏の笹身を使った、メニューを登場させた。チキンサラダである。これは手軽に作れて美味い。オカブのお気に入りのおかずである。作るのはもちろんかーたん。なにせ、肉を酒蒸しにして、あとは野菜を刻むだけでできるのであるから、手軽の究極を行くおかずであろう。写真のチキンサラダは一人分。すごい分量だと自分でも思う。けれど、現在、南雲吉則先生の著書に傾倒していて、一日一食を励行している。そこで、ついつい夕飯の分量が増えてしまうのだ。しかし、南雲先生も言うように、一日一食なら、何を、どれだけ食べてもいいという言を信じて、一食集中型大食主義となっているわけ。ついでに、一日一食なら夕飯にお酒を飲んでもいいという、南雲先生のご託宣から、ビールを飲むことにした。よい酒を飲めと書いてあるので、『ギネス』にした。満足のいくお惣菜夕飯だった。

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酔うてなお静かなりけり走り梅雨     素閑


初物の鮎

2012-06-09 05:39:00 | グルメ

今晩、鮎が食膳に上った。本来、天然ものの鮎はまだ解禁になっていないはず。それで、今晩の鮎も当然養殖ものだ。まぁ天然ものの鮎を食べるような身分でもない。養殖物で分相応である。かーたんが焼いてくれた。鮎は酒の肴に絶好。そこで杯も進む進む。ところで鮎という魚は食い方が難しい。小骨を丁寧に取っ手などといった食い方では食った気がしない。そこで、亡き辻留先代の辻嘉一翁によれば、焼いた鮎の鰭を折り取り、尾も折り取り、尾から丸ごと口中に入れて、歯で骨から身をはがしていくように丸ごと食うのが鮎の醍醐味を味わうもっとも優れた喰い方というのを『懐石傳書』で見た。だだし、こういう食い方ができるのは、天然ものの、釣りたての至極新鮮な鮎であるのが条件とのこと。古い鮎では、身が骨からすんなりとははがれてくれないという。まぁ、自分には縁のない食い方だ。それでと言ってはなんだが、オカブ流の喰い方が、頭から骨から鰭から、丸ごとがりがりと食ってしまうやり方。食い方としては邪道だろうが、オカブとしてはこの喰い方が一番うまく感じられる。ただし歯が丈夫でないとできない。はてさて、いつまでこんな鮎の喰い方ができるやら・・・考えるだけで侘しい。

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手枕の根が生え立たず鮎の宿     素閑