昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

年忘れ・そして新年おめでとうございます。

2015-12-31 23:59:53 | ご挨拶

今年も大晦日と相成った。
なにやらだらだら過ごした一年のような気もしないでもない。
しかし、なにはともあれ一年の締めである。
やはり感慨深い。
そこで、大晦日恒例の晦日蕎麦を夕飯代わりに食う。一ノ蔵無鑑査辛口のお銚子もつける。
食い終わったらすぐに『こうもり』のDVDを・・・・
カルロス・クライバー指揮バイエルン国立歌劇場1981年シルヴェスター公演である。
毎年のように言うがこの公演は古今東西を通じて最高の『こうもり』であろう。
『こうもり』が『シャンパンの歌』で幕を閉じると、NHKに切り替えて、第九公演。三楽章から観た。
指揮は2015年に首席に就任したパーヴォ・ヤルヴィ。
今年はソリストに福井敬と森麻季の二大御大を揃えた力の入れよう。
しかし、ヤルヴィの第九はやたら速いパッセージがあってちょっと頂けない。オケも彼の指揮を無視したような演奏だった。
結局、国音の合唱のレベルの高さだけが取り柄のような公演だった。 
ところで森麻季は一時の激痩せ状態から少しふくよかになった感じ。さすがに二児の母か?
クラッシック・ハイライトを観てから、『東急ジルベスター・コンサート』。
今年のカウント・ダウンは、ラヴェルの『ボレロ』。
曲の終わりは2015年23時59分59秒よりちょっと遅かった!

明けましておめでとうございます。

おおつごもりなんにもせずと過ごしけり   素閑 


メリー・クリスマス!

2015-12-24 23:53:41 | 日記

クリスマス、おめでとうございます。
今年のクリスマスは稀に見る暖冬に包まれた、朝方に雨が上がって、晴れた空の下の聖夜だった。
うちの教会では、クリスマス・イヴに燭火礼拝(キャンドル・ライト・サーヴィス)なるものをやるので、前日の23日にリハーサル。そして当日23日(木)には暇なオカブ一家は3時に教会入りして準備やら、奏楽の練習。(あれ?お前は教会に行かなくなったのでは?というご質問には後々お答えします。)
7時半、燭火礼拝の本番開始。前奏で、J.S.バッハのクリスマス・オラトリオより『眠れよ、いとしきもの』。かーたんはオルガンを弾き、オカブはフルート。
その後、聖書朗読があったり、賛美歌を歌ったり、聖歌隊の奉唱があったり、かーたんの独唱があったり・・・・
プログラム自体は例年とほとんど変わりない。
まあ、一つのお祭りである。
すべてのプログラムが終わり、派遣の挨拶。
そして、打ち上げ。ドンチャン騒ぎのドンで終わった。
夜半過ぎ自転車で夜道を帰った。

Merry Christmas!

憂きこともあると知れるや聖誕祭   素閑


再びチェコ料理

2015-12-16 05:10:15 | グルメ

またまた、チェコ料理に行ってきた。
今日はかーたんと一緒。
昼過ぎに代々木上原の『セドミクラースキー』に。
よく飽きないね?というお言葉には、あのクネードリキにはまっちゃってと返すしかない。
1時過ぎにご入店。
美人のコマネチのお姉ちゃんが迎えてくれる。
まずはビール。ピルスナー・ウルケル。
これにハムのホース・ラディッシュと生クリーム巻き。1皿800円也を2皿。
そしてスモーク・ポーク、ポテト・ダンプリング(クネードリキ)添えとグラーシュ、プレーン・ダンプリング(クネードリキ)添え。
オカブにとっては実に美味いのだが、かーたんはお気に召さない様子。ふむふむ。
ビールもクリューゲルのものにお代わりしてぐいぐい行く。
締めにかーたんはアップフェルシュトゥルーデルとアインシュペナー。オカブはシュナップスをちびちび。
美味かったのだがかーたんのご機嫌を取り繕うのに一苦労。
3時過ぎにご帰館。

冬ざれの街に買い物主婦の群れ   素閑


 


ウィーンの調べとオーストリアワインのコンサート

2015-12-06 23:43:31 | アート

かーたんを含むソプラノ3人とピアノによるユニット『Liebevoll』とピアノによるコンサート、『Die Wiener Melodien』。
祖師谷のコンサート会場『サローネ・フォンタナ』にて開催された。
このコンサートのコンセプトはウィーンの音楽と味を楽しむ。
従って、ウィーンの味としてオーストリアワインの販売元『オーストリアワイン・ドットコム』さんとコラボして、ワインとオードブルを提供することになった。
構想を立てて以来1年4か月。やっと形になった。
当日は朝の9時から会場入り。 ばたばたと会場設営。
そのうち出演者やスタッフの方がやってくる。 スタッフの方はこの手のイベントは手馴れたもの。オカブがもたもたしていた会場設営もてきぱきとこなして完璧な仕事。受付の準備も万端。オードブルのサーブのキッチン回りも受付のスタッフの方にやってもらう。
ワインのオーストリアワイン・ドットコムの川瀬さんご一同も到着。アイスバケットを用意して20本余りのワインを冷やし、サーブの用意も万端。
1時半に会場。お客さんが続々とやってくる。 70人余り収容の会場は満席。開演を待つ熱気がものすごい。
開演2時。
オープニングはモーツァルトのオペラ・ブッファ『魔笛』から3人の童子の三重唱。
それからはそれぞれの歌手のソロやデュエットで。
第一部の締めは『こうもり』から『シャンパンの歌』。盛り上がった。
幕間のワインタイムではお客さんにオーストリアワインを堪能していただいた。
『オーストリアワイン・ドットコム』さんからはセクトやグリューナー・フェルトリーナー、赤、葡萄ジュースを含む4種の飲み物を提供していただいた。 
二部の開始は、それぞれの歌手がそれぞれのアリアの十八番を歌う。
かーたんは『ヴィリエの歌』。 
そのあとはウィーンにまつわるミュージカル曲などを・・・
大団円は『ウィーンわが夢の街』。
アンコールの拍手の鳴りやまぬ中、アンコールはレハールの『メリーウィドウ』より『男・男・男』。
コミカルな振り付けと演出で会場は大興奮。
あっという間の二時間半だった。
会場を片付けて、スタッフを含む打ち上げ。
こちらもコンサートの余韻の残る中、尽きぬ話に花が咲く。
9時過ぎにお開き。
タクシーでかーたんと帰宅する。
お疲れ様でした。

維納なる都の歌の師走かな   素閑