昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

有楽町で逢いましょう

2012-04-29 03:27:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日は、かーたんは練馬の光が丘公園で、ゴールデンウィーク・フェスティバルの歌のおねーさん(ばーさん?)として二期会のお仕事。いい歳をしてドイツ民族衣装に身を包み、あちゃら風の民謡を中心に公園の芝生に設けられたステージで歌ってきたということだ。ソプラノ二人とアコーディオンのアンサンブルで、本人は森三中がコンサートをしているみたいだったと言っていた。なかなか正直でよろしい。オカブは教会が終わってから、銀座の山野楽器でミヤザワ・フルートの無料調整会。今回の担当の人は、なかなか調整の名人らしく、調整の後では、楽器の鳴りがまったく別物のように見違えていた。かーたんにメールをすると、まだ光が丘の喫茶店で友達とお茶をしているということ。銀座で待っているから、出ておいでと言って、かーたんがやってくるまであちこちの店を冷やかして暇をつぶす。そして教文館の3階の椅子に座って待っていると、6時過ぎにかーたん登場。ついでに楽譜2冊お買い上げ。さて夕飯でも一緒に食べようということになったが、銀座の店は「銀座価格」でとても我々が出入りできるような、手ごろな店はない。有楽町まで行けば、手が届くくらいの店があるのではとJRのガード下をうろうろしていると、『だん家』といういかにもわがカップルには適当そうなビヤホールが見つかった。入る。なかは、飲めや歌えの談笑の高らかな声で雑然としていたが、こういう大衆的なところのほうがいいだろう。

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お通し。鶏皮のビネグレットにポテトサラダ。なかなか美味そうだ。

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生ビール。冷たく冷えている。

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田舎風パテ。フルサイズで680円、このボリューム!

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ジャーマン・ポテト。480円也。すごい分量。

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ソーセージ三種。バジル、ミュンヒェン、ヴァイス・・・・満足満足。

この店、味よし、値段よしでなかなかよろしい。気に入った。また来よう。今日は半日遊んだ。また銀座に戻って、銀座線で渋谷、井の頭線で下北沢に出て帰宅。

有楽町シャツ一枚で闊歩せり     素閑


ビフテック・フリット

2012-04-22 02:48:00 | グルメ

またビフテキのトピックスである。前にビフテック・フリットはフランス人の国民食であるということを書いたが、いまやこの料理は、我が家の食卓に頻繁に登場するごくごく日常的なお惣菜となりつつある。なにせ、オージービーフだと特売の時に100g98円で買える。ごくごく安価な食材である。作るのはポテトを揚げて、フライパンで塩胡椒した肉を焼くだけである。ごくごく安直な料理である。これでは食べない訳にはいかない。それに大量のじゃがいもと、青菜をを添えて食べるので栄養のバランスもとれている。そこで、今日の晩のおかずもビフテック・フリット。なんだか最近、安物の牛肉ばかりを食べているような気がする。

 

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行く春や穂高の雪解便り聞く     素閑


イースター・コンサート

2012-04-08 06:34:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日はイースター。「イースター」とは純粋にはキリスト教の祭りで、十字架にかかって死んだキリストが三日目の日曜日によみがえったことを記念する。日本語では「復活祭」という。キリスト教の祭りだから教会では特別な礼拝がささげられる。特別な礼拝といっても、普段の礼拝に少し異なるプログラムが加わる程度なのだが、オカブが所属している教会はイースターに「永眠者記念礼拝」というのを併せてやってしまう。これは普通の教会では、いわゆるハロウィーンの時期、万霊節の時、10月の最終週にやるのが普通なのだが、零細教会の悲しさ、遺族の教会離れを防ぐために、イースターの時期に追悼会をやるという特別出血サービスをやってしまう。まあ、これはいいとしよう。オカブは奏楽隊でフルート担当。礼拝前奏にバッハの「イースター・オラトリオ」を吹いた。礼拝ののち昼から記念の愛餐会があり、なんだかんだで終わったのが午後の3時。

それからおっとり刀で三宿のギャラリー「まんまるの木」に駆けつける。かねてより知友のオージー、チャールズ主宰の「イースター・コンサート」があるからだ。ここにかーたんも出演。狭い会場に出演者や観客が50人ほども詰めかけただろうか?全部で7グループが出演した。

Photo_2 ガールズのオリジナル・ワーシップソングの熱唱に会場は盛り上がる。

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ローラのアコーディオン独奏には拍手喝采!

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トリをとったかーたんはヘンデルのオラトリオとプレイズソングを一曲ずつ。

6時にコンサートがお開きになって、チャールズが音頭を取って10人ほどで夕食に行くことにする。花見の季節とあってなかなか適当な店、10人を収容しきれる店が見つからなかったが、結局入ったのは池尻大橋のトルコ料理屋。なにかいかにもトルコ料理という感じの絨毯でもぼったくりで売りつけられそうないかがわしい雰囲気を漂わせた店だった。そこでおのおの料理を注文。オカブとかーたんはケバブと称するものを注文。オカブはアダナ、かーたんはドネルケバブ。しかし出てきたものはサンドウィッチではなく、ただの細長いハンバーグと薄切り肉のソテー!こりゃケバブじゃねぇよなぁ。料理までが怪しげな店だった。しかし、トルコビールは美味かった。さわやかな味わいでお代わりをしてしまった。

Photo_5 アダナ・ケバブ。パリで散々食ったアダナサンドとはだいぶ様子が違う。

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ドネル・ケバブと称するもの。ただの薄切り肉のマヨネーズ炒め。でかい肉の柱をぐるぐる焼いて削り取って食うものとは違うらしい。

1 トルコ・ビール。これは美味かった。しかし700円!

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美味いのでお代わりをしてしまった。

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トルコ風キャンドルライト。まぁエキゾチックちゃぁエキゾチックな小物。

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かーたんとスナップ。

まぁ、結論から言えば、この店はあんまりお勧めしない。しかしこれもいい経験だ。店から外に出るとものすごい寒さだった。

我らにも復活祭が巡り来る     素閑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


北澤川緑道にて花見

2012-04-07 14:58:00 | 日記・エッセイ・コラム

ブログ人今年は例年にない厳寒の冬だったが、やがて春は廻ってくる。というわけで、桜の季節がやってきた。満を持してかーたんとうちから歩いて5分の北澤川緑道に花見に行く。もとの川の縁には何十本もの桜の木が植わっている。この桜並木が目黒のほうまで続いているというのだから驚きだ。さて、例年通り、花見は、ガスコンロを持ち込んでバーベキューをしている花見客、家から持参の豪華なおかずを肴に盛り上がっているグループなどいかにも華やかな花見にふさわしい盛り上がりようだ。しかし、我が家はあくまで長屋の花見。サミットで買ってきたのり弁とビールで隅っこのほうでささやかに花を愛でる。まあ身の丈に合った催しではある。この花をあと何年見ることができるのだろうとわが年齢と重ね合わせて考え込んでしまう。

ひさかたの光のどけき春の日にしずこころなく花の散るらむ

無法松の一生ではないが桜の散るがごとく去っていくのはわが理想の最期である。

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満開の桜をなぜか楽しめず      素閑


チキンソテーその弐

2012-04-05 14:37:00 | グルメ

グルメのカテゴリーといえるかどうかはなはだ疑問。我が家のやりくりお惣菜のご披露である。先に書いたように主菜の鶏の胸肉は100g29円の時に仕入れたもの。それを手を変え品を変え調理法を変え、なんとか晩のおかずにしているというお粗末の一席。ほかに、安い食材が売っていないときには、鶏攻めである。しかし、値段は安くても、かーたんの愛情のこもった手料理とあらば尊ばねばなるまい。今晩は中華、照焼き風である。季節は4月に入った。世は新年度である。新規の事業プランもだいぶ煮詰まってきた。今後は実行の具体的なタイムテーブルの検討である。さぁ、やるぞ!

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この世との闘い破れ春嵐      素閑


チキンソテー

2012-04-03 14:25:00 | グルメ

ブログ人ブログ人我が家のお惣菜夕食。もっとも単価の安いチキンソテーである。これはスーパーのオオゼキで鶏の胸肉が100g29円の時に大量に仕入れておいて、冷凍にして保存しておいたものを解凍して晩のおかずにしたもの。かーたんが工夫をして「クック・パッド」を検索して照焼き風のものを作ってくれた。これは安くて美味い。

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遠き山雪解のおともきこゆるむ     素閑