昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

ばーたんの米寿を祝う@渋谷エクセルホテル東急『旬彩』

2016-09-25 23:52:41 | 日記

ばーたんが、9月21日で88歳になった。米寿である。
数週間前から、なにかお祝いでもするかと話していたのだが、この人はへそ曲りで、人が好意でしようと言っても、なんだかんだ理屈をつけて、なかなか乗ってこない。
しかし、今回は、割と素直に受け入れてくれた。しかし、ベニューは普段行き慣れた所では嫌だという。
そこで、かーたんが、渋谷のマークシティにある東急ホテルの和食レストラン『旬彩』を探してきた。
成程、まあまあお手頃。
そこで、エルさんの仕事の絡み・都合もあり、予約して家族4人で日曜に一席設けることにした。
6時にご入店。予約してあったのと母の米寿の祝いであるとのことを伝えてあったので、25階から東京の夜景を一望に見渡す窓際の一番いい席に案内された。
料理は、写真のメニューの通り。大変結構なお味でございました。
かーたんの企画で、ばーたんのこれまでの家族、地域、学校への貢献を感謝し、賞する表彰状をばーたんに贈呈した。
今でも、口うるさいばーたんだが、この時、この人の88年の年輪と軌跡が刻まれたことを思うと感無量になった。
いつまでも元気でいて欲しい。

秋の日の母の米寿の目出度きを   素閑



 


三軒茶屋『安曇野』で蕎麦を食う。

2016-09-24 14:55:39 | グルメ

今日、土曜日も雨。
なにか身体に黴が生えてきそうな一週間だった。
かーたんは洗濯物が干せないとぼやくことしきり。
気分直しに三茶へお使いを兼ねて出かけてみることにする。
その前に、まずは腹ごしらえ。いつも行く『きゃんどる』ばかりでは芸が無いので、毎度、前を通りかかっていて気になってはいるが、「高くて量が少ない」という評判を聞いて、敬遠していた蕎麦屋さん『安曇野』へ入ってみる。
丁度、昼食時で、店内は混んでいて、始め座敷に通されたが、テーブルが空いたというので移動。
メニューを見渡す。オカブは迷わず蒸篭二枚。780円×2。かーたんは天蒸篭、1760円。
もちろんお酒もつけましたよ。高知の銘酒『亀泉』。750円。
お酒は麹の香りがたまらず、この店の酒選びへのこだわりが感じられる。
蕎麦は、藪風の田舎蕎麦。安曇野という看板を掲げているだけに、江戸前の更科風は出しにくいのであろう。
したがって、二番粉を使ったポロポロとした食感のもの。同じ通りに店を構える『武屋』とは対照的。しかし、それだけに生蕎麦の旨みが伝わってくる。
お酒には『蕎麦かりんとう』の先付もついてくる。
食べてみて、間違いなく、この店は「値段もリーズナブルで、美味い」と実感した。サービスも非常に気持ちがいい。
また来よう。そして今度は気になっていた「田舎そば」に挑戦してみることにしよう。

子は勤め長雨の中家を出る   素閑 


雨降りの休日

2016-09-22 14:51:48 | フルート
秋分の日である。折角の休みだが雨降り。
午後のフルートの練習。C.P.E.バッハを吹いてみる。しばらく笛に触っていないので『勘』を取り戻すのが難しい。
本当はスケール、ソノリテ、タファネル、ゴーベールを毎日やりたいのだが、なかなか時間が取れない。
そのせいか、才能の欠如もあってか、ちっとも上達しない。まあ仕方がないか?
フルートに気が乗らないので、かーたんととお茶をしに来た。代沢十字路の『ムッティス・クーヘン』である。
フランクフルタークランツ。
バター・クリームがこの上なくおいしい。
雨烟るテラスでのお茶もいいものだ。
 
秋雨のしずやかなるかな笛の音か   素閑

 

下北沢『かつ良』で夕飯。

2016-09-19 18:45:19 | グルメ

今日はエルさんはイベント(コミケ?)、かーたんは母校の学院祭でお留守。
そこで夕飯は独り寂しく・・・・いやユウガに、トンカツを食いに行く。 
毎度、お馴染みの下北沢の『かつ良』だ。
台風が近づく雨のそぼ降る中、下北沢へ傘をさして向かう。
6時前、客はまだ一人しかいない。
二人掛けのテーブル席に案内されて、まずは冷たい生ビール、大ジョッキで。
次に取ったのが特上ロースかつ定食。
この店は、韓国で言う所謂、ミッパンジャンというか、漬物の盛り合わせが、酒をオーダーする・しないに関わらず出てくる。この漬物を齧り、ビールをやりながら、カツが揚がるのを待つ。
この店の大ジョッキは、サイズが大きく安いことは特筆すべきであろう。
特上定食には季節の小鉢が付く。今日は、厚揚げとシメジの煮たものだ。これも貴重なおつまみ。
カツが出来上がった。
熱々をソースをかけず、辛子だけで食うのがオカブ流だ。
上質の肉のジューシーな旨みがカラッと揚がった衣に包まれて極上の美味。
御飯もお代わりして、お腹がパンパンになったところで店を出る。
定食にビール大生二杯で4180円。決して高いとは思わない。
外は激しい雨が降っていた。

秋雨の街を行きかう人それぞれ   素閑 


日曜の午後。

2016-09-18 19:56:47 | 日記

日曜である。
かーたんと三茶に出かけた。
ランチを奮発することになった。
いつもの『きゃんどる』である。
Aランチ、先付の酢キャベツと珈琲付き。今日の内容は鯛のポワレとビーフステーキ盛り合わせ野菜添え。
もちろんビールも飲んだ。レーベンブロイである。
今日は珍しくエルさんは仕事で学校に行かず、家で趣味の漫画を描いている。
早く帰って、少し彼女と話し込んでみよう。

野分来る空も怪しく曇りたり   素閑 


三茶に出かけた。

2016-09-17 18:45:50 | 日記

なんの変哲もない町を出歩いただけの記述のエントリーが続いて申し訳ないが、何の変哲もない詰まらん日常生活をしているのだから、そこはお許し願いたい。
三茶の西友に今晩のおかずを買いに、かーたんと出かけた。
しかし、今日も、料理するの面倒くさいわ~、ということで、おかずは豆腐と胡瓜揉みだけとなった。あと西友ブランドの「皆様のお墨付き」インスタント味噌汁もつけた。
帰りがけに、いつもの『カフェ・ド・クリエ』で一休み。
しかし、今日は蒸し暑い。
冷房の効いたカフェでほっと一息ついた。

雲低く心地悪けれ秋いずこ    素閑 


下北沢に買い物に行った。

2016-09-16 15:36:34 | 日記

かーたんと下北沢に買い物に行った。
今晩のおかずとか大量に買い込む予定だったが、途中から料理するのはめんどくさいわ~、ということになり、おかずは豆腐と胡瓜揉みだけとなった次第である。
しかし、他の買い物のほうはしっかりした。『プチ・コション』で、かーたんのドレス3着お買い上げ。
今月は何かと出費が多く、痛いが、仕方ない。
帰りがけに、向かいの『セガ・フレード・カフェ』で一休み。
ビールを煽り、オカブもいい気分。
これでかーたんとWINWINの関係となった。

秋めきてなにをか想ゆ老いの身で   素閑 


二期会公演『トリスタンとイゾルデ』を観てきた。

2016-09-10 23:45:35 | アート・文化

東京文化会館に、東京二期会とライプツィッヒ歌劇場のジョイント公演の『トリスタンとイゾルデ』をかーたんと観てきた。
2時開演の19時終演という大作。
もちろんワーグナー作曲だが、オカブたちが特にワーグナーものを好きだということではない。
タイトル・ロールのトリスタン役、ブライアン・レジスターは体調が優れないということだったが、確かに声が抜けきっていないようだった。ワーグナーのヘルデン・テノールで声太さのオケには決して負けない力強さが感じられなかった。不調の故だろう。
イゾルデの横山恵子も、オケが盛り上がってくると声負けしてしまう。演技も少し硬かったようだ。ワーグナーはあのように演ずるものなのか?
マルケ王の清水那由太もあまりいい出来ではなかった。
しかし、クルヴェナールの大沼徹は今回の出色の熱演。素晴らしいバリトンの朗唱で他を圧していた。
ブランゲーネの加納悦子も役作り、歌唱ともに高いレベルのものを魅せてくれた。
指揮のヘスス・ロペスは客演というハンディを乗り越えて、オケの読響をそこそこ纏めていた。
衣装と大道具は最低限ということか?まあ、興行的に何とかするには抑えるところは抑えねばならんということは理解できる。
まあ、今回はレチタティーヴォだけの楽劇で、しかも長時間の大作ということで、聴く方も忍耐と、ワーグナーへの理解も含むそれなりの鑑賞力、そしてエネルギーが求められたであろう。しかし、これだけの大公演を鑑賞して、満足感は一杯だった。
7時にオペラが跳ね、今晩のスッペは若林のフォルツァ・ドンナ』を押さえてある。
渋谷から成城学園前行きのバスで若林一丁目。
ここのレストランの料理の数々もオペラの美声に勝るとも劣らない傑作である。
しかも庶民的お値段であるところが嬉しい。
太子堂の住宅街を抜けて、11時前にご帰館。

秋の日の悲劇よ叫べ滅ぶとも   素閑


 


スカイ・キャロットでランチ

2016-09-09 17:24:51 | グルメ

またか、という向きもあろうが、三茶のキャロット・タワー26階の『スカイ・キャロット』で昔の同僚とランチを摂った。
ここのレストランは交通至便なのと、26階からの眺望が高級感を出しているので、多少お値段と料理の質が釣り合っていないようにも思われるが、チョットした会食・おもてなしに手頃だ。 
お相手はステーキを、オカブはセップ茸とトマトのスパゲッティを。
どちらもサラダ・バーが付く。このサラダ・バーはお得感を醸し出している。
ビールを飲む。これは円滑な会話に欠かせない。あと、暑いので飲みたいという方が正解だなあ。
お互いの近況などを話し合って、2時間がアッと過ぎた。
まあ、彼も世知辛い世の中の中で頑張っている。
かつての仲間の中では成功したほうだ。
こちらは、さてさて、これからどう生きていくかと、悩み尽きないがケセラセラ。
そのうちなんとかなるだろうw

羊雲久しき友と仰げるや   素閑 


北澤八幡宮の秋祭り2016

2016-09-03 23:01:50 | 日記・エッセイ・コラム

今年も、我が家からほど近い北澤八幡宮の秋祭りの季節がやって来た。
近いと言っても、我が家は代田の飛び地なので、本来の鎮守の神様は代田八幡宮。
しかし、北澤の方が余程近いので、祭りというといつも北澤八幡に行っている。クリスチャンとしてはこういうのを「偶像礼拝」というのであろうか?
家で冷やしたプレミアムモルツ2缶提げてかーたんと祭り見物。しかし、ここの祭りも大分寂しくなったものだ。昔は代沢小学校の辺りから、露店がびっしりだったのに、神社の近辺しか店は見られない。この北澤八幡は下北沢から、代田の一部、代沢の代沢一丁目あたりまでをテリトリーとしているので、集客人口は多い。しかし、この有様だ。20年後かには日本の寺社の三分の二は消滅しているという衝撃的な調査結果を見たことがあるが、むべなるかなである。
しかし、焼きそば、たこ焼き、そしてこの祭りの名物のドネル・ケバブの屋台は賑わっていた。
ドネル・ケバブは1個500円。パリで食ったのがフリット付きで4.7ユーロくらいだったので、そんなにぼった値段ではない。
かーたんと神楽を見ながら、ビールと焼きそば。
帰りがけに再び露店を冷やかし、帰宅。
さすがに陽が落ちると非常に涼しい。

若衆の法被いなせに秋祭り   素閑