昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

初物の鮎

2009-05-24 01:09:00 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0074_edited 朝から夕刻まで教会に入り浸り。今期から、教会学校の教師という役割を引き受けたので、朝は遅くとも8時50分までに教会に入っていなければならない。というわけで、休日といえども寝坊などしておられぬ身になったわけだ。さらには、今日は年に2回ある教会総会が開かれる。2回とは年度末の3月に予算の報告と承認の総会と、年度明けの決算の報告と承認があるわけだ。1回にまとめてしまえばいいとも思うのだが、長年の慣例だから仕方がない。そこで、オカブは渉外担当になっているのだが、管轄の教会所有の賃貸物件の契約解消について、議論が紛糾して、2時間ほどで終わると思っていた総会がお開きになったのは、夕方の4時過ぎ。さすがに精も根も尽き果てた。歳をとるとまずは基本的体力がなくなるものだ。

晩餐には、そんなオカブを労うように、かーたんがわざわざ下北沢まで行ってオオゼキで鮎を買ってきて塩焼きを作ってくれた。今年、お初の鮎である。鮎の解禁はほとんどの地域でまだだろう。どうせ養殖モノの鮎だろうが、悲しいかな、オカブは天然物の鮎と養殖物とを味わい分けるだけの舌をもっていない。だから3匹で390円の鮎も、大変美味しく食味した。一度、今生の思い出と思って、貴船の鮎や、吉野川の鮎を味わってみたいものである。



    柿若葉しずくの光る日暮れかな     素閑


母の日に寄せて

2009-05-10 06:37:00 | 日記・エッセイ・コラム

Dscf0125_edited今日は母の日である。

「母の日」が20世紀初頭のアメリカで始まったのはご承知の通り。当初は母を亡くした婦人が母を偲び、教会の記念会で白のカーネーションを贈ったのがその最初だといわれている。そこで、母の日は教会ではなくてはならない行事となった。特にオカブの教会では幼稚園が併設され、教会学校が盛況なため、母の日は盛大に祝われる。普段は教会学校の中だけに閉じ込められていた子達も(閉じ込められていたという言い方はおかしいが・・・)通常の礼拝に合流して、母親にカーネーションを贈るセレモニーの準主役を務める。(主役はもちろんお母さん。普通、日本では母が健在の場合には赤いカーネーションを贈るのが慣わしとなっており、こちらのほうが一般的になっているが、初めをたどると、亡き母を想う白いカーネーションが贈ることから始まった。オカブは母に、教会でもらったカーネーションとチョコを贈った。



   母の日の洗濯日和の白き衣     素閑