踏青_徒然日記

徒然なるままに日暮しキーボードに向かいてよしなしごとを...

紫式部の実

2008年10月16日 | 俳句

折り取れば毀るる高貴実紫
  おりとれば  こぼるるこうき  みむらさき

<この俳句の作句意図>
色付いた紫式部。一枝仏花にと折り取れば、ぱらぱらと足もとに零れる。源氏物語で有名な紫式部から名を取ったと云われるが、紫は昔から高貴な色とされている。零すのはちょっと惜しい気がするがさりとて拾うわけにもいくまい・・・

・季語は、実紫(=紫式部の実のこと)’で、秋’です。

コメント
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