小田原城

湘南の観戦前日に立ち寄った小田原城。
日本１００名城　№２３です。

関東で有数の名城。
何と言っても後北条氏の居城で、武田信玄や上杉謙信は跳ね返したものの、
秀吉の物量作戦にあえなく落城したお城です。

小田原駅からまず三の丸幸田口門跡を目指します、
幸田口門跡は碑だけかな～と、思っていたんだが、以外にも土塁や石垣が残っているのに驚き、
いやが上にもテンションが上がります。

そして、大手門跡を見て、近世城郭の小田原城に向かいます。
小田原城は中世の後北条氏の居城をベースに江戸時代の近世城郭が混在するお城です。
真新しい馬出門や銅門、そして、復興された天守閣。
それはそれで良いんでしょうが、私の興味は周囲９キロといわれる総構え。
小田原城と言えば総構えですよネ。

後北条氏の面影の残る小峰曲輪北堀を見てから、歴史見聞館でレンタサイクルを借りて小峰の大堀切へ。
小峰の大堀切は堀底を歩く事が出来、堀底から土塁上を見上げると、
５メートルはある？圧倒的な高さ、広さに驚き！
このような堀と土塁が周囲９キロとは・・・スケールの大きさに脱帽。

あと１か所、早川口の遺構を見に行ったが、こちらは公園となっていて、
説明板も見つけられず、良く解らなかった。

そして、天守閣で「小田原城文久図」が売っていたので買ったんだが、
その図面にも総構えが描かれているので、江戸時代にも使われていたんですね。
そういえば、大阪城みたいに埋められていないんでそのまま残ったのかナ。

　復興天守

　後北条氏の面影が残る小峰曲輪北堀

　圧倒的なスケール　小峰の大堀切

　公園になっている早川口の遺構