上田城

信州　高峰温泉から向かったのは上田城。
上田城は日本100名城　№27。
真田氏の城郭で徳川の大軍に攻められるも2度共守り切ったことで有名。
ですが、現在見られるのは江戸時代の仙石氏による城郭です。

上田駅から徒歩でお城に向かいます。
お城に至るまでには道の両側に真田十勇士の紹介や幟がはためいていました。
上田城といえば、真田幸村よりも父親の昌幸だと思うのですが、
有名な真田幸村を表に出した方が解りやすいからでしょうか？

東虎口櫓門や南櫓、北櫓は公開され、入ることが出来るのですが、
展示物の中に南櫓と北櫓が明治時代遊郭に売却された時の写真があり、
どうやって元に戻したのか想像出来ません。
事実とはいえこのお城の運命を感じますネ。
徳川が落とせなかった城としての恨みか？（違いますが）

ただ、上田城は大軍に攻められても落城しなかったお城として、
古くは「千早城」近代では「熊本城」と並び評価される城郭だと思います。
今見られる上田城ではなく、戦国期の上田城が見たいものですネ。

　東虎口櫓門と左に南櫓、右に北櫓

　尼ヶ淵から見た左に西櫓、右に南櫓。高く切り立った尼ヶ淵は上田城の防衛線

　尼ヶ淵の断崖に建つ西櫓

　上田駅前にあった真田幸村像。

鉢形城

忍城から熊谷で1泊して早朝に秩父鉄道で寄居へ移動し、鉢形城へ。
鉢形城は日本100名城　№18です。

お城は整備され、特に二の曲輪、三の曲輪、秩父曲輪には復元された土塁や堀が奇麗に
残されています。
特に石積み土塁は特徴的。
石積みは八王子城を思い出しますし、奇麗な土塁は山中城を思い出されます。

ただ、復元部分以外のところは整備が行き届いておらず、
見るべきものも少なく少しガッカリです。
馬出しなどはもっとしっかり見れたら良いのですが。

鉢形城は荒川と深沢川の断崖に囲まれた堅固な造りで、
訪れてみて、天然の要害であったことがしのばれます。

　二の曲輪と三の曲輪間の堀

　秩父曲輪の復元建物と石積み土塁

箕輪城

群馬県高崎郊外にある箕輪城。
日本100名城　№16です。
柏戦の前日、前泊して訪れました。

高崎からバスで箕郷支所へ、公民館でスタンプを押してから城跡へ向かいます。
榛名口から城内へ、木俣、郭馬出と見ていくと目の前に現れたのは、巨大な大堀切。
まさに巨大！近世城郭も真っ青！
幅、深さ、大阪城に匹敵する大きさです。

さらに進むと二の丸、本丸を囲む堀も巨大。
北関東最大の城郭といわれるのも納得のスケールです。
この城を武田信玄は攻略したのかと思うと感慨深いですネ。

大堀切のあたり地元の方が木の伐採をしていましたが、
木が無くなるとさらに堀の巨大さが解りやすくなり、見る方にとっては有りがたいことです。
少し整備された箕輪城も見てみたいですネ。

　巨大大堀切（写真で解りにくいのが残念）

　三の丸　石垣

　鍛冶曲輪　石垣

　本丸を囲む巨大な堀

　御前曲輪西側の石垣

八王子城

滝山城から向かったのは八王子城。
日本100名城　№22です。

北条氏照によって滝山城から八王子城へ居城を移したということで、
期待していたのですが、私的には期待外れ。
山城の本丸まで登りましたが、曲輪だけで特に目立ったものはありませんでしたし、
御主殿が再建されているのですが、滝山城を見た後なのか？
期待外れ。
確かに、木製の曳橋は立派なのですが・・・。

八王子城といえば、「出る」っていうことで有名なのですが、
特に御主殿の滝には卒塔婆が立てかけてあり、
「いかにも」っていう雰囲気プンプンでした。

　山城部の本丸跡

　再建されてる橋台石垣と曳橋

　御主殿跡の虎口

佐倉城

東京に早めに着いたので、浦和戦までの間で立ち寄ったのは、
千葉県佐倉市にある佐倉城。
日本100名城　№20です。

JR佐倉駅からレンタサイクルを借りて佐倉城を目指します。
佐倉は坂の町と言われるように、急勾配の坂が行く手をはばみます。
ただ、坂を登り切ればレンタサイクルで本丸まで乗りつけられます。

佐倉城は土塁と堀の土の城。
土塁はかなり低くなってるようでしたが、
空堀は深いものもあり、かつての面影がしのばれます。

　出丸の土塁

　三の門付近の土塁

天気が良かったので犬の散歩をしている人が
いっぱい居ました。
犬も芝生が気持よさそうでしたネ。