たかのマッタリブログ

セレッソ大阪と温泉、お城のブログです

根室半島チャシ跡群

2013-08-15 10:11:21 | 日本100名城 北海道・東北
暑い関西から向かったのは涼しい北海道。
大阪から羽田で乗り継ぎ釧路へ。
釧路からバスで根室に向かい一泊。
早朝のバスで根室半島チャシ跡群の一つ「オンネモトチャシ(ヲンネモト)」に向かいます。
根室半島チャシ跡群は日本100名城の№1です。

バスで温根元まで行きそこから徒歩10分ほどでオンネモトチャシ。
この日はあいにく濃い霧が立ち込め視界が利きません。
オンネモトチャシは丘の先端を利用した丘先式といわれるチャシで、
チャシに至る途中には空堀が掘られています。
チャシは草が刈られていて非常に見やすくなっていました。

 草が刈られていて非常に見やすいオンネモトチャシ

 漁港から見たオンネモトチャシ

オンネモトチャシから向かったのはトーサムポロ沼周辺のチャシ。
濃い霧の中歩くこと30分ほどでトーサムポロ沼に到着。
途中、エゾシカとの出会いもあり、かなりデンジャラス。
せっかく来たのですがチャシの標柱は見つけられず。
多分これは「ヒリカヲタチャシ(ピリカオタ)」か?と思われる丘を見つけただけでした。

 この丘がヒリカヲタチャシ?

トーサムポロ沼周辺をあきらめバスの時間も気になるので納沙布岬方面へ戻ります。
濃い霧の中、誰も居ない道を1時間ほど歩いて納沙布岬へ。
岬近くの「ポンモイチャシ」を探します。
ポンモイチャシの標柱は民家の裏で発見。
でも、巨大なハスに侵入をはばまれ近づくことは断念。
おそらく、最東端のお城だと思われるのに少し残念。

 ポンモイチャシの標柱。空堀があるそうなんですが、巨大なハスが侵入阻止

 ポンモイチャシの遠景。丘先式です

納沙布岬周辺のチャシをあきらめバスで根室駅に戻ります。
電車の時間まで根室西部のチャシに行くことにします。
バスはいまいち解らないのでタクシーで穂香へ。
国道沿いに「ニランケウシチャシ」の標柱を発見。
標柱にはニランケウシ1~3号チャシとなっていましたが、
ここも野草のガードが堅くチャシに近づくことが出来ません。

 面崖式のニランケウシチャシ。標柱がポツンと建っています。

 対岸から見たニランケウシチャシ

ニランケウシ1~3号チャシから北東方面にある「アッケシエトチャシ」を探します。
歩くこと10分ほどでアッケシエト2号チャシの標柱を発見。
すぐ北に1号チャシもあるようなのですが1号は見つけられず。
ここも近寄れず、空堀があるそうなのだが確認出来ず。

 アッケシエト2号チャシの標柱

 対岸から見たアッケシエトチャシ

根室半島チャシ跡群なので群にこだわり複数のチャシを探しまた。
が、ちゃんと見れたのはオンネモトチャシだけでした。
チャシというより標柱探し。

根室駅に戻って観光案内所で100名城のスタンプゲット。
2008年3月姫路城から始まったスタンプ巡りこれで100城目。

日本100名城 達成 

弘前城

2012-05-09 20:30:10 | 日本100名城 北海道・東北
青森県青荷温泉から向かったのは、弘前城。
弘前城は現存天守のある城郭で、日本100名城 №4です。
訪れた日は桜が満開で、「弘前さくらまつり」の真っ最中でした。

駅から巡回バスでお城まで行ったのですが、
道は渋滞、バスは満員、お城には人、人、人でえらい騒ぎでした。
追手門から城内へ向かったのですが天気も良くて、城内で売っていたリンゴのシャーベット(100円)を購入。
シャーベットを食べながら城内散策。
それにしても人が多くて良い写真が撮れません。

城内には桜が多く写真スポットの下乗橋 天守の写真は桜で天守が隠れるぐらいです。
天守に入るのに順番待ちでしたし、現存櫓や門にたどり着くのに必要以上にエネルギーを使いました。
「訪れる時期をずらせばよかった」と、後悔しきり。

関西の人間からすると、、「弘前さくらまつり」ってインパクト少ないのですが、
凄いお祭りなんですネ。
屋台やお化け屋敷などの見世物小屋などが出ていて、昭和の匂いのするデッカイお祭りでした。

弘前城の現存天守よりも、桜の多さとさくらまつりのインパクトが強烈でした。

 弘前城天守

 北側から見た弘前城天守

 やっとたどり着いた北門(亀甲門)

根城

2012-05-02 19:58:58 | 日本100名城 北海道・東北
青森県八戸駅からバス15分ほどの根城へ行ってきました。
根城は日本100名城 №5です。

八戸南部氏の居城で、南北朝時代 南部師行が北畠顕家と共に鎌倉、京へと攻め上がったことで有名です。
根城は中世のお城を発掘・整備・保存している全国でもまれなお城です。

中世の城で館などの復元もされているので、愛媛県松山の湯築城のようなイメージだったのですが、
行ってみると広くて堀も深くて驚きでした。
天気も良かったのでゆっくりとたっぷりと見る事が出来ました。
ただ、博物館はともかく、復元されている本丸内に入るのに有料なのには驚きでした。
せっかく来たんだから入りましたが・・・。

本丸西側の堀が深く最大の防御がされてるように感じました。
根城は中世の風を感じさせてくれる名城でしたネ。

 旧八戸城の東門(移築されています)

 根城の図

 本丸に復元されてる主殿

 本丸と中館を区切る堀

会津若松城

2011-10-21 21:05:52 | 日本100名城 北海道・東北
会津若松の東山温泉に泊まって、早朝から向かったのは会津若松城。
霧が立ち込めていましたが、会津若松城の天守は美しいですネ。
赤瓦に葺き替えられより一層華やかになった印象です。
今回で2回目の登城。

会津若松城は日本100名城 №12。
天守は再建ですが、幕末官軍による攻撃に耐え抜いたが、
あえなく落城した東北の名城です。

天守台の石垣は蒲生氏郷によるもので、氏郷は7重の天守を築いていたのだが、
加藤嘉明により5重に改修され現在の再建天守ではバランスが悪いように思います。
ただ、荒々しい石垣は必見です。

出丸を設けた甲州流の縄張りで守りが堅く、
さすが実戦を戦いぬいた城郭には重みが感じられます。

福島県会津若松への旅は、最後に白虎隊の聖地飯盛山へ登って
帰路に着きました。

 赤瓦が美しい天守

 本丸東側の高石垣

松前城

2011-08-23 20:57:55 | 日本100名城 北海道・東北
北海道 知内温泉から最終日に松前へ移動して、
松前城へ行きました。
松前城は日本100名城 №3です。

安政元(1854)年に築城。日本で最後に築城された日本式の城郭。
最北の藩のお城です。
海に向かって台場や砲台を備えた近代的な松前城だったのですが、
函館戦争に巻き込まれ海からでなく裏山から攻められあえなく落城。
戦争後、天守は残っていたのですが、残念ながら火災で焼失。
現在見られるのはコンクリートの天守です。

歴史の浅いお城なのですが、残っているものはあまり無く、
殺風景な感じのするお城でした。
小さな町の小さなお城。
最北でなければ100名城というのも「ウ~ン」と思える松前城です。

行って来た。
スタンプ押した。だけのお城の印象です。

 松前城本丸御門と天守

 五番台場(手前)と天守