特撮TVドラマ「ウルトラセブン」は脚本の完成度、クールな近未来の寓話として大変気に入っている。学校から帰って夕方の再放送に始まりこれまで数えきれないほど観返してきた。どのエピソードも台詞を覚えてしまうほどに入れ込んでいた。池田憲章さんの解説を読み漁り主要なムック本は手当たり次第に買い揃えた。80年代には大阪桃谷のゼネプロに通い大きなバキュームキットのホーク1号やペーパートイのポインターを製作した。もうセブンに関しては新しい情報も出尽くしたと思っていた。しかし先日、アラサー三人組女子が先入観なくセブンを視聴して感想を述べ合う動画をYOUTUBEに見つける。予備知識なく今どきの女子が観たセブンの切り口に驚愕した。自分が観てきたセブンとはまったく違う視点と感性でセブンが語られていた。その斬新な感想に感心しきり。作品のベースとなる解釈、寓話性、テーマ性はアラサー女子もしっかりと受け止めつつも女性独特の感性が冴える。そこに拘るか、そこは暗黙の了解ではないのかといったツッコで声を出して笑ってしまった。否、いろいろと教えられました。
特撮TVドラマ「ウルトラセブン」は脚本の完成度、クールな近未来の寓話として大変気に入っている。学校から帰って夕方の再放送に始まりこれまで数えきれないほど観返してきた。どのエピソードも台詞を覚えてしまうほどに入れ込んでいた。池田憲章さんの解説を読み漁り主要なムック本は手当たり次第に買い揃えた。80年代には大阪桃谷のゼネプロに通い大きなバキュームキットのホーク1号やペーパートイのポインターを製作した。もうセブンに関しては新しい情報も出尽くしたと思っていた。しかし先日、アラサー三人組女子が先入観なくセブンを視聴して感想を述べ合う動画をYOUTUBEに見つける。予備知識なく今どきの女子が観たセブンの切り口に驚愕した。自分が観てきたセブンとはまったく違う視点と感性でセブンが語られていた。その斬新な感想に感心しきり。作品のベースとなる解釈、寓話性、テーマ性はアラサー女子もしっかりと受け止めつつも女性独特の感性が冴える。そこに拘るか、そこは暗黙の了解ではないのかといったツッコで声を出して笑ってしまった。否、いろいろと教えられました。
嗚呼、またしてもウルトラ警備隊ポインターのミニカー(ユニファイブ)を精進してしまた。これでもう4台目。いままでにポインターのミニカーは様々集めまくってきた。タムテック物や当時もののミニカー、プラモデルは勿論のことゼネプロのペーパートイも制作した。しかし、このユニファイブの完成度の高さに触れ他のコレクションはどうでも良くなった。1台手に入れて満足しこれでポインターコレクションは打ち止めと自分に言い聞かせたのだ。しかし気が付けばユニファイブが4台。学生時代からセブンに傾倒し特にポインターは別格に好きだった。80年代後半の中古車雑誌に種車クライスラー(300万円)の広告を見つけて購入を真剣に検討したこともあった。今となってはその熱意もひと段落した。それでもどこかで淡く燻っていることは確か。
確か”靖国オート”の広告だったと思う
自分の車を痛車にする検討もしてみたり
会社で製作した「電車でGO! 模型編」Nゲージジオラマにこっそり忍ばせた(1/150)
パーフェクトな再現性
ポインターの記事
これまでの七対子
ポインターの記事
これまでの七対子
ユニファイブのポインターを10年振りに精進。これで2台目のコレクションとなる。高校生の頃からポインター関連は目にしたもの全てをコレクションしてきた。しかしこのユニファイブの精巧なポインターを入手した時点でピタリとポインター関連の精進はやめた。ゼネプロのペーパートイでポインターを2台製作してきた経験からしてこの製品の完成度の高さ、ディテールの素晴らしさは一瞬で理解できた。これ以上望むべくもないと思った。当時、買って20分ほど眺めた後そっと箱に戻し棚の奥に片付けそれ以来二度と開けてはいない。今回2台目を手にし当時のときめきが仄かによみがえる。
恋は遠い日の花火ではない 1994
恋は遠い日の花火ではない 1994
子供の頃からセブンには惚れ込んでいてセブン関連は洩れなくチェックしていた。朝日ソノラマの「ウルトラセブン SFヒーローのすばらしき世界」をバイブルにゼネプロのポインターペーパートイを2台製作し、バキュームキットの巨大UH-001もこさえた。あとはクライスラー・インペリアルをポインターに改造することだけが人生の課題かなとセブンネタのこれ以上のコレクションは見送っていた。しかし気の迷いで手にした「ウルトラセブン研究読本」(洋泉社)がすばらしい内容で驚いた。セブンネタは大概のエピソードや裏話は知ってるつもりでいたが、本にはまだまだ語られていなかった製作の裏話が満載。また初見のスチル資料や対談も豊富。編集者の熱意に脱帽。これはすばらしい本です。惜しむらくは情報満載ゆえに文字が小さすぎること。老眼にはつらいのだ。
満田監督と
満田監督と
学生時代に読んでいた文庫本を引っ張り出して再読を始める。栞に使っていた写真が出てくる。ゼネプロで売られていたポインター・ペーパークラフトの完成写真だった。ME SUPERで撮影したものだ。色を塗ったりボンネットフードの開閉改造など製作時の苦労が思い出される。この頃は漠然とした将来への不安を抱きながらも日々楽しかったなあ。
ゼネプロ ペーパークラフト
ゼネプロ ペーパークラフト