Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

シャレード

2018年10月04日 | Weblog
知人からの手紙やオークションの郵便物の切手が捨てられない。それが記念切手であれば尚のこと。自分の子供の頃は小学生の男子の嗜みとして切手収集は必ず通る洗礼だった。記念切手の発売日は朝から郵便局に並んだりもした。切手帳は同級生の誰しもが持っていて友達との交換会なども盛んだった。信じられないかも知れないが当時は雑誌の懸賞やガムのオマケが海外の切手なんてことも珍しくなかった。そして本屋や雑貨屋の店頭にはパンパンに袋詰めされた使用済み国内・海外切手が300円や500円で売られていた。気の利いた商品だと「昆虫」や「建物」などジャンル別に整理されたものまであった。内職仕事なのか封書から乱暴に切り出された切手は袋の中身全てを見ることはできない。表面に見える切手を頼りに慎重にどのアソートがいいかを選ぶ楽しみもあった。今ではとっくに切手熱は醒めてしまったけれどとり置いた切手をファスナー付きの袋に溜め込んでいる。この袋を見ると子供の頃のドキドキ感がよみがえる。因みに切手お得袋や交換会で不人気の“ババ”扱いなのはいつも決まってブータン共和国の切手だった。

シャレード

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2 コメント

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Unknown (リョウ)
2018-10-05 20:39:04
いまは集中局処理されるものが多いのか、消印が味気ないローラーであることが多いですね。丸に櫛形の消印が懐かしい。

子どものころ、近所の古銭屋で古い使用済がばら売りされていたのをこまこま買っていました。2枚で10円だったように記憶してます。

いまは切手収集趣味が廃れたのと、過去のコレクションが遺品整理で大量放出されているので、当時あこがれだった切手が額面程度で手に入り、おもしろいですよ。
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蒐集 (研究員)
2018-10-05 20:55:55
昔、手押しのスタンプでは局員さんが気を利かせてくれたものです。隅のほうにかする程度でスタンプされていました。記念切手ですがシートで購入するのが前提なのは判っていても子供の小遣いではとても買いきれなかったです。仕方なく田型で買ったりしておりました。プレミア切手は買えないので、ばら売りで宇宙開発もの、鉄道ネタ、高速道路開通や大型公共工事ネタ、オリンピックに万博などが仲間内では人気でした。今の子供はカードゲームで遊ぶことを非難されますが、我々もプロ野球カードやライダーカード、それに切手収集と同じことをやっていたのですね。そういえば牛乳瓶のキャップ集めも熱中しました。「三つ子の魂百まで」ですね。
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