映画「未来世紀ブラジル」のDVDを入手した。テリー・ギリアムの映画では三部作「バンデットQ」「バロン」も観たがこの「Brazil」が一番しっくりきた。劇中の小道具である裸モニターにフレネルレンズの“端末”にも惹かれ当時、秋月電子で売られていたビデオカメラのファインダー用白黒2インチブラウン管にビデオ映像を映して遊んだりもした。開発を担当したTT(テーブル)筐体用ゲームのエンディングロールBGMに「Aquarela do Brasil」(1939)が使えないかサウンド部門に交渉したこともある。版権が切れる50年ギリ手前で使用は叶わなかった。日本沈没にノストラダムスの終末論で育った世代、将来への漠然とした不安を抱えたなか「BLADE RUNNER」のような酸性雨降る荒廃した未来、オーウェルの描く「1984」のような管理社会こそが安息の未来だったのだ。
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