本格的な雪シーズン突入直前の週末、少し遠くへと再び小樽を目指した。途中の石倉山越えでは先週の雪が日陰に残っており驚く。今回は小樽観光のあてもないので運河の先の小樽市総合博物館を遠征の終点とした。この博物館はもともとは交通記念館であったとのことで屋外展示車両が充実している。個人的にはキハ82の展示がうれしい。見学時は折りしも雪への備えで屋外展示車両へ養生のビニールシートがけ作業の真っ最中であった。しかし手厚い保護とは裏腹に展示車両はどれも痛みの進行が激しく塗装の退色とはがれ、錆びと腐りが進行していた。博物館内部も節電から照明が落とされ展示物の半数以上は故障中。市の厳しい財政難を物語っていた。意欲的な展示内容だけに残念。立派な建物施設ではあるが運河からも少し離れており展示内容からも観光客を誘導するには難しい。いっそのこと物産展市場などを併設し観光の拠点施設として活用を考えたほうが良いのかも知れない。本日の走行距離 68.83km ロード積算 5704.7km
Flicke
小樽市総合博物館
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