Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

昭和の残照

2013年02月11日 | 写真、カメラ
横浜橋散策

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油条

2013年02月11日 | ロードバイク・クロスバイク
土曜の銭湯走行では走り足りないと今日も関内方面へ走行。リョウさんに教えて頂いた横浜橋商店街を目指す。このあたりは黒澤の「天国と地獄」で麻薬と売春の貧民窟、菅井きんがはびこる“黄金町”や山本周五郎原作「季節のない街」のこれまた黒澤映画「どですかでん」の舞台のお隣。たいへん品のあるエリアなのだ。今でも一歩裏通りに入れば怪しさバクハツである。この横浜橋商店街のアーケードは昭和の商店街よろしく活気に溢れ威勢の良い呼び込みが聞こえる。大型スーパー出店以前は、日本中の駅前にはどこもこういった商店街の賑わいがあったのだ。商店街は地域がら中国、朝鮮食材も多く食品、雑貨、パチンコ屋に交番などが混沌と列を成す。その商店街の一軒「香港美食」に油条(揚げパン)が売られている。店頭で買って持ち帰りもできるが、店内には小さなテーブルが並びそこで食事もできる。さっそく店内で熱豆乳と油条を注文。油条はちぎって豆乳に浸して食べる。手が油まみれになるので注意。長い人生でジョッキ満タンの豆乳は初めての経験。油条は特に味付けはされてなく豆乳の甘さがほのかにひろがる。こういう揚げパンやみたらし団子は子供の頃に親しんだ「ロバのパン屋」を思い起こさせる。夕暮れどきの商店街、公団団地、公園、自転車で走り回る小学生の集団、これら風景はすでに幻影にのみ込まれつつあるのだ。本日の走行距離45.29km ロード積算4607.6km
コメント (2)
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