Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

光はたもち

2011年10月27日 | 書籍・映画・音楽
黄色い太陽は昇り、朝食のコーヒーに澱む少しの閉塞感と倦怠感を感じていた朝の通勤途中、車のFMラジオで一冊の本が紹介された。それはアンディ・アンドルーズ著「希望をはこぶ人」という本だった。この手の人生の指南書めいたものは今まで一度も読んだこともなく興味本位でページを繰ってみた。書かれている内容はポジティブ思考であり、真っ当正論で良い言葉が並んでいた。だけれど残念ながらそれ程心には響かなかった。この本で心震わせるには自分は余りにも多くのことを知り過ぎていたのかも知れない、そしてまた知らなさ過ぎたのだ。時として教会の説法より道端の蟻んこに人生の真理を教えられることもあるのだから。
コメント (5)
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