前記事で紹介した塚越源七さんの奥様の詩画集『片言の愛のはじめに』(全孔版刷り)1964年4月2日発行 壺工房 限定200部。「塚越つや子孔版詩画集●片言の愛のはじめにができるまで●壺工房」と題した、この本が出来るまでを詳述した正方形の32ページの小冊子付。
本書は青園荘が改装した特製本(部数不明)で、作者 塚越つや子と夫君 塚越源七の両者の署名が入った、内藤政勝宛の献呈本。神保町の古書店で買い求めたものです。
夫婦かぶせ箱

角背、背とコーネルは白革、平の部分はビロード

ご厚誼をいただいた塚越源七さんは、2011年にお亡くなりになられたので、今となっては、特製本が何部作られたのかお尋ねすることも出来ません。