大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

双体道祖神

2010-10-13 17:40:49 | Weblog
日光のもみじ狩を楽しんで、日光湯元温泉で一泊して、金精トンネルを通って片品村まで来たので、ついでに リンゴやトマト狩をやってる所に行って見た。 秋晴れの天気で コスモスが綺麗に咲いていた。 少し廻りを散策して 路傍の道祖神を見つけた。 目鼻立ちも判らない様な 苔むす道祖神だが、 草むらにひっそり立っていた。
空青く澄み 道祖神にはコスモスの花が良く似合う。
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Y氏 椅子の修理

2010-10-10 18:26:42 | Weblog
私も 某団体のお困り事 お助け会員となっている。 私の持てる技術を修理に役立てる為だ。 椅子の張りも出来ると言う話をすると、 団体を取り仕切る役員が それじゃ 家の椅子を直してくれないかと言う。 うーんと生返事して置いたら、 ある日いきなり 椅子が4脚来た。  その中の一つがこれだ。 余りに酷い状態でビックリだ。 こんなの 直す価値有るかなと思ったが、 フレームは鉄で出来ておりしっかりしている。 座面と背もたれの張りを直せば、 何とかなりそうなので 引き受けた。
座面は 雨に当たったかも知れない。 内部のウレタンはぼろぼろで、おまけにベニヤ板の座面は腐っている。 ベニヤで座面を作り直して、  ウレタンを張り 玉縁を付けず くるめば、私の技術でも何とかできるだろう。 ビニールレザーは持主がハンズで買って来たので、ウレタンを準備してこれから修理に掛かる。 余り自信は無いが、こう言う物は数をこなせば 何となく技術は身に付くだろう。 そう考えてチャレンジしてみよう。  これを機会に椅子の修理ばかり来ても困るなと言う気持も半分はある。
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多摩クラフト フェア

2010-10-10 18:09:15 | Weblog
今日は雨かと 思ったが、朝方に雨はあがった様なので、多摩クラフト フェアを見に
行った。 10時頃だったので出展者は準備に忙しい。 多摩中央公園の池の周りの芝生にテントを張り、品物を並べていた。 今回で4回目だそうだ。
 第一回目は私の知り合いの里森さんが 、事務局を勤めたが、余りに大変な作業で結局1年間何も仕事が出来ず、困ったそうだ。 それで2回目からは辞退したと本人は言っていた。  私は多摩クラフトフェアを知らずに、見逃してしまった。 それ程 一般の人には、知られていない 様だ。
今回は120店以上の出展が有るそうだ。 前回の倍近い出展だそうで盛況の様だな。 陶芸 ガラス 織物 皮工芸の展示が多い様に思う。 木工も少し展示しているが 数は少ないと思う。 こう言う所で、出展して、客の評判を聞き、実際に物が売れれば楽しいし、自信も付くだろう。 今回はロクロ細工を得意とする 工房 木多の家 増田さんのロクロ談義を面白く拝聴した。 ロクロで完全な球体を作る技の話は参考になった。 これが今回の収穫だ。 
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0375 二枚刃平鉋 銘 鶴松

2010-10-01 22:30:52 | Weblog
町田骨董市で買った二丁目の鉋です。 鶴と松で御目出度い物を二つ並べている。 これはまだほとんど使って無いように思うがどうだろうか。 少し研いで見たが柔らかい研ぎ易い地金の様だ。 これなら切れるかも知れない。 何処で作られたか判らないが 形から見て 東京製かも知れない。 思い掛けず 良さそうな まだ十分使えそうな鉋が二丁手に入り嬉しい。大切にしようと思う。
その後、少し使って見た。 結構良く切れ 研ぎ易い鉋だった。 これは使い込めば良くなるかも知れない。 普段使いにして 暫く使い様子を見ようと思う。
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0374 二枚刃平鉋 銘 芳一 (福三郎製)

2010-10-01 22:18:18 | Weblog
町田骨董市に行って見た。 朝も遅く9時頃だったので、既に人手も多い。 ここは着物や帯を売る業者が多い様だ。 神社の脇に廻ると余り見掛けない業者が 鉋を売っていた。 何となく 500円と言う値段につられて、平鉋二丁を購入した。 その内の一丁がこの福三郎鉋だ。 買うときは日曜大工の鉋だろうと思ったが、思いがけず良いものだった。 福三郎の名前は表面に刻印されている。 これは関西 三木の物だろう。 余り見掛けない鉋を入手できた。 既に半分は使われて刃は、減っているが、まだ十分使用可能だ。 少し研いで見たが、地金が良いのか非常に研ぎ易い刃だ。 少し研いで使って見たが、余り切れない。 刃先に欠けがあり、これを取るまでもう少し研ぎ進まないと駄目な様だ。 台の調整も不十分なので、 使いながら少しつつ直そうと思う。 しかし何となく 研いだ感触が余り良くないのが気になる。 刃には 10443と番号が打たれている。 一度見た福三郎鉋にはこんな番号は無かったはずだが。この写真に無い 表面には検 福三郎製と刻印が有るが、この意味はどこかで作らせて製品の検査を福三郎が行ったと 考えた方が妥当なのだろうか。 福三郎が作った物なら 裏面に自分の銘を入れると思うからだ。 
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