これも近所のおじさんにもらった物と思う。 片側にV字の溝があり、反対側にはその溝にピッタリはまる鉄の矢が付いている。 銘は有るようだが、消えかかっていて読めない。 どういう仕事に使う物なのか不明。 時々見るから 結構使われた物だろう。用途は不明だが 何となく面白い形だ。 似た物は他にも持っている。
年末になって来た。 今日は 不用品の整理と庭の片付けを行った。 ついでに私の作業部屋の整理も行った。 その時これが出て来たので 暫くこれら鋏類、矢床類の紹介をしよう。 今年の春頃だろうか、近所のおじさんの依頼で 家具の修理を行った。 その時 そのおじさんが、修理のお礼にこれをくれた。 私は金工はやらないから、持っていても役に立たないと思うが、もらって置いた。 何に使うか知らないが、一応新潟三条のカタログで調べて菊しぼりだろうと推定した。 見ると結構面白い物だ。 こう言う金工の道具も 集めて見るのも面白いかも知れない。 握る柄には22と言う数字と 種彦と言う銘が有った。 本来くわえる部分は ピッタリ閉じているべき物かも知れないが、この菊しぼりは先端部分だけ閉じて その他は若干隙間がある。 不良品なのか、こう言う作りの物なのか不明。