これも 20年前に作った物だ。 当時はこんな物を作るのが 好きだった様だ。 今は余り作る気持ちにならない。 これは花弁を模したお盆だが 見ると余り面白い形では 無いと思う。 それでも熱心に作った物だ。 この材料は何を使ったのか忘れてしまった。 比較的軽い材料だった。 工房に有る着色剤を使わせてもらったが、あまり好みで無い 茶色になって 着色の失敗だ。 もう少し生地の色を残せばよかった。これも長年仕舞って有った。 出して埃を払い 少しOILでも塗ったら また仕舞う事になるだろう。
これも レコードラックを作ったのと 同じ工房で作った。 材料は欅材だ。 この材料は 多摩に有った欅の木を切り倒した植木屋からもらった物を板に挽いた物だと聞いた。 一応これで一枚板で出来ている。 耳付きのまま丸鑿で荒く掘り着色した物だ。材料の関係で形はいびつだが あえてそのまま使った。 しかし結構お盆だけでも相当重くて余り評判が良くなくて 我家では使わずにずっと仕舞ってあった。 今回リフォームの為に 押入れから出て来た。 少し磨いて オスモの塗料を軽く塗り乾かしてから また仕舞う事になると思う。
現在 我家のリフォームを行っている。 便利に暮す為と言うよりも 長年すんで溜まった 色々な品物で捨てるに忍びない物を 整理してしまう場所を確保するのが主な目的だ。 その一つがレコードだ。 このレコードラックで約300枚のレコードが入った。しかし それでも足りずに 階段脇に更に積み上げたレコードはその倍にもなる。そこで新しい箱を作りレコードを整理して 押入れに積み上げた。 レコードはどうにか整理できたが、このラックが残った。 これを作ったのは20年以上前で 某工房で機械を借りて作った。 工房の主人はこう言う節の有る材料が大好きで 好んで使った。 そこで私も この材料で作ったが、どうも余り好きではない。 パイン材で既に赤く焼けて来ている。 無垢材なので捨てるには 惜しいと思い貰い手を捜している所だ。 当時余り上手くない技術で作っているが 棚板は大入れで作って有るので割りとしっかり出来ている。 重いレコードの重量を支えて頑張ってくれた。 感謝して 貰い手を捜そう。