０３８６ 二枚刃平鉋八分 銘 寿

正月３日目となった。　今日は谷中七福神巡りをする事にした。　地図を見ながらのお寺巡りも良い物だ。　首尾良く七福神巡りを終えて　不忍池の廻りに来ると　骨董市をやっていた。　そこでこの鉋をゲットした。　千四百円だった。　たいした物では無いかも知れないと思ったが、帰って調べると　何となくこの花押に見覚えが有る。　男盛で良く知られる悦英の鉋で　銘から見ると　堤さん製作した物かも知れない。　裏刃は水行となっていた。　研ぎ味は良い。　鋼は薄く無理に裏押しすると　裏切れする可能性が有る。　台は大工が自分で作った物では無いかと思う。　乾燥の為か相当狂っていた。　まだ十分研いでないがゆっくりやろうと思う。
正月から　思わぬ良い物が手に入った。