そよかぜから-映画

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2009年04月05日 | ファンタジー/アドベンチャー


2007年 イギリス/アメリカ 138分
■原題「HARRY POTTER AND THE ORDER OF THE PHOENIX」
2007.8.31 TOHOシネマズ緑井 フリーパス
2009.2.25 DVD

2007.7.16 TOHOシネマズ緑井 with h/t
■監督 デヴィッド・イェーツ
■出演
  ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
  ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)
  エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)
  ヘレナ・ボナム=カーター
  ロビー・コルトレーン
  レイフ・ファインズ
  マイケル・ガンボン
  ロバート・ハーディ
  イメルダ・スタウントン  ケイティ・ルング
  ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック)
  デヴィッド・シューリス  アラン・リックマン
  イヴァナ・リンチ(ルーナ・ラブグッド)
  リチャード・グリフィス  ジェイソン・アイザックス
  フィオナ・ショウ  マギー・スミス
  エマ・トンプソン  ジュリー・ウォルターズ 、ケイティ・ルング 、ハリー・メリング

  《story》

「ハリーの本当の秘密、解禁」

ハリーは、ホグワーツ魔法学校の5年生になろうとしていた。4年生のときの魔法学校対抗試合で、友人のセドリックが死にヴォルデモートが復活した。しかし、そのことを魔法省は信じようとしなかった。日刊予言者新聞もハリーを嘘つき呼ばわりした。ダドリーと地下道でディメンターに襲われたとき使った魔法のため、ハリーは裁判にかけられた。裁判では、なんとかハリーの自己防衛が認められたが、魔法省の大臣は、ヴォルデモートの復活を認めずハリーを追放しようと、ホグワーツにアンブリッジ先生を送り込む。彼女は次々に新しい決まりを作り、生徒の自由を奪っていく。魔法が使えなくなったハリー達は、「ダンブルドア軍団」という秘密グループを作り、自主的に隠れて防衛術の練習を重ねる。そして、ハリーとヴォルデモートのつながりが次第に明らかになっていく。ヴォルデモートの目で、シリウスが襲われている光景を目にしたハリーは、仲間とともに行動を起こす。

 何度も見たくなる映画
「賢者の石」が一番最高だと思う。でも、続くこの5作目も飽きることのないおもしろさがいっぱいだ。何度見ても楽しめる映画はそんなにあるものではない。ハリー・ポッターシリーズはどれも楽しめる。それほど原作がおもしろく、映画の作りもちゃちではないということだ。
怒りっぽいハリー・・映画の中ではそれほど感じなかった。本では心の中の葛藤の様子が伺われたが、映画では素直すぎるくらいだった。心の中の葛藤、ハリーの成長、友人達との心の絡み合い、そんな心情面の薄さが気になるところ。現象のリアルな表現にかなりの力が入っているところはすばらしいと思った。
子どもたちと先行上映を見にいったくらい待ち望んでいた。吹き替えを見た。もう一度いくかも。今度は字幕で見るかも。

  2007.8.31 TOHOシネマズ緑井 フリーパス 

 ラストフリーパス
フリーパスが使える最期の日。「夕凪」は2回見ることができた。もう1回見たかったのは、ハリーポッターの字幕版だった。これは吹き替え版を子どもといっしょに見に行った。だから実際の声で見たかった。あらためて見ると、覚えていなかった場面がいくつもあった。しっかり見て記憶する力が無いことを今更のように実感した。3回目を見るとまだ出てくるだろなあ。特に私は記憶力があまりよくないし、覚えているのは雰囲気や香りだけ。でもまあ、何度見ても楽しめる映画を求めて、こうして同じ映画も新しく楽しめることができるだけでも幸せなことだね。時間も忘れ、まわりにだれがいることも忘れ、スクリーンの中に入る込む映画に出会ったときの幸せなこと。悪い言い方をすればただの逃避かもしれないけど、何もかも忘れて彼ら彼女たちといっしょにいられる感じがする。フリーパス・・・終わったなあ。
友情・・・仲間・・・現実もそれがきっと生きる力になるのだろう。守りたい人がいるだけで、人は優しくなれる。その優しさこそ悪と戦う大きな力だ。ラストはあんなにすごかったんだ。劇場だからこそ感じる迫力だ。自分の家にこんなミニ劇場ができたら最高だろうなあ。いやいや、もしかしたら回りに知らないお客がいて、そんなに意識していなくても、共感しあっていることが感動にもつながっているのかもしれない。一人で見続けたとき感動は薄れていくかもしれないな。

公式サイト「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」

2009.2.25 DVD

 あらためて見ると、ハリーが一段と強くなっていることがわかった。それは、ただ、力が強いだけではない。いつも注目されている人間として、使命を持った人間として、仲間を思う人間としての強さだと思う。普通の人としては生きられない宿命を意識せざるをえないのだ。ダンブルドア軍団は、さまあまな魔法を修得したけど、ちからとしてはまだまだ。でも、その役割は大きいと思った。それは、今回見て強く感じた。最後は、ハリー一人で闘うことになるのだけど、でもそこに至るまでのハリーの心の強さは、仲間なしではあり得ない。魔法という素晴らしい力も、やはり人と人が結びつく力があってこそ、生きて輝くのだということを強く思う。そういう意味では、ダンブルドアは、ハリーとしっかり話し合うべきだだった。ダンブルドアの姿勢がずっと変わらないのは残念。でも、それはまさしく親心、親としての気持ちなのだろう。

 結局、約束は破った。約束していたわけではないけど、途中で道を方向転換した。さくらぴあには行かなかった。いつもの自分。でも、それで良かったと思う。腰痛と頭痛。不安と恐怖。腰痛コルセットを求めて、ナフコに向かった。広い店内を歩き、なんだか気持ちが楽になった。なぜかわからない。ナフコに着く前に、ここもポイントカードができたらいいな、と思っていたら、店の入り口に、ポイントカード誕生という旗が翻る。気持ちと現実が一致。単純にそれくらいかな。それでいい。



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