そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット

2009年02月15日 | ファンタジー/アドベンチャー

 
2005年 アメリカ 157分 
2005.12.10  TOHOシネマズ緑井 with h/t 
  2006.12.17 wowow
  2009.2.8  DVD
■監督 マイク・ニューウェル
■出演 
  ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)  
  ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー) 
  エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー) 
  トム・フェルトン(ドラコ・マルフォイ) 
  スターニスラフ・イワネフスキー(ビクトール・クラム)
  ケイティ・リューング(チョウ・チャン) 
  マシュー・ルイス (ネビル・ロングボトム)
  マイケル・ガンボン(ダンブルドア校長) 

《story》
ロンやハーマイオニーとクィディッチ・ワールドカップを観に行くことになった。その競技場の上空で、ヴォルデモート卿の復活を告げる「闇の印」が現れた。ホグワーツ魔法魔術学校では、三大魔法学校対抗試合が行われようとしていた。各校代表が選ばれた後、どういうわけか四番目の選手が告げられた。ハリー・ポッターだった。炎のゴブレットの決定には従わなければならない。4人の選手で大会は開催された。そして恐ろしい戦いが待ち受けていた。

本と映画のシーンがかみ合っているような気がした。それは自分の中だけかもしれない。でも無理なく、違和感なく、時間を気にすることなく、楽しく見ることができる。何度見ても飽きない映画だと思う。登場人物達もどんどん成長している。7章まで変わらない登場人物でいられるんだろうか。今回は14才の設定だけど、7章が映画化されるときには20才を越えているかもしれない。 少し今までとちがった印象を覚えたのはダンブルドア校長だ。これまでの風格、まるで神のような穏やかな威厳、荘厳さ、優しさを感じていたのに、今回はいかにも人間くさかった。「くさい」というのは、今までとちがうからで、彼にも失敗があるんだ、だからあわてふためくこともあるんだ、そんな感じがした。ハリーたちが成長しているからなのか、ダンブルドア校長を超えていくハリーがこれから現れなくてはいけないからのか。5章の悩めるハリーが登場する付箋でもあるような気がする。

  2006.12.17 wowow 

日本語吹き替えと字幕どっちがいいのだろう
映画館では日本語吹き替えを見た。字幕を追っていると、映像全体を細かく見ることができないときがある。字幕も結局は翻訳だから、映像をしっかりみることができる方がいいのではないかと思う。しかし、本来の俳優の声がわからない。今回、字幕を見ていて、最初違和感を感じた。あの吹き替えの声が心の奥底にあったからだ。どっちがいいのだろう、と考えた。両方見ることが一番いいのだろう。昔見ていた映画は、テレビが多かったから、クリントイースト・ウッドの声は・・、アーノルド・シュワルツネッガーの声は・・・と日本の声優の声がすぐに脳裏に浮かぶ。スティーブ・マックイーンやアラン・ドロンの声など懐かしい。今は、どちらかというと、吹き替えの方を見てしまうな。字幕を読むことが追いつかないときがあって、巻き戻すわけにもいかないし、しっかりスクリーン全体を見ることができる方がいい。

何度見ても飽きないのはなぜ
本も発売されたらすぐに読んだ。映画もDVDを買っては何度も見ている。飽きないのはなぜ? 先がわかっていても見てしまう。それだけおもしろいということなんだろう。魔法が使えるという非現実的なことが、まるで現実の中にあるように、ただのファンジーではなく、隣り合わせの身近な世界のように感じてしまうんだ。でも、おもしろさは、ハリーが成長していくと同時に減ってきているような気がする。特に、次の「不死鳥の騎士団」は、ハリーがめちゃくちゃな心理状態で、見ている方もいらいらしてくるかもしれない。本を読んでそんな気になった。それが映画になるとどうなるだろうか。しでに、映画館でんも予告が始まった。来年2007年夏公開だそうだ。「謎のプリンス」は最後に戦いの盛り上がりはあったが、勝利の終演ではなく、次回に続くだった。1~5まで出ている俳優たちは、7まで出ることができるだろうか。校長もなんだか貫禄がなくなってきた感じがする。

 公式サイト「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」

  2009.2.8  DVD

 何度見てもおもしろいよ。「賢者の石」から、もう一度見ようと思ったんだけど、レンタル店でついこれを手に取ってしまった。「どうしてこうなるん」と思ってしまうとおもしろさが半減してしまうので、素直に楽しむ。友達とけんかになること。それでも、人を大切にしようとすること。さまざまな人に守られていること。残念ながら、自分を陥れようと立ち向かってくるものがあること。自分をよく思わない人たちがいること。自分の素直な心に正直に行動すること。卑屈にならずに、怒るときは怒る、するべきことをすること。悲劇も感動も嫉妬も憎悪も、さまざまな感情に揺れ動き、善と悪が闘う。理不尽な戦いもあるけど、決して後ろ向きにならずに、最善の努力をしようとすること。魔法だけに頼っているんじゃない。心の力と、心と心が結びついた力こそ、悪と闘う大きな力なんだということ。まさに夢と希望を与えてくれる。



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