そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

ぼくたちと駐在さんの700日戦争

2008年12月06日 | コメディ

2008年 日本 110分
■2008.11.30 DVD
■監督 塚本連平
■出演
   市原隼人(ママチャリ)  佐々木蔵之介(駐在さん)
   麻生久美子(加奈子)  石田卓也(西条)
   加冶将樹(孝昭)  賀来賢人(グレート井上)
   脇知弘(千葉くん)  冨浦智嗣(ジェミニー)
   小柳友(辻村さん)  豊田エリー(美奈子さん)
   成嶋こと里(前園ミカ)  倉科カナ(和美)
   水沢奈子(井上夕子)  森崎博之(寺島先生)
   坂井真紀(白井恭子先生)
   根岸季衣(バーバー吉田のばばあ)
   志賀廣太郎(神主)  ガッツ石松(孝明の父)
   安藤玉恵(孝昭の姉)  片桐はいり(みどり屋のおばちゃん)
   酒井敏也(電気屋のおじさん)  宮地雅子(看護婦さん)
   掟ポルシェ(花火師)  石野真子(たみ子=ママチャリの母)
   竹中直人(親方)

 《story》

「いっちょイタズラいきますか」

1979年、田舎のとある農道で、イタズラの戦いは始まった。スピード違反を取り締まる駐在さん。原付バイクで捕まったことから、自転車部隊作戦、金物作戦・・・駐在さんを落とし穴に落としたり・・・。ママチャリ高校生軍団は、駐在さんの奥さんに一目惚れ、さらに奥さんの妹の美奈子さんにも。お互いのイタズラ合戦が繰り広げられる。ある日、西条がバイク事故で病院行き。そこで入院しているみかちゃんに会う。美香ちゃんは心臓の手術を控えていて、花火をみることができたらその手術を受けるという。花火は隣町で行われ、ママチャリたちは、花火の拝借し、河原で打ち上げ、みかちゃんに見てもらおうと計画。さっそく実行するが、それは犯罪。たちがだから駐在さん。盗んだ花火は2つだったが、その後何発も続く打ち上げ花火。駐在さんのポケットマネーからの贈り物。無事みかちゃんは手術することになるが、その後も駐在さんとママチャリたちのイタズラ合戦は続く。

 わきまえたイタズラだから

イタズラがエスカレートして、傷つけ会うことになったら大変。今の高校生なら、感情的になって歯止めがきかなくなって、重大な事故につながることも。顔は怒っても、笑い合えるイタズラだからこそ楽しいのだ。そして、お互いにいがみ合っているように見えても、心の底では惹かれ会っている。通じ合っている。花火を盗むことは犯罪だからよくないけど、だれかのために何かをやりとげたい気持ちは胸を熱くする。それが、小さな子ども達やお年寄りや、弱い立場の人ならなおさらだ。
そう言えば、子どものころに落とし穴を作ったことがある。それでも、膝小僧あたりの深さだった。全身すっぽり落ちてしまうような落とし穴は危険。落とし穴にだれかを落としたくて、にやにやしながらだれかを連れてきたものだ。でも、ほとんど失敗。成功した覚えはない。定番のピンポンダッシュ、偽りのラブレター、ぐらいかな。今なら、学校に連絡、全校指導ってとこかな。


 公式サイト「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」

 高校生と言えば、酒にタバコ・・・昔もけっこうやってたよなあ。だれかの家でね。別に不良だったわけではないし、いたって真面目な高校生。公立高校の生徒会長もいっしょだった。制服着て酒屋に行ったこともあった。ちゃんと売ってくれた。たばこも、「めずらいいのが入ったぞ」と友達が1本くれたり、みんなで一箱買ったり。20才になったらタバコを止めると公言し、本当にやめた友達もいる。毎日吸ってたわけじゃないから、たまにみんな集まったとき、年に1回か・・・。常習じゃないことがよかったのか。青春の思い出。私はそれからタバコを本格的に吸うようになってしまうのだが。今から6年前に止めた。青春も区切りがついたといえるのか。

ハンサム★スーツ

2008年12月06日 | コメディ


2008年 日本 115分
2008.11.29 ワイナーマイカルシネマ
■監督 英勉
■出演谷
   原章介(光山杏仁)  塚地武雅(大木琢郎)
   北川景子(星野寛子)  佐田真由美(來香)
   池内博之(狭間真介)  大島美幸(橋野本江)
   本上まなみ(谷山久恵)  佐々木希(玲美)
   山本裕典(大沢勇気)  伊藤明賢(沢田)
   住田隆(山田隆夫)  ブラザー・トム(米沢明)
   温水洋一   中条きよし(白木)
   伊武雅刀(神山晃)

 《story》

「着るだけでハンサムになるスーツ、あります。」
「人生を変える夢のスーツ、あります!」

大木琢郎33才、死んだ母の店を継いで、庶民的な食堂を営むブサイクな男。ふられたこと限りなく、一度も恋は成就せず。ある日、店に美人の女の子がパートの申し込みにやってきた。彼女寛子の一途さに惹かれ、琢郎は告白。しかし、寛子は店をやめてしまう。琢郎は、友人の結婚式に着るスーツを買いに出かける。そこで、着るだけでハンサムになるスーツと出会う。名前を光山杏仁と変え、彼は一躍有名人になる。同じ頃、新しく入ったアルバイトの女の子本江さんは、ブサイクだけど笑顔のかわいい働き者。小さな幸せをいくつも感じさせてくれた。しかし、寛子を忘れられない琢郎、光山杏仁として大きな幸せが目の前に広がる。永遠に変身できるスーパースーツを着るか、琢郎のまま生きるか。光山杏仁のまま生きると決断した華々しいステージの上、本江さんが事故に遭って入院したという連絡。本江さんがくれたリストバンドの音楽が鳴る。まだ間に合うか、琢郎に・・・。

 ハンサムスーツほしい

寛子さん本江さんのような女性が現れたから、スーツなんていらないと思うのであって、もしであわなければ100%、ハンサムスーツを着ていたと思う。あんなスーツがほしいよ。人は心なんて、80%見かけだ。まず見て、最初の選択がやってくる。そこで、多くははじかれるのだ。もてもて人生おくってみたい。でも、もし寛子さんのような女性が現れたら、やっぱり考えるな。本江さんもいい。確かにあの笑顔やあの心のサポートは、いつもそばにいてほしいと思う人だ。そういう意味では顔ではなく、自分を心から支えてくれる人がそばにいてくれたら、見かけなんてどうでもいいと思うのかもしれない。
楽しい映画だった。見てよかった。しかし、まわりはカップルばっかり。独り者は私だけ。この映画館は、いつもはあまり来ないところ。夜8時代に見ることができて1200円ということで来た。狭くてスクリーンに迫っていて、人が多いと、見るのにつらい映画館だ。よほどの事情がない限り、次にくることはないかも。

 公式サイト「ハンサム★スーツ」

 昨日は暗い気持ちで過ごしたが、一転次の日は明るい気持ちで過ごせた。躁鬱ではなく、目の前に広がる光景だ。それだけ、大きく変化し、心を左右する。全体的に見て、なめらかに右肩上がりの好転に見える。ただ、自信をもって言えないところがつらいだけ。この土日は仕事が待っている。どうしてもしなければならない仕事。月曜日に提出。しかし、なかなか気持ちがついていかないんだよね。取りかかりがうまく行けばなんとか、土曜日中に済ませられるかも。この週末はいい映画もないしね。