■2006年 アメリカ 104分
■原題「ERAGON」
■2007.1.1 TOHOシネマズ緑井 with r/y/h/t
■監督 シュテフェン・ファンマイアー
■出演
エド・スペリーアス(エラゴン)
ジェレミー・アイアンズ(ブロム)
シエンナ・ギロリー(アーリア)
ロバート・カーライル(ダーザ)
ジャイモン・フンスー(アジハド)
ジョン・マルコヴィッチ(ガルバトリックス王)
ギャレット・ヘドランド(マータグ)
ゲイリー・ルイス(フロスガー)
ジョス・ストーン(アンジェラ)
クリストファー・イーガン(カトリーナ)
タムシン・エガートン(カトリーナ) キャロライン・チケジー(ナスアダ)
《story》
「運命は、一人の少年とドラゴンを選んだ・・・」
「少年はドラゴンに命を与えた。ドラゴンは少年に未来を与えた」
帝国アラゲイシアは、かつてエルフ、ドワーフが人間と共存する平和な土地だった。しかし、ガルバトリックス王の悪政のため、混乱の世にあった。17才の少年エラゴンは、ある日、森の中で青い石を見つける。その石はドラゴンの卵で、エラゴンはドラゴンライダーとして選ばれたのだった。そのため、叔父は殺され、王の手先からねらわれることとなった。エラゴンは、語り部ブロムとともに、反乱軍の砦であるヴァーデンに向かうのだった。
娯楽として見たら引き込まれる
「ロード・オブ・ザ・リング」や「ナルニア物語」など、架空の世界で、混乱の世を沈める勇者。似たような設定だなと思った。ゲームの世界のような感じもある。家族みんなで見るならいいんじゃないかな。この終わり方はまだ続くということらしい。10代の青年が書いた作品がヒットしたみたいだ。エルフとは何か、ドワーフとは何か。調べてみたら、ちがう種族だって。それらが共存できていた平和な時代をとりもどすために、勇者が現れ戦うんだ。現代がそれだけ不安定なのかを物語っているのかもしれない。そして戦うことが大前提なのだ。悪がいる。映画の中は、だれが悪なのかはっきりしている。現実はそうじゃない。混沌としている。悪だと思っていた者が実は優しさを見せたり、正義だと思っていた者がひどいことを平気でしたり、誰かを犠牲にする。スパッと悪と正義と区別できたらどんなに楽か。映画のようにゴールが見えて、勇者はみんなの期待を背負って旅立つのだ。
国王の兵隊は国民では
冒頭で、兵士たちが若者を軍隊に入れるために集めているシーンがあった。あの若者たちは、いつかエラゴンたちと戦うのだろうか。「娯楽としてみるなら・・」とは、そんなこと考えないで見るなら、ということ。でも、死んでいく者は多くは命令で仕方なく戦っているのだと思う。特に国王の軍隊は、脅されて動いているだけに、下々の者は心がないロボットのように戦っているか、仕方なく戦っているにちがいない。それに、それぞれの兵士には家族があって、心配しながら帰りを待っているとしたら、正義のためとはいえ、彼ら兵士を殺せますか。
反乱軍は、またちょっとちがう。無理矢理集められたのではなく、自分の意志で集まったのだ。心があるだけに意欲も大きく、戦い方も冷静さがある。
どちらも同じ国の同じ人間だとしたら、悲しいよね。操っている者をバサッとやったら終わりなんだけど、そこまでいくのに多くの犠牲がいる。エラゴンはその犠牲の下に戦っているんだ。
インターネット予約
最近便利になったよね。去年、「男たちの大和」を見ようと出かけて行ったら、すでに満席だった。しかたなく「あらしのよるに」に変更。1月1日はファーストデーだから、多いんだ。今年はそうならないように「インターネット予約」をした。昨年はやり方がよくわからなかったのだ。ちゃんとファーストデーの1人1000円で見られるし、席も確保できる。ただ席は選べない。自動的に決まってしまう。中学生が1人いるから、割引券を使ったら800円になるんだけど、万が一のことを考えたら、この予約は安心だ。メンズデーも1000円でOK。2日前から自宅のパソコンでできるんだかた、うれしいね。
うさぎの毛アレルギーかも
うさぎの世話をした後は、どうも息苦しい。鼻炎も起きやすい。体がかゆくなる。3回連続だから、たぶんまちがいないだろう。今までこんなことなかったのに。うさぎだけとは限らないかも。もしかしたら「動物の毛」みんな当てはまるかも。動物好きなのになあ。
うさぎって穴を掘るんだ。深い穴を掘っていて、エサも土もぐれだった。いつも埋めてしまう。寒いからか、それとも本能か。
公式サイト「エラゴン 遺志を継ぐ者」