1月9日に、書いた助数詞の続編。
ちくま新書で「数え方でみがく日本語・飯田朝子」があった。
これは、前掲のNHKの教養番組にでた飯田講師の単行本と知る。放送でも明るくはきはきした語り口で解りやすく、内容的にも興味が深かったのが読んでみようと思った1因。
NHKのテキストよりは内容豊富だ。
前述した日本語と英語での助数詞の違いで付言する。
(日本語) (英語) (日本語で表現)
鉛筆1本 (a pencil) A鉛筆
鉛筆2本 (2 pencils) 2鉛筆s
本1冊 (a book) A本
本2冊 (2 books) 2本s
上記の例で示したが英語では数の後にはなにも(冊とか個)をつけなくても良いが(助数詞が無いので)、1本と2本では単数形・複数形と物の表示が違う。
さらに英語では数えられるもの・数えれないものと区別しなければならぬ。それで、我々と概念が多少違うのであるが、数えられないものは初めから複数形が無いのでpiece/sheet/pair等を使って表現する。
このことは充分知っているはずだったが先述はしていなかった。
この本を読んで再認識した次第(英語は少し学んだ筈だが)
著者は”おわりに”で述べている。
数え方日本文化の中ではぐくんで来た。興味を持って「なんと数えるのか?こんな数え方をする理由は?」と考える。意外なルールを発見することもある。
そして、人に数え方の”威力""魅力”を伝えて。と結んでいる。
面白く読めるので興味を持たれたらご一読むを!
おつぎのお題は 戦友会です。更ごきたい