昨日の稿にPSと思いましたが新規の稿に記します。
岸本さんのご尊父は88歳。公園まで手を付き添い支えて散歩をする。三月も続けると効果が現れた。
足の裏は第二の心臓。繰り返し押し付け、離す運動がポンプの役割をはたす。心臓の働きも改善。
発見した事。公園には犬と散歩している人が多く居る。
犬の種類も多彩。「ボルゾイ」とのロシア原産の大型犬が圧巻。
公園でよく会う「ボルゾイ」を連れている、おじいいさんは気の良い人。人々に囲まれると犬の種類を説明する。訓練が出来ているのも飼い主の誇り。
ご尊父とおじいさんは同年代の好で顔馴染みになる。
ある昼下がり、公園が空いていた。
「来た、来た」と見ている。ボルゾイが近づいてくる。
正面から親しみを込めて挨拶をした。
おじいさんはほほ笑みばがら「どこかでお会いしましたかな?」
それで、岸本さんは絶句した。
”誰でも忘れ安くなる、老人の常だ。悪い事では無い”
心和らぐ散歩だった。
海軍の同期生の会から会報が届く。
1言コメントでは「腰がいたい、医者通いだ、足が弱る」と歩行困難を訴えている。しかし、投稿する行動力に敬意を表す!
紅顔の美少年で人1倍俊敏だった元、海軍飛行搭乗員もこの歳になるとやはり、平衡感覚は衰えたようだ!
尤もだ。二十歳前後で【醜の御楯】となって、太平洋上で散華する予定だったのに。戦後に生き延びた戦友も多くは逝った。
今の歳までも生きているのが不思議なことだ。
此方では、町内を散歩する。道で遠くから御挨拶を受ける。視力・聴力が最近頓に悪くなり、相手が何方かは見えない。大きな声でご返事はする。お顔を見ても誰だかは思い出せない!
脳内メモリー装置を駆動するが固有名詞がでて来ない。
「どこかでお会いしましたかな?Who are you」と聞きたいのだが、これは言わない!
近所の人から笑われそうだから!
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