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銀英伝人物評89<エルウィン・ヨーゼフ・フォン・ゴールデンバウム2世>

2004年09月06日 11時20分40秒 | 銀英伝人物評
ゴールデンバウム王朝銀河帝国の第37代皇帝。父はフリードリヒ4世の皇太子だったルードヴィヒだが、死んでしまったために皇太孫としてはたてられず、皇位継承からは遠かった。
ちなみにエルウィン・ヨーゼフ1世は第32代皇帝。

フリードリヒ4世が崩御した後、リヒテンラーデ候が皇帝に選んだ。これはエルウィン・ヨーゼフに有力な外戚がいなかったからだろう。
即位したとき7歳だったが、よっぽど教育環境が悪かったのか、自我を抑えるのをしらない、わがままというかヒステリックは子供に成長していた。自分を表現するのに暴力を使うため、侍女は生傷が絶えず、ぬいぐるみもしょっちゅう引き裂かれたようだ。

貴族たちも、言葉には出さないが、せめて天使のように愛くるしい子供であるか、聡明な子であってほしかったようだが、これには内心がっくりきていた。

ラインハルトもこの皇帝を持て余していたが(是非直接やりとりする場面を入れて欲しかった)、ランズベルク伯が誘拐してくれたため、相手にせずに済んだといえる。

誘拐後は銀河帝国正統政府の首領という立場になるが、おそらく帝国軍がハイネセンを占領した際にルビンスキーに匿われたと思われる。

後にランズベルク伯がエルウィン・ヨーゼフの白骨死体を抱いているが、これは別人。本物はどこにいったか結局わからず仕舞のまま物語が終わった。
個人的な予想としてはドミニクが匿ったのだと思うがどうだろう。

結局、この皇帝を本当に心配していたのはメルカッツのみで、一庶民として平穏な人生を送って欲しいと願っていた。

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