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プログラマ視点でみたシリコンバレー シーズン1(2)

2019年01月14日 22時15分47秒 | テレビ番組
引き続きシーズン1のストーリーをレビューしていきます。



<ネタバレあり>

第3話「基本定款」<原題:Articles of Incorporation>

リチャードはパイド・パイパーのロゴ入りTシャツをネットで購入しますが、ロゴがダサすぎてメンバーからは不評を買います。
そんな時、ジャレッドからパイド・パイパーという社名はすでに使われているため、別の名前にするよう言われます。
しかし、この名前に思い入れの強いリチャードは、既存のパイド・パイパー社(スプリンクラーの会社)の社長アーノルドのところへ交渉に行き、1000ドルで譲ってもらう承諾をとります。

一方ピーターのところに、出資先のアストラファイル社が緊急のつなぎ融資の交渉に訪れますが、なぜかピーターはバーガー・キングの話をしだし取り合いません。

無事パイド・パイパーの社名を手に入れたリチャードはカクテル製造機を購入して帰宅しますが、その間にアーリックはパイド・パイパーの話題をネットで盛大にぶちあげました。
それを偶然耳にしたアーノルドはリチャードをIT長者と勘違いし、1000ドルで譲る話はなしだと言います。

他のメンバーは別の社名を検討しだし、アーリックはアーリックで、社名を閃かせるために幻覚キノコを食べて瞑想します。
が、結局リチャードがアーノルドに強気の交渉を行い、1000ドルで譲る話を再度まとめました。

ピーターはゴマの大生産国のうち、ミャンマーとブラジルで翌年にセミが大量発生し、値段が高騰することを見抜き、インドネシアのゴマの先物取引で大儲けする方策を立て、その利益からアストラファイル社へつなぎ融資をすることを決定しました。


冒頭でニュークリアスの動画が流れているサイトのテッククランチは実在のIT系ブログの会社です。
まったく余談ですが、Wikipediaでゴマの生産国を調べてみたところミャンマーは世界最大のゴマ生産国で間違いありませんでしたが、ブラジル・インドネシアは上位10か国にははいっていませんでした。




第4話「信任義務」<原題:Fiduciary Duties>

リチャードはパイド・パイパーの顧問弁護士となるロン・ラフラムから、自分の会社はピーター・グレゴリーが支援する複数の圧縮技術会社のひとつに過ぎないことを知らされます。

フーリーのニュークリアス部門では、リチャードの作ったアルゴリズムの解析が進められていますが、そこに加わったビッグヘッドは何一つ役にたたないため、ニュークリアスをはずされ窓際族になります。

グレゴリー財団の交流会に出席したリチャードはモニカから、後日ピーターに会社のビジョンを説明しにくるよう言われます。その交流会で泥酔したリチャードはアーリックを取締役に任ずることを公言しますが、翌日、その発言を取り消し、アーリックと喧嘩になります。
しかし、ろくにビジョンを語る自信がないままピーターのところに赴いたリチャードの前にアーリックが現れたため、プレゼンをアーリックに頼みます。アーリックのプレゼンはピーターに気に入られ、リチャードもその場でアーリックが取締役であることをピーターに告げました。

アーリックのスピーチの中にでてきたドロップ・ボックスはクラウドと自分のPCのデータを同期するサービスと、それを提供する会社名です。日本ではCMなどやってないので知名度は低いかもしれません。
現在ではGoogleDriveやOneDriveなど、類似サービスが色々ありますがドロップ・ボックスはその草分け的存在です。