大阪龍馬会

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NHK大河ドラマ「八重の桜」

2012-10-17 00:01:00 | ドラマ・映画・舞台
2013年1月からスタートする大河ドラマの概要とキャストが発表されました。

■物語
明治元年(1868年9月)。板垣退助率いる新政府軍に対し、鶴ヶ城から最新のスペンサー銃を撃つ女がいる。山本八重、後の新島八重(24)である。
会津藩の砲術指南の山本家に生まれた八重の幼少期はまさに少年そのもの。広い見識をもつ兄・覚馬を師と仰ぎ裁縫よりも鉄砲に興味を示し、会津の人材育成の指針‐什の誓ひ(子弟教育七カ条)「ならぬことはならぬもの」という理屈ではない強い教えのもと、八重は、会津の女として育っていく。
八重18歳の頃(1862年)、会津藩主・松平容保が京都守護職に任命されたことで会津の悲劇は幕を開ける。兄・覚馬らは西郷隆盛率いる薩摩藩と禁門の変で長州軍を破るも、薩摩の寝返り、日和見主義の諸藩の動きの中にあって忠義を貫く会津藩。しかし、鳥羽伏見の戦いで幕府軍は敗れ、会津は新政府軍から「逆賊」として扱われる。新政府軍との力の差は歴然。女や子供を含め、多くの仲間が次々と死んでいく中、鶴ヶ城籠城戦で男装し、自ら銃を持ち夫・川崎尚之助とともに最後まで奮戦した八重だったが、白虎隊の無念の死や、夫との別れを経て、会津戦争の敗北を自らの中で受け入れていく。途方もない喪失感の中、八重はそれまでの生きがいであった鉄砲を捨てる──。
逆賊、時代遅れ・・・。そう世間に罵られる中、八重と会津の仲間たちは新たな生き方を模索するうち、再び兄の導きにより京都へ、そこで「知識」という新たな生きがいを得る。鉄砲から知識へ。手にする武器は変われども、女だてらに「ならぬことはならぬもの」と会津のプライドを貫く八重は、京都でも存在感を増し、アメリカで西洋文化にふれた青年・新島襄をも魅了、結婚する。封建的風潮の残る中、男女の平等を望む八重は、西洋帰りの夫を「ジョー」と呼び捨てにし、レディーファーストを貫く。その奇妙でおかしくもある夫婦関係を世間が罵っても、八重はまるで気にしない。その生きざまを夫は「ハンサムウーマン」と称した。
日清、日露戦争が起こると、会津戦争の原風景が残る八重は、仲間とともに篤志看護婦として名乗りをあげる。戦場に女が行くなど考えられなかった時代、八重たちは果敢に行動していく──。
 2013年1月から放送。全50回

■キャスト

新島八重:綾瀬はるか
山本覚馬(兄):西島秀俊
川崎尚之助(夫):長谷川博己
日向ユキ(幼馴染):剛力彩芽
中野竹子(ライバル):黒木メイサ
山本権八(父):松重豊
山本佐久(母):風吹ジュン
山本うら(覚馬の妻):長谷川京子
山本三郎(弟):工藤阿須加
松平容保(会津藩最期の藩主):綾野剛
照姫(会津女性の憧れ):稲森いずみ
山川大蔵(会津の若き知将):玉山鉄二
山川二葉(会津女の鏡):市川実日子
山川登勢(知恵山川の妻):白羽ゆり
山川艶(山川兄弟の賢母):秋吉久美子
梶原平馬(最後の主席家老):池内博之
神保修理(悲劇の貴公子):斎藤工
神保雪子(神保修理の妻):芦名星
秋月悌次郎(薩会同盟の立役者):北村有起哉
佐川官兵衛(最後まで戦い続けた鬼神):中村獅堂
斎藤一(会津の殉じた新撰組の剣客):降谷建志
西郷頼母(苦悩する藩祖以来の名門):西田敏行
高木時尾(幼馴染・斎藤一の妻):貫地谷しほり
徳川慶喜(江戸幕府最後の将軍):小泉孝太郎
松平春嶽(会津を悲劇に導く幕末四賢侯の一人):村上弘明
勝海舟(幕府終焉の責任者):生瀬勝久
孝明天皇(容保とともに公武合体を目指す):市川染五郎
板垣退助(会津攻略の指揮官):加藤雅也
岩倉具視(明治維新の黒幕):小堺一機
大山巌(八重の銃弾を受けた(?)明治の元勲):反町隆史
西郷隆盛(明治維新第一の功労者):吉川晃司

新島襄(八重の運命の人・新時代のジェントルマン):オダギリジョー
山川健次郎(山川家の青瓢箪・「白虎隊」から「東大総長」へ):勝地涼
大山捨松(山川家の五女・「鹿鳴館の華」):水原希子
小田時栄(覚馬の後妻):谷村美月
木戸孝允(桂小五郎)(覚馬に信頼を寄せる「維新三傑」の一人:及川光博
槇村正直(八重・覚馬と対立する京都府知事):高嶋政宏
大垣屋清八(会津を支えた京都の顔役):松方弘樹
吉田松陰(覚馬と同門・海外渡航を夢見た長州の若き指導者):小栗旬
佐久間象山(覚馬、吉田松陰、勝海舟の師・・・・すべてはこの男から始まった):奥田瑛二