水戸藩が開藩して来年、400周年を迎えるのを記念した「『桜田門外ノ変』映画化支援の会」の設立総会が7日、水戸市三の丸の県立図書館で開かれた。茨城活性化のための地域発案型映画。国の「地方の元気再生事業」にも採択され、事業費2400万円が援助されることになった。
水戸藩士・関鉄之助を通して幕末のひとコマを浮き彫りにした吉村昭の小説「桜田門外ノ変」を原作に、「大型エンターテインメント時代劇となる映画を起爆剤として、地域振興を図る」のが趣旨。
総会では、設立発起人の一人である加藤浩一水戸市長が「民間が集い、新しい時代を切り開いていこうという活動は大変素晴らしいこと」とあいさつ。
来賓の橋本昌知事は「素晴らしい発想で、地元振興のうえでも大きな役割を果たしてくれると思う。いい映画ができることを期待する」と祝辞を述べた。
支援の会事務局長でNPO法人「茨城の暮らしと景観を考える会」代表の三上靖彦さんによると、主な事業は、映画化のための製作委員会への参画・提案▽オール県内ロケの支援や地元エキストラの募集▽インターネットの発信やイベント開催▽100万人の映画鑑賞キャンペーンの実施-など。
総会では、吉村昭夫人で作家の津村節子さんから「素晴らしい映画になるようお祈りいたします」とのメッセージも寄せられた。
支援の会会長には、元参院議員で日本更生保護女性連盟会長の狩野安さんを選任。狩野さんは「国民に水戸藩を理解していただきたい。地域発展のために頑張りたい」と抱負を語った。
この事業は、平成18年1月、三上さんらが水戸藩をテーマにした映画製作を語り合ったことがきっかけ。昨秋には映画製作会社と「桜田門外ノ変」について協議。桜田門外の変が起きた日にあたる今年3月3日、発起人会を設立した。
来春、クランクインして暮れに県内で先行上映。桜田門外の変150周年の平成22年の正月、全国公開の予定。
問い合わせなどは、支援の会事務局(電)029・253・6540。
8月8日 産経新聞
水戸藩士・関鉄之助を通して幕末のひとコマを浮き彫りにした吉村昭の小説「桜田門外ノ変」を原作に、「大型エンターテインメント時代劇となる映画を起爆剤として、地域振興を図る」のが趣旨。
総会では、設立発起人の一人である加藤浩一水戸市長が「民間が集い、新しい時代を切り開いていこうという活動は大変素晴らしいこと」とあいさつ。
来賓の橋本昌知事は「素晴らしい発想で、地元振興のうえでも大きな役割を果たしてくれると思う。いい映画ができることを期待する」と祝辞を述べた。
支援の会事務局長でNPO法人「茨城の暮らしと景観を考える会」代表の三上靖彦さんによると、主な事業は、映画化のための製作委員会への参画・提案▽オール県内ロケの支援や地元エキストラの募集▽インターネットの発信やイベント開催▽100万人の映画鑑賞キャンペーンの実施-など。
総会では、吉村昭夫人で作家の津村節子さんから「素晴らしい映画になるようお祈りいたします」とのメッセージも寄せられた。
支援の会会長には、元参院議員で日本更生保護女性連盟会長の狩野安さんを選任。狩野さんは「国民に水戸藩を理解していただきたい。地域発展のために頑張りたい」と抱負を語った。
この事業は、平成18年1月、三上さんらが水戸藩をテーマにした映画製作を語り合ったことがきっかけ。昨秋には映画製作会社と「桜田門外ノ変」について協議。桜田門外の変が起きた日にあたる今年3月3日、発起人会を設立した。
来春、クランクインして暮れに県内で先行上映。桜田門外の変150周年の平成22年の正月、全国公開の予定。
問い合わせなどは、支援の会事務局(電)029・253・6540。
8月8日 産経新聞