葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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自分達を客観視し、課題を見つけ出す

2010-06-28 20:36:41 | マネジメント
現場の社員さんと4人での会議を先日行いました。

もう一度自社の長所と短所を整理してみようということ、そして弊社常務の開発した”気づき力シート”を用い、やるべきことを作り上げていきました。

結果としては、非常にいい時間を過ごすことが出来たと思います。

長所短所といった点や、気づき力シートなどは、自分達をもう一度客観的に見つめなおす作業になります。

客の立場から見たときの自分達はどうなのか

普段はなかなかこういったことを考える機会はないものです。
時間を作り、こういった議論をしていくと、いろんな良い意見が出てきます。

意見が出ることで、課題もどんどん見つかり、そしてやるべきことも見つかっていきます。


ただ、会議を進める上で注意は必要です。
こういった会議は、一歩間違えれば文句が出るだけという話にもなりかねません。

あくまで一意見に対して、一提案が基本ルールです。

また、課題といってもすぐに出来るものと、時間がかかるもの、お金がかかるものといろいろな分類が出来てきます。

時間がかかるものについては、その場ですぐに「それをやるには、最低限○円はかかるから、ちょっと後回しにしよう」でもよいので、「すぐには出来ない」ことを、リーダーは伝えるべきです。

なぜなら、会議をやって、課題が出た段階が一番やる気が高い状況なのに、それについてまったく進展がないと、現場はどんどんテンションが下がってしまうためです。

時間がかかるものは、予めそれを伝えておかなくてはなりません。

逆にすぐに改善できるものは、次の日にでも動き出すべきです。

現場の意見から、改善がすぐに行われれば、改善意見が出やすい風土が出来上がっていくのです。


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日本代表から見る目標設定法

2010-06-25 16:58:08 | マーケティング

ワールドカップ、日本が予選を突破しました。
朝早くにおきて試合を観戦しましたが、とても興奮してみていました。

日本代表の大躍進を見ている中で、目標設定の仕方を改めて考えてみました。

目標を設定する際は、少し背伸びしたら届くくらいのものがいいとよく言われるのですが、
私は目標は「物凄く高く」がいいのではないかといつも思っています。

一番わかりやすい目標は売上目標なのだと思います。

120%という目標を立てれば、それに向かってみんなが頑張るでしょう。
しかし、150%という目標を立てると120%は通過点になってしまいます。
通過点と考えている方があっさりと数字をオーバーするものです。

とはいえ、150%という目標を立てっぱなしで、後は「がんばれ!!」では社員さんもついていけない可能性もあるので、様々なアクションを起こすということは前提にはなってきますが。


日本代表の「ベスト4」について。
日本の実力について私などが語ることはできませんが、過去の実績という観点から見れば、少し頑張れば手の届くような目標ではないと思います。

しかし、その目標を監督をはじめ、全員が信じて進んできた。
ベスト4をイメージした戦い方を訓練してきた。

そういう結果が、2勝1敗というすばらしい数字での予選突破を果たしたのではないかと思うのです。

この後、どこまで進むのかが本当に楽しみです。



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葬祭業は採用が肝

2010-06-23 17:48:26 | マネジメント
葬祭業において、人はすべてと言えるくらい大事なものです。
社員教育はもちろんのこと、一番大事なことは社員採用だったりします。

これまでWEBを中心に採用を行っていた会社の採用の方法を変えました。
人数も上がるし、何より良い人が集まったとの事。

一気に3人採用してしまったようです。

何を変えたかといえば、”どんな人を採りたいか”を明確にしたこと。
それをもとに媒体も変えましたし、内容も作りました。そしてそのための制度も整えました。

いい人が入れば、それだけで会社は成長します。

これからが楽しみです。



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流行りはテレビから??

2010-06-22 15:11:55 | マーケティング
葬儀社からタクシーで帰ると、多くの場合葬儀の話で運転手さんに話しかけられたりします。

今日もいろんな話を聞きました。
その情報源は、明らかに一昨日のエチカの鏡でした。

エチカの鏡の内容は、業界にいらっしゃる方からすれば、それほど最先端のものではなかったのではないでしょうか。

今年も7月に開催されるフューネラルビジネスフェアなどでも出てきた商品も多く見られました。

ただし、世の中の反応としては、このタクシーの運転手さんの反応が実際の所なのだと思います。

要は商品としてはあったけど、これまではお客様には、伝わっていなかったかもしれないわけです。

情報とは、伝えたものではなく、伝わったもののことを言います。
だとすれば、手元供養にしろ、様々な葬儀の形にしろ、やっと消費者に伝わってきた段階なのかもしれません。

それにしても、テレビの力はやはりすごいものです。


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エチカの鏡にて

2010-06-21 13:20:59 | その他
昨日、エチカの鏡にて『終活』が取り上げられていましたね。

遺さない葬儀、遺したい葬儀など、様々なことが取り上げられていましたが、
私たちのようなコンサルタントを生業としているものは、単純にマスコミの影響を受けては終わりです。

確かに取り上げられていたようなもの需要は、全体としては増えているとは思います。
しかし、それを全て鵜呑みにして、どこでもやってしまえば、おそらくうまくいかないのでしょう。

現に300件近くやっているご支援先で、手元供養などの資料も事務所にそろえている会社でも年に10件もないほどです。

流行は大事ですが、あまり先に行き過ぎても業績という観点から見ると、効果が薄い場合もあります。地域の年齢構成やライフサイクルの進捗度、競合状況などを加味しながら、どれを取り入れていくのかを考えていかなければいけないでしょう。


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避けるべき館内の風景化

2010-06-19 16:31:56 | マーケティング
毎日同じ道を歩いていると、その道にあるものは全て風景化してしまいませんか?

たとえ看板であろうとも、毎日見ているとそれが当たり前のようになり、風景の一部となってしまうものです。

逆にそんな風景化した部分にちょっと変化を与えてるだけで、急に目立つようになったりします。

これは会館内も同じことだと思います。

私はご支援先には、月に1度お伺いしていますが、例えば花の種類が変わったり、貼っているポスターが変わるだけでもすぐに違いに気づきます。

なんとなく”違和感”を感じるからです。

違和感を感じさせることは、注目させるためには有効な手段です。

ですから、私は館内もポスターや、ロビーなどの配置も定期的に変えるほうがよいと思っています。
同じお金をかけるのでも、せっかくならば効果的にお客様に伝わるようにしたいものです。



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情報提供の重要さ

2010-06-15 11:37:48 | マーケティング
昨日の日本VSカメルーン(サッカーワールドカップ)の試合は、とても興奮しましたね。
私はサッカーをやって育ってきた人間なので、昨日は熱中して見てしまいました。

私は普段日本経済新聞を読んでいるのですが、サッカー日本代表戦があった次の日には、
売店などでよくスポーツ新聞を買います。

スポーツ新聞といっても、報知、ニッカン、スポニチなど、様々です。
本来はそれぞれ特色があるのでしょうが、あまりヘビーユーザーではないので、そのあたりがよくわかりません。

ですから、いつもは表紙を見て、何となく手に取りやすそうなものを買っていました。

しかし、今回はすぐにニッカンスポーツを手にとりました。

それにはちょっとした親近感があったからです。

私はツイッターをやっているのですが(アカウント@RyoMda)、その中で日刊スポーツのアカウントをフォローしています。

そこから発信されるワールドカップ情報を、電車の待ち時間だったり、ちょっとした移動時間に見て、情報を得ています。

そのおかげでしょう。
売店でスポーツ紙を多く見たときに、ニッカンスポーツに迷わず手が伸びたのです。

これは”そのうち客”をしっかりつないでおくためのヒントになります。

まさに購買のタイミングで、自社のものを選択してもらうには、新聞で言えば紙面の作り方や配置の仕方などの要素がありますが、
そのうち客を掴めば、その購買のタイミングでの勝負はなくなります。

そして、そのうち客を掴む一つの手段は、ハードルの低い、そして相手にとって有用な情報提供にあると思います。

ここで注意すべきことは、いくらハードルが低くても、相手にとってメリットのある情報発信でなければあまり意味がないということです。
どうでもいい情報ばかりの発信であれば、むしろお客様は離れてしまうのでしょう。

会社情報や商品情報なども、既に購買経験のあるある程度の固定客であれば意味がありますが、まだまだ見込みの浅いそのうち客にとっては迷惑極まりないと思います。

いくらハードルを下げても、発信する情報の種類を考えないと効果はないでしょう。


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成功の鍵は、自分自身の中にある

2010-06-14 19:17:04 | その他
私は、コンサルティングのテーマとして”チーム作り”を意識したコンサルティングを行っています。

会社内の組織作りもそうですが、お客様も絡めたチーム作りを行い、業績を伸ばしていこうというのが狙いです。

そのスタイルが出来るまでには、時間がかかりました。

今でこそリーダーという立場に立たせていただいていますが、それまでは自分自身どんな強みを作っていくかと頭を悩ませることが多くありました。

結局、今のスタイルになったのは、過去の自分の人生が大きく影響していると感じています。

サッカーというチームスポーツを経験し、強豪といわれるチームや逆にサークルといったゆるい組織にも所属しました。
その中で「一体化」チームこそが最も強いという自分の中での確固たる経験が今の自分を創っていると思います。

結局、今の自分は過去の自分の上に成り立っているのだと思います。

だとすれば、過去の成功体験をもとに、今の成功体験を作っていくのがベターだと思います。

ただし注意すべきは、”考え方”は成功体験をもとにし、”やり方”は時流にあったものに変えていかなければならないということ。

やり方も過去のままでは、間違いなく失敗します。

これは、会社も同じことだと思います。

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変えられない環境は受け入れる

2010-06-12 09:15:02 | 経営
※昨日のブログタイトルが間違っていました。
×「事務所の居心地を悪くしすぎない」
○「事務所の居心地を良くしすぎない」
です。申しわけありませんでした。

先日ある葬具の卸の会社にお伺いして来ました。
その際に出た話で、その会社が競合の葬儀社との付き合いがあることをなんとも思わない会社と、絶対に嫌がるという会社があると聞きました。

もちろん競合との付き合いがない方がいいかもしれません。
ただ消耗品のようなものの場合、どうしても近場の卸などとのお付き合いが多くなると思います。というか、そうしないと効率も悪くなるでしょう。

私はあまり競合さんに入っているかどうかという点は、実は気にしていません。
情報が流れることを嫌がるのでしょうが、あくまでこちらが話さなければ良いだけの話。

どんなチラシを使っているか、どんなイベントをやっているかということも、ちょっと調査すればわかることなので、あえて隠すほどのものでもないでしょう。

逆に、競合さんがどれだけのことをやっているのかを少しでもわかる方がありがたいです。
単純にそれより上をやればいいだけとなるので。


変えることのできない環境というものがあります。
(卸会社等の取引は、変える事も可能でしょうが・・・)

その変えることのできない環境に不平不満を言う方がいるのですが、それは本当にもったいないことだと思います。

不平不満を言ってみても何も変わりません。

その状況を自社にとってどうプラスに使おうかを考えていくほうが新しいものが生まれますし、そもそもそのように考えなければ、会社は右肩下がりになります。

変えられないものは受け入れる。これが原則です。



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事務所の居心地を悪くしすぎない

2010-06-11 11:29:06 | マネジメント
会社の業績が伸びれば、必然的に人は増えていきます。
人が増えれば既存の事務所が狭くなることが多く、どこかのタイミングで事務所のリフォーム、もしくは移転という話が出てきます。

これまで狭いところで頑張ってもらったから・・・
せっかく移転するのだから・・・
お金もちょっと余裕があるし・・・

そんな想いを持って、社員にとって居心地の良い空間にしようと考えます。
その想いはとても大事です。

しかし、そんな想いとは逆に、事務所の居心地をよくしすぎると業績は悪くなってしまう可能性があります。

それはなぜでしょうか。

葬儀業界において、会社を支えているのはまさに人です。
社員がお客様のところに行き関係を作ったり、積極的にポスティングにいけるような会社は業績が順調であるように感じます。

つまり、業績がいい会社ほど、社員が“行動”しています。

事務所の居心地をよくしてしまうと、この“行動”が少なくなってしまう可能性があります。
行動が少なくなれば、業績は悪くなります。まさに悪循環なのです。

ですから、私は事務所はなるべく居心地が悪いようにすべきたと考えています。
1人に1つの机はもってのほか。事務員さんとフリースペースを作り、そこで書類の作成を行えるようにすれば十分です。

お客様が足を運ぶようなスペースは、居心地の良さを追求することが大事ですが、
事務所に関してはそれをやりすぎることが逆に良くない場合もあるのです。




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