葬祭業コンサルティング日記

船井総合研究所において、葬祭業を専門にコンサルティングを行っている前田亮の気付きやマーケティングに関することを発信

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介護業界のお話

2013-02-28 18:03:56 | その他
今日は介護事業所様向けのセミナーでお話をさせていただきました。

私のチームには、大きく葬儀をやっているメンバーと介護をやっている
メンバーがいます。

そのためまとめ講座として介護のセミナーでお話をさせていただく機会も
多くあるのです。

実は私自身も介護のご支援先がいますので、全く話がわからないというわけ
ではないのです。

介護業界は今、とても参入が活発な状況です。
高齢化というキーワードで良い市場に見えるのでしょう。

中には「よくわからないけど参入」というプレーヤーも数多くいます。

そのため、消費者は介護施設を「選ぶ」必要が出てきます。
良いところと悪いところをしっかりと確かめて、良いところを選択する。

まるで葬儀の事前相談ですね。

というか本当にそのものなのだと思います。


参入プレーヤーが増えれば増えるほど、市場というのは成熟し、そして
お客様は業界のことをよく知ろうとし、知識が増えていきます。

それは良くない経験をする人が増えるからです。
そういう話を聞いて、しっかりと準備をしておこうという人が増えるのは、
自然の流れです。


葬儀業界もいわゆる他業界から見れば、「良い市場」とよく言われます。
業界の皆様はそんなことは微塵も思ってはいないかと思いますが。

介護業界も今はまだ良い部分もあるかもしれませんが、これからは厳しく
なっていく可能性が高いです。

そうなった時に、手遅れにならないように、私たちも精一杯のご支援を
していきたいと思います。

今日のセミナーが、ご参加者にとって良いものになれば幸いです。

本日もありがとうございました。


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 『葬祭業界向け 人材育成バイブル』2010年発行 2011年加筆修正
 『船井流「地縁型葬儀社」の作り方』2013年発行
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事業承継の話

2013-02-27 18:14:11 | 経営
ご支援先にて事業承継の話になりました。

社長が65歳で次世代にバトンタッチをするというお話。
約5年の月日があります。

多くの会社のお手伝いをしてきましたが、やはりどこでも「事業承継」の
問題は出てきます。

良いタイミングで、良い人材が「後継者」としていることはまずありません。

社長は何年後かを見据えた上で「育てる」ということをしなければいけませんし、
その期待に応える方は「育つ」必要があります。

ただ、どうしても突然の承継になってしまうことはよくある話です。

そういった意味では、5年後というメッセージは、特に「育つ側」にとっては
大切なメッセージになります。


バトンを渡される側は、一気に真実味が増した様子、
ある意味プレッシャーも大きくなってくるでしょう。
5年のうちに、どれだけ進めるか。

一番は、どこで「覚悟を決めるか」というポイントに尽きるでしょう。

まだまだやりたいことも多い時期かもしれません。
ただいずれ承継という事実が来ることもわかっています。

無理やりにでも前を向く、そんな意識が感じ取れたことが私には嬉しかったです。

私もできる限りのサポートをしていきたいと思います。


本日もありがとうございました。

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安くするのは強い日本。

2013-02-21 14:49:09 | 経営
新聞なりニュースを見ていると、新しいビジネスはどんどん出来てきますね。
ただ、

○○と○○をコラボして、効率を高める!
××を有効活用して、コストを削減。
新サービス。売りは安さとスピード!

というような記事が多い。

日本という国は、本当に効率を上げるとか、スピードを上げるとか、
精度を上げることに関しては天下一品の国なのだろうと思います。

しかし、新しい市場を作り出したものとは違い、これまでのサービスを効率化、
スピード化し、安くするという業態は、その会社が勝ち残るものの、市場は小
さくなるようにも感じます。

そういう意味では、高く売ることができる会社というのは凄いですよね。

原価が高いという意味でもなく、付加価値が高い商品。
そういう商品をきちんと売れている会社は、どんどん業績を伸ばしているように
感じます。


そんな中、昨日テレビでプロポーズや記念日のサプライズを演出する会社が
取り上げられていました。

なかなか面白い視点だと素直に感心しました。

確かにサプライズが苦手な男性はいたりしますよね。
でもやっぱりサプライズは喜んでもらえることが多いですし、そこに力を貸すと
いうことも付加価値になるのだと。

テレビで取り上げられていたプランは、プロポーズのお手伝いで、料金3万円。
年商が3000万円ほどとのことなので、乱暴な計算にはなりますが、1000組近くが
依頼しているということです。

これは市場を作り出している例であり、まさに付加価値を商品として提供しています。


いわゆるコトの提供。
こういったもので、しっかりと料金を明示するのは実は勇気のいることです。

ですが、ここで料金がいただけるようになると、会社はとても強くなります。
それは提示するには、自分たち自身に自信がないといけないからです。

ご葬儀でも「プランニング料」をきちっといただき、その説明もきちんと
お客様に伝えることができて、ご納得いただけるような会社というのは、やはり
業績を伸ばしていますよね。

本日もありがとうございました。


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活き活き働ける仕事を任せる

2013-02-15 22:27:07 | マネジメント
私のご支援先では、ある一定の規模になる頃から販促企画室を作るようにしています。
そのための専門家を採用することがベターではありますが、多くの場合、それまで
勤めていた社員さんにその役割を任せることからスタートしています。

それは、それぞれの社員さんが主役になろうという考え方から来ています。
誰しも得意技があります。
絵が書くのがうまかったり、POP作り、チラシ作りのセンスがある人はいるものです。

そういう人にお願いしてしまうのです。


本日お伺いした会社でも、そういった異動をして、現在事務員さんが企画室も兼務で
行っています。

そんな事務員さんの素敵な出来事を今日聞きました。


今回、新しい店舗のオープンに向けて完全手書きチラシを作りました。
その担当はもちろんその事務員さん。

出来上がってきたものをみて感動してしまいました。
出来栄えが素晴らしい。

さらに、なんとその方は家にそれを持ち帰って作ってくれたと言います。


もちろん家に仕事を持ち帰ってやることを推進すると言うつもりはありません。
ただ何より嬉しかったのは、その方が自主的に持ち帰って素晴らしいものを完成させて
きたということ。

やらされ感だけではできない行動だと思います。


私も家で仕事をすることは多いです。
というより、ほぼ毎日夜はパソコンを開いて仕事をしています。

でもそれが辛いとは思ったことはありません。
私にとってコンサルティングの仕事は楽しいものなので、喜んでやっています。


この事務員さんも、「喜んで」というかどうかはわかりませんが、少なくとも
いやいやだったらば、できない行動だと思うのです。


そんな仕事をやってくれる従業員さんがいる会社は素敵ですね。

益々皆さんに頑張って欲しいです。


本日もありがとうございました。

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成長論の時代ではない??

2013-02-14 15:52:29 | 経営
船井総研の本社の近くには、大きな書店があるので、私は出社した際は
大体顔を出します。

もちろん新しい本を探すために行くのですが、もうひとつの楽しみ方が
あります。

それはランキングや平積みされている本を見て、世の中の流れを知ること。
どんな本が売れているのかを見ると、それだけで楽しくなります。

最近の傾向を見ていると

「成長」

という言葉は少ないように感じますね。どちらかといえば、

「強い会社になるために!」

のようなメッセージの方が多いような印象です。


「10年後も存続するための・・・」
「もう終わっている会社」
「ビジョン経営」

そんなキーワードが目に入ることが多いし、売れているようです。


日本全体が成熟期というよりもむしろ安定期にあるような現在、
その中で「伸び続ける」ことよりも「充実すること」に考えがシフト
しているのかもしれません。

さらに「成長ありき」は難しい。
会社が一丸となっているところでなければ、そもそも成長はできない
という視点もあるように感じます。

そのために、ビジョンなどという言葉が使われるように感じます。



去年はどちらかといえば「働き方」に関する書籍が目立ちましたから、
やはり本屋に行くと、いろんな世の中の興味が見えますね。



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お客様は何を知りたいのか

2013-02-08 12:16:50 | マーケティング
お付き合い先の入社1年目の方は、既に担当も持てるようになり、
一生懸命で今後も楽しみなメンバーです。

ただ、事前相談などの対応を聞いていると、まだまだヒヤヒヤすることが
あるというのは、社長の話。

例えばこんな質問。

「直葬をやりたいのですが、大体いくら位でできますか?」

と聞かれた場合、どのように答えますか?


「かしこまりました。弊社の場合、直葬ですと○○円で、これにはこれとこれが
入っておりまして・・・」

と聞かれた質問に対して、そのまま金額を答えていないでしょうか。


やはりこの入社1年目の方も、そのような返答をされていたようです。
もちろん、それ自体が悪いというわけではありませんが、例えばどのように
聞けばなおよくなるのか。


「かしこまりました。ちなみになぜ直葬をご希望なのですか、
お聞かせいただいてもよろしいですか?」


社長と話していると、社長はこのように聞きなおしますということ。


要するに、最初に出てきている質問が本音の部分とは限らないということです。

深く話を聞いていけば、実は友人も呼びたいし、読経もしてもらいたいという
話にもなる。

一番大事なことは、費用を伝えることではなく、どんなお葬式をしたいのか
そのイメージを持たせてあげることです。

値段はあくまで最後です。



こういった話は、我々のようなコンサルタントをしている立場でも同じです。
実際にご相談内容をいただいた際に、そのままそれを解決してもまったく問題
解決しない場合はよくあります。

表面上、「評価制度を作りたい」と言っていても、実は問題点は優秀な人が
やめてしまうことであり、その理由は教育であるということ。

最初の「評価制度を作りたい」という言葉に反応して、それだけ作り替えても
一番の問題点は解消されないということです。



ただ、自分を振り返ってみるとそんな質問の裏側を入社1年目、2年目のころには
感じ取ることはできませんでした。


上述した打ち合わせ対応も、入社1年目でパーフェクトに対応できてしまっては
逆に困りますよね。

これからも彼のさらなる成長を期待です。


本日もありがとうございまsた。


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